昨日は赤坂ビーフラットでジョナサン カッツの”Tokyo BigBand” 4日ほど前にジョナサンから久しぶりに電話があった。「来週の月曜日、出来る?」レギュラーメンバーが体調不良で出来そうにないとのこと。 僕はフルートやクラリネット、ソプラノサックスでさえやっていないので基本的にビッグバンドには呼ばれない。 自分のフロントページ オーケストラや小曽根真さんのノーネーム ホーシズはある意味、特殊な例外と言っていいだろう。 ダブリング(フルートなどの持ち替え)ができないのはもう
久しぶりに海外での仕事が決まり、あっ、と思いパスポートを見るとすでに期限切れ。しかも4年前に。 でもその間にマイナンバーとかあって確定申告とかもオンラインでできるようになったので、パスポートも申請はオンラインでできるのかなと検索。確かに候補には期限切れパスポートの更新方法がでてくる。 で政府のサイト「マイナポータル」に行ってみると期限の残っているパスポートの更新(切替申請と呼ぶらしい)はオンラインで可能。新規および期限の切れたものは「地域によって可能」とある。 試しに申請を
いわゆるジャズ理論(それが「理論」と呼ばれるだけの科学的整合性を持っているかはさておき)の中にAvailable Note Scaleと呼ばれるものがあり、それにについて聞かれることがよくあります。 概ね、 「コードとスケールは一対一で対応しているのか?」 「それ以外のスケールは使えないのか?」 「スケールから外れた音はどうするのか?」 「そもそもこの考え方自体がおかしいのではないのか?」 などアドリブの方法論の見地からのものが多いようですが僕の知る限り、これはもともとアドリ
サイゼリヤに行ったことある人なら知っているメニューの横にある間違い探しのクイズ。左右の絵で間違いが10個ある。 これがなかなか難しくて注文をして食事が運ばれるまでに見つけようとするのだけど、10個全部見つけられたことは一度もない。大抵8個くらいまでは割と簡単に見つかるのだけど、あと2つ、なんとか頑張っても最後の1つがどうしても見つからない。そのうち料理が運ばれてきてしまう。 サイゼリアはいつも家族で行くのでうちの場合は3人。たまに義母も一緒で4人。 面白いのは皆がそれぞれ最
レッスンをしていて、ジャズの演奏と車の運転はよく似ているなと思う。 と言っても僕は自動車の運転が苦手。はっきり言ってヘタ。そしてそのヘタな部分が楽器の演奏にも出ていると自覚している。謙遜ではなく。 実際、楽器が上手い人は車の運転も上手い印象。たまにそういう人の横に乗せてもらうと、まぁこれが同じ人間なのかと思うこともある。これも音楽と同様。と言っても今まで事故を起こしたことはない。自覚している分、かなり慎重に運転しているのもしれない。 レッスンに来る生徒たちはそういう意味では楽
例えば難しいコードチェンジの曲があったとして、それをどう演奏するか?あるいはそのためにどう攻略するか。これはプロアマを問わず、多くのサックスプレーヤーが頭を悩ませ、日々取り組んでいるトピックの一つだろう。 コードを分析し、それに適合するスケールを先ず割り出す。それを自在に操れるようにそのスケール上に各種のインターバルで作ったパターンを練習する。いわゆる基礎練習、これを気が遠くなるくらいの時間をかける。 しかし今度はそのスケールを移り行くコードチェンジに沿ってうまく連結できな
随分昔に白洲正子さんがご自身のエッセイで「ファッションブックから抜け出したような男女は、田舎者にかぎる」と書いていて、今でいうところの炎上のようになったことがある。確かに随分な言い草だと思うのだが、続けて「田舎に住んで、まともな生活をしている人々を田舎者とはいわない。都会の中で恥も外聞もなく振舞う人種を、イナカモンと呼ぶのである」と。 「田舎者」と言えば、それは「都会へのコンプレックス」というようなネガティヴな意味合いを持つ。立ち振舞いが洗練されていないのみならず、舐められ
一番好きな食べ物は何か? これは結構難しいけど、一番世話になった食品はお米をのぞけばおそらく卵と納豆だろう。でもアメリカにいた時期は納豆はなかったので、やはり一番は卵。 「完全食品」であり「物価の優等生」と言われる卵。白玉と赤玉があり、聞くところによると中身は変わらないそうだけど、どういうわけか赤玉の方が高級感があるような気がしてしまう。そしてやはり一般的な白玉は安価で手に入りやすい。 「〜曜日はゆで卵サービス」という飲食店もあれば、例えば韓国ではテーブル脇に卓上コンロと卵
