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金子みすゞさんの詩にしみじみ
11月19日のコンサート、金子みすゞさんの詩を歌とピアノで奏でました。
夢売り
私と小鳥と鈴と
星とたんぽぽ
つばな
このみち
みすゞさんの詩に向き合い、安らぎとスケールをしみじみ感じるのです。
青いお空の底深く
海の小石のそのように
夜が来るまで沈んでる
昼のお星は目に見えぬ
見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ
『星とたんぽぽ』より
昼の星が見えないこと、地面の裏側にも星は存在することは、以前から感じていた。
この詩は、空の星と海の小石を対比して感じること、そのスケールの大きさというか、地球を感じる感覚に震えた。その地球に自分がバランスをとりながら生きている。わくわくする。安らぎを感じる。
そして ”見えぬけれどもあるんだよ。見えぬものでもあるんだよ” と云う。
『星とたんぽぽ』は中田喜直さんが作曲されたものを歌った。
なんとも素晴らしいピアノのレガートのフレーズ
壮大な空に存在する昼の星や海の小石の存在を表している。
詩を作る人、歌を作る人、それを奏でる人
みんなちがって みんないい
アンサンブル
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