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ポジションチェンジ-相手の視点で起きたことを見つめる
誰だって一生懸命生きてるだけ。誰だって相手を傷つけたいとは思っていません。それでも、いつかある日突然歯車が狂ってしまった時、相手を憎んだり、自分を責めたりする前に、相手の視点に立ってみることをお勧めします
コーチングでは、ポジションチェンジと言って、自分のポジション、相手のポジション、第三者のポジションに順番に入って、それぞれの視点で起きたことについて話すことで、相手の立場を理解することができたり、第三者の立場で俯瞰して見て、起きてしまったことを冷静に捉えることができます
ZENTechの講座でも、「離見の見」ワークというのをやりましたが、同じことですね。こちらは能楽論で演者が3つの視点で演じるという観点が元になっている概念ですが、ワークショップではコーチングの講座でやったことと同じようなことをやりました
いずれも、まずは自分のポジションに立って自分の気持ちを話してみます。そのあと、相手のポジションに入って、相手の立場になって相手の視点で自分自身を見て、気持ちを話してみます
一回一回、ニュートラルのポジションに戻りながら時間をかけてやっていきいます
第三者(オブザーバー)のポジションにも入って、自分でも相手でも無い第三者として2人を見て、助言をしてみます
こうやって、相手の立場を理解することで、自分はこういう気持ちで必死なのに、なぜ相手はそれを理解してくれないんだろう? なぜ相手はそこを分かろうともせず怒っているんだろう、と思うようなことも
そっか、相手は相手で、本当に困っていたんだな、自分のことを想ってくれていたからこそ言えなかったんだな、と理解できることがあります
視点を変えるだけで同じ出来事に対しても、違う「思いやり」が見えてくるんですね
相手がなぜわかってくれないんだろう、なぜひどい事をするんだろう、なぜあんなことを言ったのだろう、って
起きたことだけをみて、相手を責めたり嫌いになったりする前に…一度相手の視点に立って相手の言動を理解してみましょう。また、第三者のポジションに入って、助言ももらいましょう
自分の気持ちだけで物事を捉えて、苦しむ前に
優しくなれます…
なぜならやはり、誰も相手を困らせたい、とか、傷つけたいだなんて思っていないんだから
相手の想いにも気づいて
大切だった時間を後悔したりしないで☺️✨