#4 更新
どうもこんにちは。
世代交代が行われた現在のラクロス部では、新しい幹部メンバーの元で活動が始まっています。数ヶ月前に引退したばっかりの身ではありますが、早くもいちOBとして、後輩たちの成長が楽しみです。
こんな僕ですが、昨年は幹部の一人としてチームに関わらさせてもらっていました。ちょうど1年前のこの時期は、他の幹部とコーチを交えて色んな事について議論したのを覚えています。行ったり来たりで思考が追いつかないときも多々ありましたが、自分たちの活動の原点を考えるという意味で非常に重要なミーティングだったと思っています。そのミーティング以降も自分の中で再考したり、他の人の考えも取り入れ、付随する問いに対して考えてみたりしながら、今の僕の指針ともなっています。そのとき話したことや考えたことをちゃんと文字に起こしたことはないので、今回のnoteのお題にしてみることにします。
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僕らはなぜ部活動に入り、日本一を目指すのか。あの日のミーティングではこれが大きなテーマでした。突然そんな問いが投げかけられてもなかなかピンと来るものはなく、当時僕がなんとか捻り出した答えが「幸せになるため」でした。おそらく間にもっと踏むべきステップがあって、一気に話が飛びすぎて何にでも当てはまりそうな回答ですが、僕の中では意外としっくりきていました。僕の日々の選択の、究極の目的は幸せになることにあって、その一つの手段がラクロス部に入り、みんなで日本一を目指すことでした。
今の僕はどう答えるかというと、「幸せの更新」です。言葉は少し違いますが、概ね同じようなことです。これは、あるコーチが「今まで経験したことのない喜びをみんなで味わうために日本一になりたい」と仰っており、その通りだと思って反映させたものになります。僕はスポーツが好きで、色んな球技をやってきましたが一度も優勝や全国制覇を成し遂げたことはありませんでした。なにか競技をやっている方であれば一度は同じ気持ちになったことがあると思いますが、やはりそういったものに憧れてしまうものです。全国制覇というのは僕にとっては完全に未知の世界で、でも未知だからこそそれを経験することができたらどんな感情になるのだろうか、どれだけ喜べるのだろうか、どれだけ幸せなのだろうか、潜在的にそれを追い求めていたのだと思います。
更新という言葉を加えたのにはもう一つ理由があります。それは、当然部活動に入って日本一を目指すことが全てではないからです。あくまでもひとつの手段であり、その他の状態が不幸せというわけではないので。
こうやって振り返ってみると、1年前は全く想像していませんでしたが、ものすごく未来につながる議論をしていたことに気付きました。引退して卒業間近の今だからこそ、もう一度考えるべきテーマなのではないかと思います。大学4年間というのは短い期間に色んなものがギュッと詰まった尊い時間でした。そしてそれは今後の僕の人生の土台になっていくはずです。「幸せの更新」というのも、間違いなくこれからの社会人生活の一つの指針になります。部活動での経験は、僕にそんなことまで与えてくれていました。関わっていただいた方々、本当にありがとうございました。
今回のテーマは少し重かったですかね。普段からこんなことを考えてるわけではないので安心してください。純粋にスポーツを楽しんでいたし、仲間といるのが好きでした。深掘りしていくと、上のような考えに至ったというだけのことです。
少し長くなってしまいましたが、今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。社会人になっても同じだけの熱量を注げる何かがあることを期待しています。というより、探していきます、の方がいいですね。
引き続きよろしくお願いします。
ミキ