家の近所に旧玉川上水の緑道がある。 桜の季節は結構な賑わいになり、僕もよく犬の散歩をする。 今年の春頃にその緑道の木を伐採するという話を初めて聞いてちょっとした住民運動というか、新聞にも載るような騒動になった。 どうやら渋谷区は民間を誘致して緑道を公園として商業利用しようとしているのではないか、樹木伐採はそのためという話が近隣住民の間を駆け巡る。 それに関係して町内会の方、区議の方と打ち合わせをして渋谷区の長谷部区長との面会に参加することになった。 当然、タイミング的に長谷
遊戯倶楽部という倶楽部が東京の某所にある。古今東西の色々な遊戯の愛好家が集まっている倶楽部である。この倶楽部の面白いのは、狭い部屋に一つの蝋燭の灯りだけで遊戯をすることだ。そしてその回の遊戯の内容によっては賭けをするという。 元々この倶楽部は佐々木という遊戯愛好家の金持ちが始めたものであった。だが佐々木は遊戯倶楽部を始めてから十年ほど経った頃、友人で倶楽部会員の滝沢という男に倶楽部についての全ての権限を託すと人々の前から姿を消してしまったという。 この倶楽部について聞い
代々木のルーツ音楽院で教えていた頃よく入ったのがとんかつチェーン店の「かつや」 メニューを見て毎度悩んでしまう。 そう、小学校の算数でやったアレ。 「リンゴとミカンは合計〜個あります。リンゴ1個の値段はミカンより〜円高く、全部で〜円です。それぞれの値段はいくらでしょうか?」 「かつや」のメニューはなかなかこの手の謎に満ちていて未だ納得いく解答に辿り着いていない。 セット定食のメニューによれば、 80gロースカツはメンチカツより130円高く、海老フライ2本はメンチカツより
いや、無理に信じてくれなくてもいいのだ。 どだい、信じろと言う方が無理な話なのかも知れない。 しかしこれは本当にあった事なのだ。 それは冬の寒い夜の出来事だった。 僕は仕事から帰ってきたところだった。 疲れていた。 しかしポケットに手を突っ込み事態を把握するまで時間はかからなかった。 そして落胆した。 「やれやれ、またやってしまったか」 店に部屋の鍵を忘れてきたのだ。 しばらくぼーっとその場に立ちすくしてはみたものの為す術が無いのは分かり切っていた。 電車はもうない。やっ
万事休すとはこの事だ。 思ったより早く着いたのは良かった。セッティングをしたらお茶でも飲んでゆっくりしようと思っていた。 しかし車のトランクを開けて一瞬状況が分からなくなってしまった。 タキシードを入れたガーメントケースは有る。しかし、楽器が見当たらない。 「多分後部座席だろう…」 しかしやはりそこにも無い。 血の気が引いて行くのが、まるで他人事のようによくわかった。 ここは茨城県の牛久で結婚式の仕事。編成はピアノとデュオ。 万事休すだ。 その日は朝早かった。 渋滞を避ける
今はそれほどでもないけど、一時はよくFacebookに長めの文章を投稿していた。 僕にとってFacebookは広い意味での広告媒体。何時いつ何処どこでライブをやります、新しい何々が出ました、的な。 僕のやっているジャズという音楽はかなり狭く、しかし長期に亘って確実に、そして熱心なファンを擁している。一般的に年齢層は高め。 Facebookもユーザーの年齢層は高めで、相互フォローを基本とした「興味のある者同士」のSNS。 なのでジャズミュージシャンにとってお金を掛けない告知媒
昔住んでいた所から最も近い山手線の駅は目白だった。自転車で15分程度。 その日は確か鹿児島日帰りという強行スケジュールで羽田空港に向かっていた。当時はまだ現在の場所より随分手前にあった頃で浜松町からモノレールに乗って行く。 支度に手間取って家を出るのが少し遅くなってしまった。急がねば。 目白は山手線で浜松町のちょうど反対側なので新宿回りでも池袋回りでもほとんど同じ。 当時はまだSuicaやPASMOなどというものはなく現金で切符を買うのだが、その頃は山手線回数券というのがあ
最近「発達障害」という言葉をよく目にする。ADHDやASD、一般には知能に問題のない、コミュニケーション能力の欠如、衝動性、注意欠陥などをさす。 発現率は20人に1人程度と言われ、大体クラスに1〜2人いることになる、と言えば思い当たる人も多いだろう。 これは発現率としてはかなり高く、そのため「障害」というネガティブな呼称を使わず「非定型発達特性」と呼ばれる傾向にあるようだ。 その意図の有無はさておき、アニメの主人公などはこのタイプが多い。 サザエさん、ドラえもん、のび太、映