074 | 個人事業主が会計事務所に依頼する3つのメリット
福岡で商業デザインを本業としながら、Webマガジン『ミッケ!フクオカ』の編集長でもあるおしけんです。note投稿74回目。今回は『個人事業主が会計事務所に依頼する3つのメリット』です。
まず最初に断っておくと、それぞれの業務内容や税・会計に関する知識などによってそれぞれ異なるってことはご了承を。自分の場合は、独立する際に『知識なし』『数字にも弱い』状況だった。それは今も変わらず(笑)
本業の時間を確保できる
とにもかくにもこれが最大のメリット。『自分で理解できるようになるまで学ぼう』という時間や『分からないことを調べる』労力をオールカットできる。これは起業する時から、今現在も恩恵は続いている。それこそ確定申告の時期などは、普段と変わらない仕事のスケジューリングが出来るだけで余裕が生まれるし、間違いも起こらない。自分は独立時に〝クラウド会計〟に強い会計事務所を探していたので、自身での入力管理も短時間で済んでいる。やっぱり、個人で仕事をしていく上で〝時間をどう確保して有効活用するか〟は重要なポイントなので、この点だけでも十分大きなメリットを感じてる。
健全で透明性を持った経営ができる
納税は正しく行わなきゃだし、会計処理に間違いがあってもいけない。やっぱり税金関係を含め、お金の管理は「知らなかった」は通用しないし、どんどん税制も改正されるので、専門家に委ねて間違いないようにしておくことが、安心材料にもなる。何か大きく経費を使う時も、大丈夫かどうか相談出来るし、とにかく助かっていることが多い。
自慢して言うことじゃないが、会計事務所と契約する時から『自分は何もわからないので、全部お任せする』というスタンスは今もずっと変わらない。毎月、面談で丁寧に色々と状況を説明してくれるけど、「よくわからないので、順調か順調じゃないかだけ教えて」と言ってしまってる自分は、少しだけ反省しなきゃいけないかもしれない。
他者の目で襟を正す
自分は月に一度の面談をするプランで契約しているので、『今月はどうだったか』『来月の予定は』など、都度状況の話をしてもらえる。意外と個人で仕事をしていると、リアルなお金の話をする機会ってないので、実はかなりありがたい時間でもある。
個人で仕事をしていると、何かと「これくらいでいいか」的な甘えは誰しも抱いてしまう。かく言う自分も、間違いなくそういう側面があったりする。なので、他者(しかも専門家)の目で毎月の収入・経費を見てもらうことは、ある意味『見られている』感覚がひとつの緊張感を生むことになる。実はこの部分が、表に出てこないけど結構キモだと感じている。
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クラウド会計ベースのプランで契約しているので、月額の顧問料もそんなに高額ではない。それこそ、上記で得られてるメリットを考えたら、毎月十分過ぎるほど元を取ってる。最初はクラウド会計ソフトの使い方を教えてもらうことからスタートしたし(笑)会計処理や計算などの業務に時間をとられてる人や、数字管理の面で不安のある人は、こういう業務のアウトソーシングは一つの選択肢に入れてもいいと思う。