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H&Mのコラボ20周年再販と、ランバン&アルベール・エルバスとのご縁

先週、いつものようにXを眺めていたら、スウェーデン発の言わずと知れた大手ファッションメーカー「H&M」 が2004年のカール・ラガーフェルド(Karl Lagarfeld)とのコラボを皮切りに始まった、ゲストデザイナーとのコラボレーション20周年を記念して、過去アイテムを限定再リリースすることが判明した。


このH&Mコラボレーションにはたくさんの思い出がある。

そのひとつである、2008年のコムデギャルソン(Comme de Garçons)のコラボの時は、発売日がたまたま仕事がお休みだったので(当時はランバンに勤めていた)、行列に並ぶのが大嫌いな私でも、朝から気合い入れて当時パリのプランタン百貨店とギャルリー・ラファイエットの間にあった店舗に並んだ記憶がある。


また、ランバン在籍中の2010年秋には、「Lanvin for H&M」の発売に先駆けて、オートクチュールショーがNYの五番街で開催されて、その準備でアルベールとデザインチームの同僚たちと一緒に飛行機に乗ってニューヨークに行ったことを思い出す。

こちらが2010年11月18日ニューヨークの五番街にあるピエール ホテル(The Pierre Hotel)で開催された「ランバン フォー H&M(Lanvin for H&M)」のオートクチュール・ファッションショーの様子、上の動画は画像が粗いけどオリジナルのBGMのまま。

こちらは編集されているが、画質は良い動画。


当時、NYでもランバンのコラボ商品をたくさん購入したが、今回の再販でどんな商品が出されるのかめちゃくちゃ興味があった。

全世界で再販されるが、パリは24日だか26日だとか聞いていて、もう間に合わないと思ったけど、ネットで調べたらなんとネットで買えることが判明した。

ほとんどがSOLD OUTになっていたが、まだ、このランバンのドレスが残っていたので購入した。

今、完全にコムデギャルソンのアウトフィットに振り切っているのだが、このドレスだったら他のコムデギャルソンときっと合わせやすいだろう。当時このドレスは買っていなかったし。


天国のアルベールとは… 一体…?

アルベール・エルバスは2001年にランバン(LANVIN)のアーティスティック・ディレクターに就任し、2015年に退任するまで仏老舗ブランド「ランバン」を人気ブランドまで復活させた立役者で、私のランバン時代の上司であり、また師匠でもある。

彼と初めて出会ったのは2006年の9月、彼のランバンのオフィスでのことだ。

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