経験することで学ぶ

最近読んだ本の中で「大人とは先が見える人」と定義付けているのを見た。
確かに。僕は今は子育て真っ最中なのだが、多くの場面で幼い我が子の行動を危険を先読みして「危ない」という言葉と共に制限をかけている。
危険を回避するために良かれと思っての行動なのだが裏を返すと、この抑制は「子供の経験機会を奪っている」事になる。

人間は経験することによって学んでいく。

あらゆることの基準は自らの経験をもって作られるという事であり、言い換えると人生の『補助線』をたくさん引いていく作業を経験と呼ぶ。
こうなってくると、経験こそが価値あるものに思えてくる。

『読書』だったり『検索』により小手先の知識を増やすことは出来るのだが、小手先の知識ってイメージ的には横(左右)の補助線を引いてる感じで、『経験』が前方の補助線を引かせてくれる感じ。

自分では先を見ているつもりでも、実際は周りを見ているだけの人もいる。
そんな勘違いはしたくないなぁと思う。

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