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お悩み相談室:避けるべきパーソナルトレーナーの見分け方

ダイエット情報・フィットネス情報が溢れすぎていて、どれが自分に当てはまるか分かんない。だからパーソナルトレーナーをつけて自分に必要なことを直接専門家に見てもらいたい。

でも、どうやったらいいトレーナーを見分けられるの?

という質問に答えるコーナー、後編は「避けたいパーソナルトレーナーの特徴」です。

「私がトレーナーをつけるならこんな人は避けるよ!こんな人を探すよ!」という視点でこの質問に回答していきます。

前編はこちら


◆見た目主義

「痩せてキレイになりましょう」「痩せて生まれ変わろう」「周囲をビックリさせよう」「ビーチボディを手に入れよう」みたいな、見た目主義でフィットネスの指導をしているトレーナーは避けた方がいいでしょう。

たしかに、見た目主導・見た目優先タイプのフィットネスも間違ったものではないですし、そういう目的の指導も根拠を元に確立されてます。

しかし、どちらかというとそのタイプのフィットネスは考えの根本にあるものがボディビル寄り。自分の心や身体の健康のためにやるフィットネスとは対極にあります。

イメージこんな感じ。

フィットネスの目的の違い

ちなみに、私はこんな感じです。

見た目を基準にするフィットネスは美容整形とも似ていて、「どうやって維持するの?」「心の状態は?」「健康は?」「そもそも今の悩みを持つようになった原因は?」といった視点は重要視されません。

極端な話、心や身体の健康を害してでも見た目に結果が表れればOKなのです。

実際、ボディビルの大会に参加する人達の中には、生理が止まってしまう人、身体の変化に耐えきれず入院してしまう人、身体を酷使してシワが増えてしまう人、厳しい食事制限が原因で摂食障害になってしまう人などがいます。

この記事を書いている私は、見た目重視で極端なダイエットに走り、摂食障害を経験しました。だからこそ、そういうタイプのフィットネスを指導するトレーナーは徹底的に避けたい。

健康に心も身体も中身からイキイキする生活をしたいのであれば、体型を軸にするフィットネスの考え方から離れなければいけません。

日本のフィットネスはまだまだ見た目主義がメインストリームですが、海の向こう側ではコロナ禍をきっかけに完全に反対方向に舵を切っています。

日本でも見た目主義ではなく体調を軸にフィットネスを指導しているトレーナーもいますので(数は少ないし、見た目主義の宣伝ほど目立たないけれど)、そういう人を探すようにしましょう。

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