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ある日突然難病に。ご機嫌女子の原点。
初めまして。
ご機嫌女子みきてぃーこと逢沢みきです。
10万人に1人の発症率と言われるインスリンが出なくなる難病
「1型糖尿病」を8歳で発症し、20年以上毎日インスリン注射を自分で打っています。
普段は主にインスタグラムでキラキラご機嫌な私(笑)を
発信していますが、これからはもっと深くリアルなことをお伝えしたくてnoteを始めることにしました。
8歳からずっと病気なのに
8歳からずっとご機嫌な人もなかなかいないと思うので(笑)
学校、仕事、恋愛、結婚…。
人生のほぼ全てを病気と共に経験し培った
私のマインドが少しでも皆さんの
”ご機嫌な1日”に繋がれば嬉しいです。
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私の膵臓は8年しかもたなかった
私は病気になるまでの8年間、本当に幸せなごく普通の家庭で育ちました。
0歳から保育園に通っていた私はいわゆる
保育園での1軍女子笑
お遊戯会では必ず主演。
先生からも頼りにされ新しい園児が入ってくると
「みきちゃんに聞いてね」と言われ
バレエの発表会でも目立つ役をちゃっかりゲット。
小学校でもその頃は学年に1、2人しかいなかったピンクのランドセルで堂々と登校。
苦しみなんて一切ない、毎日ただ楽しく”明るく元気な女の子”をしていた8年間。
でもそんな私の当たり前と思っていた”普通の毎日”はある日突然終わりました。
ある日突然難病に
小学2年生の秋頃から急激に体力が落ち、
成長期にも関わらず体重激減。
真冬なのにひたすら喉が渇き、大きい水筒2本持って登校。
30分おきにトイレに行き、大好きだったバレエも休む明らかに異常な状態。
母に連れられ近所の病院に行った時には
「ここじゃ対処できないからすぐ専門の大学病院に行ってください」と言われ
その2日後、紹介された大学病院で即入院。
大泣きする私に容赦無く点滴を刺され、母も入れない隔離室に入れられる。
一瞬の出来事でした。
比喩ではなく、本当にたった1日で人生が変わった。
「病院から帰ったら食べようね」と楽しみにしていた甘い桃の缶詰をなぜか鮮明に覚えてて。
桃を見ると今でもあの日を思い出します。
2回目の人生スタート
あの日を境に、2回目の人生が始まったと言っても過言ではないです。
私の健康な身体は8年間しかもたなかったけど、本当に幸せだった。
でも、あの頃何も考えず食べて元気に過ごしていた”普通の毎日”を正直今ではあまり思い出せません。
今は病気と向き合いながら食べてインスリン注射を打つ日々が私の”普通の毎日”だから。
でも、決して誤解してほしくないことは
私は今もとても幸せです。
健康体だった8年間ももちろん楽しかったですが、
病気になってからの20年もずっと楽しい。
これに一切の嘘はありません。
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ご機嫌女子の原点
正直、病気じゃなかったらどんな人生だったのかなと思うことはあります。
でも、今以上に楽しい人生だったのかはかなり怪しい(笑)
私は病気になったからこそ、
ここまで自由に、ご機嫌に過ごせているのかもと思ってます。
もし病気じゃなかったら、めちゃくちゃ頭硬く世間体やらを気にして
普通に生きにくい人生だった可能性が高い。
でも、幼い頃からある意味普通ではない人生が始まったからこそ、
今私らしくご機嫌に生きていけてるのかもと。
そんな私のちょっと変わったマインドが
1人でも多くの人のご機嫌な人生に繋がれば
これほど嬉しいことはないです。
ご機嫌女子 逢沢みき
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