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公務員のマーケティング戦略②:セグメンテーションとターゲット編
「福祉増進と職員負担軽減との両立をめざす」というテーマで発信している、みきやと申します。関西在住の地方公務員で、2027年4月の統一地方選で地元の市会議員になり、地場産業を取り戻すことをめざしています。
「ドリルを売るには穴を売れ」での学びを自分の仕事に当てはめるシリーズの2回目です。前回はベネフィット編でした。公務員、しかも福祉部門で働く職員という性質上、機能的ベネフィットかつ生存欲求を満たす商品提供になりがちな状況から、ジブンの価値をどう高めればいいかを考えてみました。
note界隈はマーケティングに反応される方が多いのか、今まであまりお見かけしなかった方々からのスキをいただいたり、もんさんという方から初コメントをいただきました。ありがとうございます。
今回はセグメンテーションとターゲット編です。前半は同書に書かれている内容について自分なりにかみ砕いて解説し、後半は公務員であるジブンに当てはめて考えています。
セグメンテーションとターゲット
セグメンテーションとは
セグメンテーションとは、顧客を分けることをいいます。単に「顧客」といっても漠然としているので、色んな要素を踏まえて分類することが必要です。
例えば年齢と性別での分類が分かりやすいところです。20代男性とか、40代女性とか。この分け方のメリットは、重複しない点にあります。20代男性でありながら40代女性というお客さんはありえませんからね。
またこの分け方には、おおよそ行動に共通する部分もあるというメリットがあります。10代であれば流行に敏感とか、60代であれば仕事で忙しい人も少ないとか。
ターゲットと注意点
こんな感じで年齢や性別のような人口統計的なセグメンテーションと、ライフスタイルによるセグメンテーションとを組み合わせることで、自分たちが取り扱っている商品を誰に買ってもらいたいのかが明確になってくるということになります。狙いを絞るということですね。
ただし狙いを絞る際には注意点が3つあります。
市場規模が大きいこと
競合の激しさ
価値の必要度の高さ
お客さんが少なすぎてもだめだし、競合がありすぎて勝ち残れない世界は避けたほうがいい。これらに加えて求めているベネフィットがどれだけ必要とされているかも重要ということになります。
公務員である自分に当てはめてみた
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