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2024年4月24日、蠍座満月が示すこと

明日、4/24(水)の8:49ごろに蠍座満月を迎えます。

この満月のタイミングに、私たちにもたらされているメッセージはどんなものなのか?

流れを理解して、ぜひ日々の中で活かしていきたいですね!




▼そもそも満月ってどんなタイミング?

太陽と月が正反対の位置にある時に満月は起こります。
西洋占星術では、このタイミングを「成長や努力の結果を示す時」とし、「自分の進捗や成果を振り返る時」と捉えています。
新月で蒔いた種をここで収穫するイメージなのですよね。
そのため、ここまで行ってきたことへの「感謝」を持ってこれらを振り返ることもぜひ行いたいタイミングです。

また、収穫したものが自分の理想通りだったのか、そうでなければどんなものだったらよかったのか、「改めて自分と向き合い調整していく時」でもあります。
「得たものから次なる方向性を見出していくこと」も大事だということですね。

そして、満月は手放しの時ということもよく言われていますが、「感情の高まりを象徴する時」でもあって、「目に見えるものだけでなく、(目に見えない)感情の整理や解放」も重要な時と言えそうです。
(今回は蠍座でおきる満月ということで、よりこのテーマも重要になりそうです!)

私たちは日々様々なストレスやプレッシャーを感じていますが、この機会を利用して、内なる感情を解放し心身のリフレッシュを図っていきたいですね。

満月のエネルギーを利用して、自己成長や新たな可能性に向け進んでいきましょう!

<満月に取り組みたいことのまとめ>
・目標の振り返りと感謝(新月からの半年)
・感情の整理と解放
・新たなビジョンの明確化

新月・満月は約2週間ごとに訪れるので、その情報に翻弄されるのではなくて、「今の自分を見つめるヒントとして活用していけたらいい」と私自身は考えています。


▼4/24蠍座満月が示すこと


さて、今回ホロスコープを見てみましょう。

特徴としては・・・

・10、11ハウス(南寄り)に天体が集中
・5ハウスと11ハウスで起こる満月
・太陽、月、冥王星のTスクエア
・木星と天王星がコンジャンクション
・火星と海王星がコンジャンクション
・冥王星/火星&木星/木星&天王星の小三角形

上記を踏まえ、今回の満月では2つのテーマを挙げてみたいと思います。


(1)さらなる変容のタイミング

先日、こちらでも書いたように、今私たちには約14年に一度という機会で、「木星×天王星」による「新しい価値観の自分へと変化し拡大していくエネルギー」がもたらされています。


そんな中で訪れる今回の満月。
蠍座というテーマが示すことは、生まれ変わるような、さらなる大きな「変容」
満月における手放しと相まって、これまでの在り方から大きく変わっていこうというメッセージはさらに強いものになっている印象です。

また蠍座と縁の深い冥王星が、牡牛座にある木星&天王星と協調にあるので、理想と現実が織り混ざったような「現実的」な視点も入りながらの変容へと導いてくれるように思います。

さらに冥王星はもうひとつ、火星&海王星が持つ「夢の実現のための行動力、情熱(それは扱い方を間違えると時に行き過ぎるので、時々客観視も入れたいところですが)」のエネルギーにも助けられ、私たちの変容を後押ししてくれます。

これらを通して受け取ることは、今が本当に変容していく時なのだということ。

とは言え、実際に変わっていくには時間がかかるというのもまた事実。
行き詰まったり、迷ったりしていることもありかもしれません。

そんな状態でも大丈夫。
私たちはまず、「変わると決めること」から始めていけたらいいですね



(2)自分の深い欲求と繋がる

今回のホロスコープで最も注目したいのは、太陽と月(満月の状態)に対して、冥王星がTスクエアという緊張の配置にあること。
蠍座の満月に、その蠍座と縁深い冥王星が、頂点となって満月とTスクエアを形成しているというのは、非常に強いメッセージを感じざるを得ません。

ここまでも「変容」のメッセージが強いことを述べてきましたが、冥王星を含むこの配置が伝えることも、やはり、生まれ変わるほどの大きな変化、変容。
破壊と再生というテーマをもつ冥王星だけに、これまでの在り方を抜本的に見直したり、何かを終了させていくようなこともありそうです。

そんなことが求められる流れの中で、私たちは何をすべきなのか?


それは、「自分の奥深くにある真の欲求に気づく」ということ。

蠍座というのは、12星座で最も「深い」世界をテーマにしている星座。
これという世界観を、狭く深く極めていく星座なのですよね。
そこには感情的な面での深さもありますし、もう一方では自他を理解する深い洞察力も備えています。

そうした深さを活かして、「自分が極めていきたい世界とは?」を考えていくこと。

そのためには、これまでのやり方とはちょっと違う方法で、例えば5ハウスの月が示すように時に子供のように自分の感情を表現してみたり、他者と交わることで見えることもあるかもしれません。

*このあたりは、数秘12が示す4月のテーマにも通じるところがありますね!


自分と深く繋がるほどに(それは時にネガティブな闇があるかもしれませんが、その闇があるほどにまた光もあると捉えて)本当に大切なことに気づき、ここから向かう新しい自分へと「変容」していけるチャンス。

ぜひいつもより「深い」領域で、取り組んでみられるといいですね!

皆さまにとってよき満月となりますように^^



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