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#2 みらい
「未来」に、あなたは何を期待しますか?
昔は、”未来”が好きではなかった。
何故ならば、
「未〈いま〉だ」「来ず」 🟰 未完のもの、不完全なもの
だと思ったからだ。
まるで、欠陥品のように、不完全で生まれてきたもののようだからだ。
「この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足がみちとなり、
その一足が道となる。 迷わず行けよ、
行けばわかるさ。」
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Photo by Mikity (The copyright of this content belongs to Mikity - the writer)
この詩は、個人的には、中学生の時に仲の良かった友人から色紙に書いて贈られたもの。
とても気に入って、大事に飾ってありました。
調べると、プロレスラーの故ジャイアント馬場氏の座右の銘とか、清沢哲夫氏(のちの暁烏哲夫氏)の詩「道」が該当するようですね。(※1)
とても素敵な詩です。
不完全で先が見えなくても、怖くて震えていても、
その一歩を思い切って、頑張って、踏み出せば、
必ず、その未知への一歩が道となり、その後ろには確かな道筋ができるもの。
力強く、心の糧となる詩です。
「何もしなければ、何も始まらない」
一方で、これは、
沢山ある私のモットーのうちのひとつですが、
下記の名言から、引用させていただいています。
「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を
成らぬと捨てる 人のはかなさ」
当時は前半部分のみでしたが、小学校の時の好きな男子から教えてもらった心強い、背中を押してくれる言葉、
後半部分は、正直無知で知らなかったのですが、
武田信玄氏の名言だそうですね。
「意味のないことなんて無い」
そして、それらを踏まえて、
私の重要なモットーの内のひとつです。
もちろん成果は大事だけども、それにも勝らずとも劣らず、過程も大事だ。結果よりも、その過程で学ぶことが多いから。
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but turns out to look like a real delicious “Chikuwa”
勘でこれ!って最初に選べることも多いけど、本当にそれでいいのか検証・実証したいし、
自分で見て感じなければ、正直信じられない、心弱い人間だ。
だから、何度も何度も頭の中でシミュレーションして、上手くいかない場合を想定する。
考え得る最悪を想定していれば、実際に悪い方向に陥った時に、まだダメージは抑えられるから。
でも、この方法って、建設的では無い気がして、
ある時(社会人になってから)やめよう!と思って、直感に頼るように心掛けてみた。
すると、それでは何の建て付けもなくて心許なすぎて、結局は、考えて考えあぐねることをやめられなかった。
一見、意味のない同じことの繰り返しのシミュレーションだけど、そこには、確かに意味はあるのだ。(少なくとも、わたしにとっては)
そこからだろうか?
“未来”を好きになったのは。
「未〈ま〉だ」「来ていない」🟰
「これから、いくらでも自由に変えて行ける」
「未来は、変えられる」
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そう思うと… 世界は美しい…
(現金なヤツだw)
「未来」に、あなたは何を期待しますか?
「期待は、あらゆる苦悩のもと」
by シェークスピア
流石である。付け足す言葉が見当たらない。
でも、期待せざるも得ない。
「人間だけが、自分たちが生まれた前に起こったことを知り、自分たちが死んでから起こるであろうことを予測することによって、自分の行動を決めてゆく。
すなわち、人間のみが、自分が立っている地点のみならず、その前後に光を当てることによって、
自らの進む道を見つけてゆく。」
by ノーベル賞科学者 ピーター•メダワー
『生命科学』より
わたしも、そうでありたい。
「未来」に、あなたは何を期待しますか?
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因みに、、、
両親に名前の由来を聞いたら、
漢字の意味から考えたのではなく、
音の響きから考えた、当て字、だそうだ。
びっくり!である。
Best wishes ;D
Sincerely,
Mikity
※見出し画像の写真: a photo taken at Umanose-Doumon三浦半島 城ヶ島 馬の背洞門付近にて in Kanagawa, Japan. by Mikity
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