【まとめ】桃尻ブームの後のこと|身体を流行で消費することの不自然さ
もう誰もローカットのジーンズでヘソ出ししてないように、今流行ってる「桃尻ブーム」もいずれ終わります。 流行に乗って今一生懸命尻トレしてる人の中に、ブームが終わった後のこと、流行に合わせて身体を変えた後のことまで考えてる人はどれだけいるだろう?
流行は数年で変わります。もう海外のファッション雑誌では、次の流行ボディの話は出始めてる。 身体は洋服みたいに変えられない。遺伝子は流行みたいに合わせられない。「1つの理想像」を誰かが定義して、変わりゆく理想に合わせて身体を変えていくことの不自然さに気づかなきゃいけないよ。
正しく鍛えれば誰でも尻は育ちます。でも、育ちにくい体質や育ちやすい体質はある。 流行に合わせやすい体質の人が先にチヤホヤされて、ハマらない人はその流れに一生懸命ついていく。流行が変わったら別の人が最初に脚光を浴びる。人間の身体をそんなブームで消費してていいのだろうか。
身体の機能的な視点から見ても、座る時間の増えた現代人がお尻の筋肉を鍛えることにはメリットばかりです。だからこそ尻トレはブームで終わるべきではない。この桃尻ブームが、多くの人にとって尻トレを始めるきっかけであって、今後もずっと続く習慣になったらいいなぁと思っています。
後先考えずに流行の体型についていこうとすると心も身体も壊れます。壊れた先で、流行はあなたを置き去りにして移り変わっていく。 人間の身体は、数学みたく正解が1つある訳ではありません。時の流れに左右されないで、自分の体質・骨格・ライフスタイルに合った「自分の正解」を見つけようね。
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