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ウェブエリス・カップ とは
(以前のブログから移設、加筆修正をしました)
ラグビーワールドカップ2019日本大会では、南アフリカチーム(スプリングボクス)が優勝!表彰式などで優勝杯を見た方もいらっしゃるかと思います。
🇿🇦 This one is for you, South Africa#StrongerTogether #RWC2019Champions pic.twitter.com/BVFC1LkF1p
— Springboks (@Springboks) November 2, 2019
この優勝杯は通称
エリスカップ(elis cup)
ウェブエリス・カップ(Webb Elis Cup)
と呼ばれています。
なぜ「ウェブエリス・カップ」と呼ばれるのか?「エリス」って誰?
それはラグビーの起源となる伝説と大きく関わっています。
ラグビーはイングランドにあるパブリックスクール(名門私立学校)であるラグビー校で生まれました。
1823年、ラグビー校でフットボールの試合中、ウィリアム・ウェッブ・エリスがボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出した。
という証言があります。
このフットボールは、現在フットボールと呼ばれるサッカーではなく、その前身にあたり、サッカーとラグビーの両方の起源となったスポーツ。このフットボールには、地域や学校で独自のるーるがありました。当時のラグビー校のフットボールでは「手を使うこと」自体はルールと許されていました。エリス少年がルールをやぶったとされるのは、ボールを「手で持って走った」ことです。
この「ボールを持って走る(ランニングイン)」がラグビーの原型とされました。
ほんとうにエリス少年だったのか?このプレーは本当にあったのか?
定かではありませんが、この伝説的な証言により、エリス少年はラグビー発祥のキーマンとされ、尊敬の念を込めてワールドカップ優勝杯を「エリスカップ」と呼んでいます。
(ラグビー校に建てられた ウェブ・エリス少年の銅像)
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