はじまりを見つけたので、終わりを見つけた。
予期せぬ形で突然物語は終わる。さいきんはそんな出来事があった。
同年代に比べると自分は比較的、想定の範疇が広いように思う。だからこそ、予期しない謎の事象に出会うと、しんどくもあり、ああ、まだまだ分析や諦観が足りていなかったと嬉しくなる。いや、まあ、あくまで辛いが先行するけれど。
それを踏まえて、悔しいけれど、力不足であるならそれを真摯に受け止め、向上するための努力をするしかないな、と思う。いまの現状を受け止め、できることを着実にひたむきに取り組む。それしかいまの自分にできることはないんだろうなあと思う。
人に左右されずに、ただ俺の道をゆく。強い心を持って、小さくも日々を積み重ねる。いまはそういうフェーズなのかな。抽象度をあげて文字にすると、当然の綺麗事の羅列のように見えるけれど、この1ヶ月身を持って持って体験した事象だからこそ、記録として残しておきたい気持ちになった。
若いからこそ、できない自分を認めて、進むしかない。人や環境を言い訳にしない。その絶望の積み重ねて、やっと希望が見えてくるんだろうな。だからもっと絶望できますように。それが絶望だと思えないほどに、強くなれますように。弱くても、まっすぐ歩けますように。
というわけで、ある種、事象の終わりに立ちあったので、新しい「はじまり」を探すことにしてみた。というか新しい「はじまり」を見つけたので、事象の終わりの立ちあう勇気ができたというのが正しいかもしれない。