見出し画像

【市会議員への道】議員の方に会ってみた

クリエイターページにも記載しているとおり、2027年4月の統一地方選挙で地元の議員になることを考えています。今回とあることから実際に議員として活動されている方とじっくりお話をする機会をいただきましたので、そのときに話したこと、それを受けて考えたことをまとめました。
(掲載にはお相手いただいた方からも承諾をいただいています)

自己紹介についてはこちら


概要

お会いした目的

ただ何となくお会いするというのも悪くはないのですが、個人的には目的を持ってお会いしました。どういう目的かというと、

  • 将来関わりを持ちたいと思っている会派についての話を聞くため

  • その会派の考えが自身の方向性にあっているかを確かめるため

です。とある会派、支持団体からの支援を受けるというのはどういうことなのか、それによるメリットやデメリットについても、あまり堅苦しくない形でお伺いできればと思い、ファミレスでお話をさせていただきました。当然割り勘です。

お会いした方はどんな方?

私がお会いした方は、当初御自身が議員になるという事は全くと言っていいほど考えていなかったとのこと。ですが御自身の身内の方が重度の障がい者となり、障がいのある方が少しでも暮らしやすくなるような取組を続けていらっしゃるという方でした。

また、ご出身は別の市町村という、いわゆる「移住者」ということもあり、地域の活動に関わる機会が少なかったそうです。「よそ者」的な扱いをされた御経験もお持ちでした。地方で古くからある町ではよく聞く話ですが、そういう環境の中で政治団体の支援を受ける等して、これまで通算4期(16年)議員をしてこられている方です。

そんな方とのお話を通して、議員の仕事はどういうものか、組織がバックについていることのメリット・デメリットをお聞きするとともに、今後議員をめざす私へのアドバイスもいただきました。以下、簡単にまとめてみました。

お話しいただいたこと

①議員の仕事とは?

後から考えてちょっと意地悪な質問だったと反省しているのですが、私から「議員の仕事っていわば御用聞きみたいなところはないですか?」と聞いてみました。公務員をしているとごくまれに議員の先生から問合せの電話をいただくことがあります。別に議員の先生に頼んだところで保育所に入りやすくなることもありませんし、市営住宅に当選するわけでもありません。でも議員として、そういう支持者の要求に丁寧に対応しなければならないということについてどう思っているのかお聞きしてみたかったので聞いてみました。

これに対しては具体例を挙げながら、例えば車いすに乗っている方がバスの乗り降りをする際、道路の策や迷惑駐車が原因で困っている等、まちを歩けば解決しなければならない課題が無数にあるというようなお答えをいただきました。「御用聞き」という言葉を非常にポジティブに捉えていて、素晴らしいことであるというお考えでした。素敵なお考えですね!

確かに「少子高齢化が」とか「経済が」といったことに取り組むことも大切ですが、私たちが実際に生活している空間が暮らしやすいものになっているのか、健常者であるがゆえに気づけていないことはないのか、そういった細かい課題の解決をしっかり積み上げていくことも大切な仕事なんだなと再認識しました。

また、「自分がやりたいと思っていたことがどれくらい実現できているか」という問いについても(これもちょっと意地悪な質問ですね、スミマセン!)、どれくらいという部分を数値で表現することは難しいが、これまでの取組や実現できたことには非常に意義を感じていらっしゃる様子でした。実際に思いが実現できた喜びは、数値では表せませんよね。

②組織がバックについていることについて

「選挙は一人では勝てない」

今回非常に響いた言葉でした。支援といっても様々な形がありますが、選挙に臨む際にどのような組織体制で向かっていけばいいのかといったことについての知識や経験が豊富なのは間違いなく、スムーズに選挙戦を戦えるというメリットはものすごく大きいだろうなと感じました。

とはいえ一方で自身も他の候補者の応援に入らなければならず、そこは日常業務である議員としての活動とのバランスや日程調整が求められるところなので、地域の課題に100%の時間を注ぐことができないという点はデメリットかもしれません。

③議員をめざす私へのアドバイス

また、いくら組織からの支援がある程度期待できるからといっても、統一地方選は全国で一斉に行われる選挙であるため、事務方として動いてくださる方を確保できる保証はないため、早いうちに人を確保しておく必要があるとおっしゃっていました。選挙が終わったら次の選挙に向けて動き始めるというのは大げさな表現ではなさそうです。

また、自己紹介の記事でも書いたのですが、私は祖父を事故で亡くしています。このことについて「それは家族を突然失った人の気持ちに寄り添うことができる」という評価をいただきました。これは今まで全く気づいていないことでしたので、こうやって人との会話の中でジブンというものを発見していくことができるのだなと大きな気づきをいただきました。

それとなんといっても家族や周りの理解が必要であるということをおっしゃっていました。確かに私の家族や両親も半信半疑なところがあるので、これからははっきりと自身が進みたい方向を発信していこうと思い、タイトルにも「【市会議員への道】」と入れさせていただきました。

結果的に会派についての話の手前のところで終わってしまいました。今後もいろんな方にお会いしていくことになると思いますが、その際の記録を「市会議員への道」としてnoteに貯めていこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?