大衆芸能とエンタメ
石川県で行われてる参議院補選選挙、NHK党の政見放送を拝見しました。
https://www.youtube.com/watch?v=pQ3_I4pCGCM
ギャグ仕立てに作られており、なんだかノスタルジーを感じさせられるものでした。
ノスタルジーとは過去を思い出し、懐かしむ気持ち。
ノスタルジーといえば、
大衆芸能やエンタメって過ぎ去りし過去をノスタルジックに持ち上げる傾向にあります。
例えばアニメ。
鬼滅の刃だったり東京リベンジャーズって現代の話ではなく、過去の出来事をノスタルジックに描いております。
ドラえもんにしてもそう、ドラえもんはアニメ放送の開始が1979年でした。
ドラえもんに出てくる土管が積み重なって置いてある広場、実は1979年時点ではそんな光景がなくなっていたのです。
土管が広場に置かれていたのは、1950-1960年代(昭和30-40年代)、日本の高度経済成長期です。
工業地帯や住宅地が増えてきて、それに伴い水道や下水を引くためのパイプとして土管が利用されたのです。
この頃はまだ空地も多く存在し、そこを一時保管先として土管が置かれ、それが子供たちの遊び道具となっていたのです。
ドラえもんとは、そんな過ぎ去りし過去をノスタルジックに感じられるアニメだったのです。
最近ではキングコング西野亮廣さんが、エンタメ界を席巻しております。
西野さんのエンタメも、バッシングされ続けていた西野さんの過去をプペルというキャラクターにのせてノスタルジックに持ち上げているのです。
ですが、むやみやたらにノスタルジックに持ち上げれば良いという訳ではありません。
現代の技術・テクノロジーに合わせてノスタルジーを演出することが重要なのです。
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