NFTを使った稼ぎ方
本日はNFTを使っての稼ぎ方について
皆さんはNFTを売買したことがありますか?
ビジネス(商売)を行う上でモノの売買は欠かせません。
売買とはモノやサービスに対する等価交換です。
実際に目の前に存在して触ることが出来るモノ、味わうことが出来るモノの等価交換だとイメージしやすい。
ですが触れることのできないデジタルデータだとイメージし辛いですね。
NFTの場合はこれに加えて暗号資産(仮想通貨)も絡んでくる。
現在日本でNFTを売買したことがあるよという人の数は
『1万人から2万人程』
日本の人口が1億2千万人程ですので、0.0001%しかNFTの売買経験がないのです。
つまりは1万人に1人だけ!めちゃくちゃ希少な存在です。
現在NFTを触ってる人たちが「イノベーター」だったり「アーリーアダプター」と言われているのも納得です。
「イノベーター/アーリーアダプター」そう言われるのも良いのですが、市場が大きくならない限りNFTだけで食べていくのは難しい。
NFTを生業としたいならマーケットの拡大が至上命題。
という訳で NFTの普及 について考えてみます。
NFTがわからない人たちにNFTを説明する場合、皆さんだったらどう説明しますか?
NFTとは Non Fungible Token の略で日本語では 非代替性トークン と言われます・・・
と言われたところで分かりづらいですよね。
NFTをもっとわかりやすく言うとしたら
『価値の付いたデジタルデータ』
なんていかがでしょうか?
これで「どゆこと?もっと詳しく教えて」と反応されたら深堀っていく、そうでなければまた今度。
これくらいライトな感じで良いのではないでしょうか。
もし「もっと詳しく教えてよ」と反応を返されたら、相手は能動的になっているということ。
人って能動的になってる状態こそ身に付きやすい状態。
そもそも誰でも右クリックでコピーできるデジタルデータになぜ価値が付いてるのか?
ここで『ブロックチェーン』の出番です。
ブロックチェーン技術とは『デジタルデータの"取引証明"をみんなでするんだよ』という技術。
ある特定の国や組織、誰かがするのではありません。
たとえば
右クリックでコピーし放題のデジタルデータって、どれがオリジナルかがわからない。
コピーした人たちは皆がみんな同じデータを所有しているので、ある人が「自分のデータこそがオリジナルです」と主張したところでその事を証明できない。
そんな時のブロックチェーン。
ブロックチェーン技術を利用することにより「これがオリジナルデータですよ」とみんなで証明しながら世に出すことが出来るのです。
これにより『唯一性』が保たれる。
更にブロックチェーン上の情報は誰でも・いつでも・簡単に確認することが出来ます。
つまりは『透明性』がある状態だと言うこと。
そしてみんなで分散的に情報を証明しているため、不正や改ざんを企てようともほぼ無理ゲー。
不正や改ざんするためには、みんなで分散的に証明しているデータの塗り替えを同時多発的に行わなければならない。
ハードルが高すぎます。
という訳でブロックチェーン上にあるデジタルデータは『正確性』を備えています。
加えてブロックチェーンは実体するモノでないため腐らない。
『持続性』があるということ。
これら4つがあるとデジタル空間にお金のようなモノも作れちゃう。
この発想から生まれたものがビットコインやイーサなどの暗号資産なのです。
モノの価値とは
話はさかのぼりモノの価値について。
モノの価値って需要と供給のバランスで決まるのです。
需要に対して供給量が少ない場合、価値が上がる
反対に需要に対して供給量が多過ぎちゃうと価値は下がる
web2までのデジタルデータとは、オリジナルの証明がされていない、その上いつでも誰でも簡単にデータのコピーが出来たデータ。
言い換えると、簡単にゲットできちゃう『供給過多』のデータでした。
需要に対して供給量が多すぎる、これでは価値が付きません。
そこで、ブロックチェーンの特性を利用してデータの『在庫』を証明し、供給量の調整を行う。
更には正確さとオリジナルの証明も出来るようになった。
そしてNFTに価値が付いたとさ。
そんなNFTですが、最初に誰もが疑問に思う事。
そもそもNFTって何に使うの?
現在は大きく分けて4つの使い道があります。
1のPFPとしての利用とは、ブランドのようなイメージ。
SNSのアイコンに使うことで、他者にこのNFTコレクションが好きな人なんだというメッセージ性をこめられます。
ブランドのように次々と新作商品を生み続けなければならないという難点かも。
2のパスポートとしての利用は、特定のNFTを持つ事により加入できるコミュニティを作る。
オンラインサロンやファンクラブ的な使い方です。
期限を設けることによりサブスク的な資金調達も可能。
3のIPやキャラクター創生の利用は、NFT発のIPやキャラを生み出し映画やグッズ販売へと展開していく。
爆発力やポテンシャルが大きい。
4の資金集めの利用とは、新しいクラファンとしての利用。
一度きりの資金集めに有効で、他のクラファンと違いプラットフォームの垣根を超えることができ、支援歴をチェーンに刻むことが出来る。
次世代のクラウドファンディングって感じ。
NFTで稼ぐことを目的とするなら、2のパスポートや3のIPやキャラの創生だと持続性があって良さそう。
目的によっての手段ですので、どれが正解というのはありません。
選択肢の一つですね。
という訳で本日はNFTを使った稼ぎ方について書き殴りました。
このテーマでブログを書こうと思ったキッカケはX2EDAOのブログコンテスト。
良いキッカケを与えてくれたこの企画。
過去にもX2EDAOのブログコンテストに参加させて頂きましたのでリンクを張り付けておきます。
よろしければ過去記事も読んで頂けると嬉しいです。
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