Johannes-blog #3 ”takeaway”お願いします!
「ヨハネスブログ|Miki's Johannes-blog」です。
南アフリカ・ヨハネスブルクでの暮らしを記録します。
きょうは、「ことば」についてです。
「南アフリカって、何語?」
ヨハネスブルクに駐在することが決まったとき、同僚や友人たちからよく聞かれました。「南アフリカって何語?」と。
答えとしては、英語で大体OKです。
お店もカフェもUber(タクシー)も、日常会話は英語です。
メニューも、看板も、目にするものほとんどが英語表記です。
「大体OK」というのも、この国、公用語がいっぱいあります。
多民族の国です。欧州系の英語、アフリカーンス語(オランダ語がルーツ)に加えて、地元のズールー語、コサ語、ソト語、北ソト語、ツワナ語、ツォンガ語、ヴェンダ語、スワジ語、南ンデベレ語、とここまでですでに11あります。
つい最近、「南アフリカ手話」も公用語に加わって、公用語は12に増えました!多様性の国ですっごくいいな、と思います。
街はイギリス英語のオンパレード
英語、といってもここで使われている南アフリカ英語は「イギリスっぽい英語」です。イギリスによる植民地支配を受けていたため、イギリス英語が随所に残っています。
スタバで"take away?"と聞かれて気づきました。
for here, or to goって習ったけど????
ニッポンのアメリカ英語教育で育ったので、たまに言い回しや書きぶりが「思ってたんとちゃう……」となることも。
一度イギリスっぽい英語が気になりだすと、「イギリスっぽ英語センサー」が発動してめちゃくちゃ集めたくなりました。
私がこの10日間、目を皿にして集めた街中のイギリス英語たちを発表します!ぜひご覧ください!!
▼lift
エレベーターじゃん!と喉元まで出かかるんだけど、ここではliftです。
▼takeaway
最近使うようになったばかりなのに、偉そうに伝えます。持ち帰りの場合は、takeawayです。いってみよう、やってみよう!
▼crisps
ポテトチップスです。「クリスプス」はブリティッシュな感じで、「チップス」はアメリカンな感じなんだそう。どちらも南アのスーパーで売っていました!
ちなみに、ここで「チップス」というと、フライドポテトです。フィッシュアンドチップス。
▼queue
ラインではなく、キューでした。スーパーマーケットで発見。つづりが難しい。queueかあ、、、。
地味なのでは、「スペルがイギリス式」というのもあります。
▼centre
センター、なんですが…….ちょっと奥さん聞いてよ、語尾が"tre"です。
▼flavour
お肉のレストランで見つけた"flavour"です。"or"が"our"になるケースは、他にも"colour"とかでみられます。
日本の中学の英語テストでこのスペルで書いたらペケにされそう!
だけど間違ってないんだからね。
階数にもご注意
ヨーロッパにいくと高確率でそうなので、特筆すべきことでもないかもしれませんが、南アフリカでも、階数にはご注意を。
日本でいう1階は、G=Ground Floorにあたります。1st floorのプールは、日本
人的には2階です。
さらに、地下1階を"LG"と表記していることも。
グランドフロアよりも下だから、"Lower Ground Floor"ということみたいです。
大きなモールだと、自分がどこにいるんだかわからなくなってきますね。
(私の場合は、日本でもそうなんですが。)
「出川イングリッシュ」根性が大事
ここにきて10日が過ぎようとしていますが、英語面ではそんなに困っていません。
(注:他にもっと重大な困りごとがあるから、という説も浮上。治安とか治安とか治安とか治安とか、)
けっこう、力技で通じます。
海外で暮らすのは初めてですが、一般的な日本の大学生レベルでいける気がする!!
聞き返されることもあるんだけど、言い回しは一切変えずに、強い気持ちでもう一回繰り返すと案外通じたりします。
昔テレビで見ていた「出川イングリッシュ」に今さら励まされます。
一番大事なのは文法や発音じゃない、伝えたいという気持ち……!!
そう、コミュニケーションって元を辿ればそうよね。
それが一番大事、たぶん……。
「これでいいかな」「いまの通じたのかな」と気を揉みすぎず、伝えたい気持ちを見せ、相手の話すことばも理解しようとするのが大事だと、日々改めて感じます。
とはいえ、もうちょっと話せるようになりたいので笑、日々鍛錬します!
Miki's Johannes-blog #3(監修: アフリカ学徒の夫)
2023.8.26
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