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農園でヒジャブ問題(特定技能)
今日はこちらのニュースを見て色々思う事があったのでnoteを書いています。
イスラム教の女性のヒジャブについて
まずはヒジャブは女性の美しい部分を隠すために自分の意思で着用しています。
強制ではないので、イスラム教でもヒジャブを着用していない人もいます。
絶対外さないという強い意志を持っている人ももちろんいます。
でも日本で働こうと思っているイスラム教の女性は、職場が外すように求めたら外してもいいと考えている人が多いです。
私の学校の学生は外すように言われたら外すと言っています。
学生たちに求人を見せて、ヒジャブの着用禁止と書いている場合は、そこに応募するかしないかを本人たちに決めてもらっています。
ヒジャブ禁止でもその会社で働きたいと思った場合は応募しています。
トラブルが起こらないように求人に応募する前に必ず生徒に確認しています。
宗教というのは彼らの「大切な価値観」でもありますので、彼らの思いに必ず耳を傾けています。
今回はヒジャブのことですが、豚肉のことも同じです。
食品加工で豚肉を扱っている場合も触る事ができるのか?それともできないのか?必ず求人に応募するために何度も何度も確認しています。
私の経験上、彼女たちが「大丈夫です」といえばその後それが覆されたりすることはありません。
なので、こういう問題が起きること自体が私の中では不思議で仕方がないのです。
なぜこの問題が起きたのか?ちょっと私なりに考えてみたいと思います。
1.送り出し側の確認・説明不足
1つ目に考えられるのが、求人にヒジャブ着用禁止と書いているのを見逃して応募してしまった。
ないとは思いますが、求人内容を理解していなくて生徒に伝える事ができなかった。
それから、とにかく学生を日本へ送りたくて求人情報を伝えずに応募させた。
あってはいけないことですが、可能性がないとは言えないと思います。
2.受け入れ側の説明不足
受け入れ側が求人に記載していなかったり、面接で伝えるのを忘れていた。
私の経験上は求人に記載していなかったり、面接でヒジャブの話をしなかったことはありません。
ですが、ケース2として一応書いておきます。
3.ミスコミュニケーション
伝えていたけど伝わっていなかった。というのは一番ありえるのかな?と思いました。
受け入れ側はもちろん「伝えていたのに!」となりますよね。
そして伝わっていなかった女性側は自分の価値観を否定されたように感じたかもしれません。
今回、私はヒジャブのことだけに触れて意見しています。
記事を読むと労働環境のことも書かれていたのでこのあたりは私にはわかりません。
退職者が何人も出ているようですのでもっと深い問題があったのかもしれません。
私がこの記事を書いている理由
私はこの記事に対して何かを言いたいわけではなくて、価値観の違いがある人と円滑に働くにはどうしたらいいんだろう?というところにすごく興味があって書いています。
インドネシア人は日本で働いて日本の技術を学びたいし、もちろんお金も稼ぎたいと思っています。
日本側は人材不足を補ってほしいと思っています。
お互いに求め合う存在なので気持ちよく働ける事が一番ですよね。
それはどうしたら良いのでしょうか?
これは個人的な勝手な意見ですが、お互いを理解しようとする気持ちだと思います。
理解することではなく、理解しようとする気持ちです。
私自身国際結婚をしていて夫婦間でも色々と感じる事がありまして・・・(笑)
夫婦お互い理解できなことはいっぱいです。
時々理解なんかしてたまるかー!とも思います(笑)
これはもちろんお互いにです。
でも相手の価値観を知り、理解しようとはしています・・・
私はインドネシアに来て5年が経たちます。
毎日インドネシア人と接することでようやくインドネシアの文化のこともわかってきました。
国際結婚しているのに、日本に住んでいる時はインドネシアのことがあまりよくわかっていませんでした。
インドネシアに住んだことで色々わかったこともありますので、もしインドネシア人との関わり方など、何か聞きたい人がいたらお話しできると思います。
お互いに気持ちよく働ける事が一番ですから。
聞きたいことなどありましたらいつでもご連絡ください。
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