独立してから2年半ずっと、マイコーチと何を話してきたか
2週間にいちど、話を聴いてもらう時間を取るようにしている。耳を傾けるプロであるコーチに、まるまる60分、あらいざらい話をするのだ。
ふとカレンダーをさかのぼってみたら、2022年の6月からだったので、かれこれ二年半のあいだ、ずっとお願いしていることになる。
気がつけば、とても大切な時間になった。自らが提供者ではない時間というものの、かけがえのなさ。1on1を生業にしてしまったからこそ、自分が安心して話していい時間が本当にありがたい。
コーチングの時間は、ウェブカレンダーの色付けも、他とは変えて、やさしい緑色に設定している。音符ではなく休符。マラソンにおける給水ポイントのような、大切な時間だ。
何を話すのかというと、まずは仕事のこと、プライベートのこと。心にへばりついている悩みや、自分しか気づいていない自分自身のファインプレー。いま何を食べたいかから、この先どう生きていきたいかまで。なんでも話すのだ。
なんでも話してOKだよ、と知らない人から言われて何でも話せるかといえば難しいだろう。しかし、マイコーチとは、出会ってすぐからだいたいの自己開示をできていた。
2021年に、会社員を辞めて独立してから、いろんな人に頼るようになった。税理士、弁護士、弁理士、社労士のみなさんをはじめ、分野に応じてコンサルティングをしていただく方がいる。そして、もっとも頻度たかく時間をとっているのが、この、マイコーチとの時間だ。
だいたいは、平日の午前中に予定をいれるようにしている。前日の夜にコーチからリマインドの連絡が来る。何を話そうかなと、一瞬かんがえはじめるが、そこで考えがまとまることはない。
よっぽど重たい悩みがあるときは、それを持ち込む場合もあるけれど、だいたいはその場でパッと話したくなったことを話すことになる。だから、自分でもどの話題を扱うのか、ぎりぎりまで分かっていない。
Zoomがつながり、挨拶をし、おもむろに話していく。許可取りを丁寧にしてくださるので、僕がノッていたらこのまま進めますかと確認が入るし、うかない顔でテーマが定まらずぼやぼやしていたら。話したいことはあるかと尋ねてくださるので、そこで初めて自分に問いかける。
誰かにさらっと褒めてもらいたいけれど、承認されたいわけではない、そんな絶妙なわがままなリクエストを、ずっと叶え続けていただけている。
明日もセッションがある。自分が何を話し始めるのか、検討もつかない。だけどきっと、60分が経つ頃にはきっと、あああ話してよかったと思えているに違いない。