パニック障害のわたしが八日後に電車に乗れるようになるはなし 四日目
八月三十日に電車に乗れるようになるわたしの、ちいさく前進している
(と思いたい)
記録を留めています。
詳しくは一日目から読んでいただけますと、さいわいです。
八日後に電車に乗れるようになるぞ
と始めた日記も、折り返し。
今日は四日目です。
これまで毎日、少しずつでも電車に乗る練習をしてきたわたしです。
で、今日はどうしたかというと
何もしませんでした。
理由はふたつあります。
ひとつめは、単純に近所の友人家族と遊ぶ予定があったため。
もうひとつは、わたしが一度なにか「これ」と決めてやり始めると、ストイックになってしまい、かえってそれがストレスにつながる可能性があるためでした。(この点については家族の指摘もありましたし、自覚もありました)
というわけで、今日は電車に乗るのはおやすみ。
こころの休息日ということにして、それ以外のこと、主に、電車に乗るためのしたくについて書いていきたいと思います。
①まずは、物理。持ち物です。
財布
水筒(中身は水)
塩分タブレット
ハンディファン
ハンドタオル
ティッシュ
推しぬいぐるみ(+ペンライト)
好きな漫画(岡田あーみん先生など)
エコバック(もりや様)
日焼け止め
手鏡
口紅
くし
イヤホン
薬類(不安抑制の薬、めまいの薬、吐き気止め、痛み止め)
エチケット袋
小さめの袋(ゴミ袋)
日焼け止めから小さめのゴミ袋までは、ラムちゃんのポーチに収納しています。
あと、写真には撮りませんでしたが、家族の写真、娘とのプリクラも必ず持ち歩きます。
スマホももちろん必須で(スマホで写真を撮影したので写ってない)、スマホには好きな曲を集めたプレイリストを数種類セットしています。
この中の、どれかひとつでも忘れてしまったら落ち着きません。
すべてがわたしにとって、大切なお守りです。
もちろん絶対に忘れちゃいけないのは薬類ですが。推しぬいもとてもとても大切なのです……
②服装
これは、二択です。
すごくお気に入りの服か
めちゃくちゃ楽ちんな服。
お気に入りの服やピアスやアクセサリー、メイクに至るまで、全身「すき」をまとう。超アガります。
また、あまりしめつけのないワンピースやゆるっとした服は、単純に身体が楽ちんで、こちらも良いです。
気分によりますが、わたしは今はどちらかと言うと、「楽ちん」を選びがちです。
楽ちんはいい……リラックスします。
③イメージトレーニング
実は、準備の中でこれがいちばん大切かもしれません。わたしは一ヶ月くらいイメージトレーニングをしてから、実際に電車に乗る練習を始めました。
以下はかかりつけの先生に勧められたやりかたです。
駅まで歩く自分
駅に着いた自分
切符を買う自分
改札を通る、駅の構内を歩く自分
ホームで電車を待つ自分
その様子をできるだけ鮮明に想像します。
やがて、目の前に電車がやってくる
電車のドアが開く
一歩足を踏み出して、電車に乗る……
そういう細やかな想像を、深呼吸をして、なるべくリラックスをした状態でするのです。
これは気がついた時にいつでも、何回やってもよいと言われましたが、わたしは電車に乗るまでのどこかの段階で、これ以上イメージすることが苦しい、怖いと感じたら無理せず止めるようにしていました。
最初のうちはなかなか切符を買えなかったわたしが、だんだんと駅の中を歩けるようになり、最後には電車に乗っている自分をイメージできるようになった頃には、電車に乗ることへの恐怖感が少し薄れてきていました。
はあ、長くなりました。すみません。
そんなこんなでなにかと物理的にも心理的にも事前の準備が必要なわたしですが
明日は(日付け変わってしまったから今日か)いよいよ少し遠くまで出かけます。
準備万端でいってきます。