自然の恵みに感謝する
盗む
と言えば金品だけじゃない
と学んだのはヨガ哲学
八支則=アシュタンガ Ashtanga の
(ヨガの実践における8つの段階)
1つ目、ヤマ Yama(禁戒)の
3つ目、アスティヤ Asteya(不盗)
金品はもちろん
ルパン3世が盗んだ
クラリスの心をはじめ
アイディア、知識、技術、場所、地位
名誉、仲間、影響力、チャンス、作品
権利、利益、情報、言葉、時間、喜び
食べ物、飲み物、空気! etc…
他にも
✓ 教えてもらうことが当然という感覚
✓ 子供の成長の機会を奪う先回り
✓ 借りたものを返さない
✓ 必要以上に所持する
✓ 人に物を貸さない
✓ 独り占め
などもアスティヤの教えには反します
良かれと思って行っていることが
奪う行為になってしまうこともあり
そう考えると身に覚えがありすぎて
恥ずかしいやら情けないやら…
ところが実は、
ヨーガスートラ(ヨガの教典のひとつ)には
と書かれています。
じゃあ、アスティヤって実践できないの?!
いえいえ、アスティヤを実践するにはどうしたらよいのかというと…
自分が生きることは自然の一部の犠牲の上に成り立っているということを自覚し、自然に感謝する。
自分にとっての適量を知る。そうすれば必要以上に買い占める、自分の手元に置きっぱなしなどという奪う行為をしなくて済む。
不要なものを手放す。自分にとって本当に必要なものを見極め、それ以外を処分する。それによって、それを必要としている人に分け与えることができ、執着を手放すことができる。
インドには小さな町でも至る所に屋台があり、気軽に屋台飯を買うことができます。その屋台飯は、サラダでも揚げ物でも、葉っぱでできたお皿によそわれます。
日本では、お祭りの屋台の傍にゴミ箱が用意されているのが当たり前だったりしますが、インドではまずゴミ箱というものを見かけません。
屋台飯を食べ終わったら、葉っぱのお皿は道端にポイ、です。あとは牛がやってきてそれを食べるか、最終的には土に還る。これぞ究極のリサイクル。エコの極み。
みなさんが今日からできるアスティヤの実践は何ですか?
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