人見知り同士のAround初体験
インストールしたものの、いまいちトライしていなかったAround。
Zoomと何が違うの!?
というのが皆さんの気になるところ。Web記事を読んでも、やはり体験に勝るものは無し!ということで、実際に対人で試してきました。初対面(!)の住職さんと。
【君と僕の初めてをさがそう】
どこかで聴いたことがあるフレーズですよ。
初めて使うビデオ通話ツールなんて、気心の知れた仲間と行って、「ここがあーで、こーで・・・。あ!なるほど!!!これをしたら、こうなるんだ!」とやるのが一番普通でしょう。が、今回お誘いしたのは、ほんの数日前に”類友認定”された、この方を選びました。
ファーストコンタクト(2021.3.8 / 22:29)から、40時間も経過していない(笑)僕のnoteを見て、僕が気づき、コメントを残して、ツイッターを相互フォローして、DMで時間帯を決めて、決行する。我ながら超高速アプローチです。この間に、m_bozuさんの過去のnoteを貪るように読みましたし、
「まぁ、この人とならば話せるだろう」
という不思議な落ち着きさえあります。
【自己紹介・・・したかな?】
なんやかんや最初はルームに入れず予定時刻よりも10分ぐらい遅れて開始になりましたが、多分第一声は、「おー!つながった。どうもどうも」なんて感じでした。あれ?はやしみきひこですーって、ちゃんと名乗ったかな?興奮して覚えていません。
・名前(僕は本名)
・年齢(多分、同世代ぐらい?画面が小さくてわからない)
・ご職業(音楽屋と住職さん)
・性別(見りゃわかる)
基本ステータスはこういうことですが、あえて聞くこともない。仕事でもないし、お互い高速セッティングです。そんなことより眼の前の画面で会話です。
これは、一人で直前に行ったリハーサル。オーディ関連の環境設定を開いてチェックしています。ちなみにこれは、ノーフィルター。
【本題:Around / 君は一体何ができるんだ?】
そんな初対面同士ですが、IT知識や、興味関心ポイントが似通っていますので、色々と試したことを実践して、分かったことをまとめますと。
メリットは、
・音声の衝突が少なくて、会話がスムーズ
・独自のノイズキャンセルで、環境音もクリア
・丸い自画面を極端に小さくもできて作業スペースを邪魔しない
・カメラの質は低くて良い
・フィルターを強くかければ、女性は化粧もいらないかも
デメリットというか、ZoomにあってAroundに現時点ではない機能
・音声録画と録音
・コンピューターの音声を共有
・モバイルアプリ(iOS/Android)
これらがいづれ実装されるかどうかは、分かりませんが、モバイルアプリの開発は進行しているようです。
【どの場面でAroundを使うのがベストか】
上記で述べませんでしたが、おそらくAroundの一番有効な使い道は画面共有の快適さだと思います。セキュリティ関連の設定が必要ですが、一度行ってしまえば、双方のデスクトップ画面やウインドウを、あたかも自分のPC上にあるかのごとく触れて操作できます。
これは、Aroundが推している『クリエイティブの推進』という趣旨に沿うのでしょう。結局、双方の表情は最低限わかればいいのと、背景画像の映り込みが少ないデザイン(UX)です。ほんの一年前、リングライトを購入して、高解像度のWebカメラで、いかに美しく顔を映し出すか!ということを大多数の方々がトライしていことを全否定するのAroundです。そんな表情のことよりも、目の前の作業に集中しようぜ!ということが触れてみて、実感できました。
・企画書の共同執筆や添削
・難解なWebサービスの遠隔操作サポート
・ゲーム実況や、オンラインゲームのサブ画面として
この辺りが、現実的な使い方になるのかな?と思いました。
【音楽のオンラインレッスンには適しているか?】
現時点では、NOかな、と思います。
外部オーディオインターフェースも使用できますが、PC内部の音声共有がアプリケーションベースでできるZoomを使えばいいと思います。外部ミキサーにループバック機能があれば、問題ないかと思いますが、あえてAroundでないといけない理由がないのかな?と。あくまでも、現時点ではです。
楽器のレッスンで考えると、手元とか姿勢全体を映すのが重要素になりますが、自動で表情にパンされるAroundは不向きかもしれません。とはいえ、特に今日は音楽的な実験はしておりませんので、また考え方が変わることもありますので、参考程度に。
録音録画は、先に述べたとおり、ありません。
ノイズキャンセルのOFFも可能です。現時点では、全て英語メニューですが、理解できないものは少ないです。英語潔癖症の人以外は問題なし。
【自動送信のnotes】
共有のnotes機能が気に入りました。こちらに書いたテキストは、通信終了後に、登録済みメールアドレスにテキスト形式で届きます。
議事録としてもいいですし、忘れずに同じ内容のメモを共有できます。画像の共有もできますが、こちらは自動送信はされないので、手動でダウンロードの必要あり。
【今後】
とりあえず、今日(2021/03/10)現在のMac版Versionは以下の通り。まだこれから機能の追加もあるでしょう。
毎度のことながら、選択肢が増えることは良いことですし、その上で”面白い使い道”を考える黎明期こそが、ライフ四苦八苦の見せ所です。
今回お付き合いいただいた m_bozuさま
人見知りのところ、90分も(笑)お喋りにお付き合いいただきありがとうございました。また、何かの折にやりましょう。今度は、3人以上の実験ですね。
Aroundの公式サイトは、こちらです。