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僕の夢は、毎日をハロウィンにすること。


ハロウィンとの出会い


僕と”ハロウィン”の出会いは、
2016年、僕が19歳の時です。

LOFT京都店で、ハロウィングッズの
プロモーションイベントに呼ばれました。

その当時、イベンターの傍らで
芸能活動をしていた僕を
メイクアップアーティストさんが
ブッキングしてくれたのです。

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(サロンに入る前からの友達には「みっきゅん」て呼ばれてます。)


実は元々あがり症だった僕は、
芸能活動ではうまくいかない日々が続きました。

オーディションを受けると足が震えて、
上手く話せないのです。

これを変えてくれるきっかけになったのが
”ハロウィン”でした。


なぜ、”ハロウィン”が僕を変えたのか。

それは『仮装』という、
ハロウィン独自の文化にありました。

本題に入る前に少しだけ、
ハロウィンの歴史について話させてください。


”ハロウィン”という文化



ハロウィンが流行り出したのは2000年代、特に2011年に『ユニバーサルスタジオジャパン』が打ち出した”ホラーナイト”が爆発的な人気を博したことにあります。

そしてハロウィンは、若者が日本で最も盛り上がる恒例行事になりました。

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#ユニバは盛れる  


ハロウィンの起源は、
実はキリスト教ではありません。

古代ケルト人が信仰した”ドルイド教”という、
2000年以上前の宗教からきています。

ドルイド教では11月1日が
新しい年の始まりと考えられていたため、
ハロウィンは日本の年越しのような形で
扱われていました。

また元々は「家族や先祖など死者の霊を家に
招き供養する」という”お盆”と似た文化でした。


では、なぜハロウィンで”仮装”を行うのか。

これも実は
2000年前のドルイド教の文化からきています。

当時は、死者の霊と一緒に”悪霊”もやってくると信じられていたため、
身を守る手段として”仮装”をしていたそうです。

「仮装してる人の方が悪霊っぽいじゃん」
と思ったそこのあなた、それこそ正解なのです。

現代のハロウィンでは
ゾンビや魔女のような仮装をしますが、
そのような悪魔っぽい格好は、
ドルイド教の時も同じでした。

悪魔のような恐ろしい格好をして、
同族と思われれば悪霊から襲われない、
という理屈で仮装をし、身を守っていたのです。

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#悪霊にビビりすぎた末路


そんなハロウィン文化が、
なぜ日本の一大文化になったのか。

これにはSNSの広まりなど諸説ありますが、
僕は「”日常へのはけ口”として文化定着した」というのが大きいと考えています。

これは日本と海外の社会環境が
大きく影響しているのです。


日本は海外と比べて労働時間が長く、
働き過ぎのためプライベートも充実しない
”ストレスの溜まりやすい環境”にあります。

特に若い女性の就労率は諸先進国と比べて高く、
家事負担も8割を女性が負担しているのに、
安心してストレスを発散できる手段にも
恵まれていない、という状況でした。

ハロウィンはそんな多忙な現代人に、
非日常の楽しみを与えるイベントとして
定着していきます。

仮装をすることで、
日常で被っている善人の仮面を外し、
はっちゃけられる唯一の日なのです。

この日だけは、どんな格好をしても、
何を演じても許される文化が構築されています。

これが、日本のお祭りのように
決まりやしがらみもなく、
気軽に参加できることから
どんどん広まっていきました。


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#ハロウィンの日だけははっちゃける


さて、話を戻します。

なぜ、あがり症で自信のない僕が変われたのか。


僕はハロウィンから学びました。

『合わせるんじゃなくて、演じる。』

この日だけは、どれだけ調子に乗ったって、
周りに合わせなくたって大丈夫。

だって僕は、仮装をし、
それを演じ続けているだけだから。


周りの意見に流されそうになった時、
場の空気感に飲まれそうになった時、
僕は「僕を演じるんだ」って、
そう強く思うようにしています。

「目の前の5人に認められる自分」ではなく、
「100万人に見られたい自分」でいるのです。

まずは、意識してでも演じます。

その場の空気に合わせた時、
周りに認められて一瞬は楽になるけれど、
すぐに自分らしくなかった自分に嫌気が差す。

僕が”僕”らしくいるために、
今日も”僕”を演じます。


毎日が”ハロウィン”な世界

2016年にハロウィンイベントをしてから、
僕は”僕”でいるために、
毎年のようにイベントを打ちました。

京都最大のクラブを貸し切ったり、
道頓堀をジャックして数千人規模で
MCをやったりしました。

やってみてわかったことは、
僕も含めてみんな”演じること”を
求めているんです。

善人ヅラしない自分を求めて、
それを許される文化を望んでいるんです。

ゾンビも、魔女も、ドラキュラも、
みんなが尊重される世界。

そんなハロウィンのような社会にしたいなって
僕は思うんです。


僕がイベントを作る理由、
僕がエンタメを作る理由は、
僕が僕でいられる場所を作るため。

僕のことを一番知っている僕だからこそ、
僕を最大限演じられる場所を作れるんです。

だから、僕が作るエンタメは僕のため。

それが、どれだけの人を楽しませられるか。

どれだけみんなの”日常の仮面”を剥がせるか。

そんな挑戦を日々しています!


毎日がハロウィンの世界。

想像しただけでワクワクしませんか?!


まずは僕から、

毎日がハロウィンのような人生を

体現していきまっす!!!


【本日新作PV公開!】




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