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なぜコーチングを学び始めたのか?
なんで自分はコーチングを学び始めたんだっけ?こんなにもハマっているんだっけ?(笑) ということで、改めて「学び始めた経緯」を整理してみたいと思います。
学びの「現在地」
2022年4月から、まずはクライアントとしてコーチングを受け始めました。(プロコーチに月1のセッションで、今も伴走してもらっています!)
コーチングスクールをどこにしようか迷いましたが、身体の感覚にもフォーカスするのは面白そうということでCTIに興味が湧き、2022年9月にCTIジャパンの基礎コースに参加。Co-Active®︎コーチングの学びの扉を開きました。
2023年の3月までに応用コースを終え、計約100時間のトレーニングを修了しました。
Co-Activeコーチング®とは
コーチとの協働によって、クライアントが自身に焦点を当てることで生まれる意識の変化から行動変容を促す、CTI独自のコーチング法です。
スポーツコーチのようなアドバイスではなく、コーチングスキルを通じて、クライアント自身の意識の変化につながる対話をします。コーチ自身もありのままの姿でクライアントに関わり、協働的な関係を築き、クライアントの価値観や行動を妨げる思考パターンをともに発見し、意識と行動の変化を呼び起こします。Co-Activeコーチングは、どの人も根源的に願っていることーー日々充実感を感じながら、自ら人生の主導権を握り、人生の目的に沿って生きることーーを可能にし、クライアントが自ら、さまざまな環境や状況に応用できる持続可能な力を培うコーチングです。
学んだ後は、社内でコーチング希望者を募集して数名伴走させてもらうなどして、実践を積んできました。
(社内コーチングの呼びかけも、私にとっては大変勇気が必要なことでした!(汗)この話もおいおい…)
学んだことを、対人コミュニケーションやマネジメントで小出しで活かしていくことも意識していました。
そして昨年11月に次女が産まれ、その前後はお休み。今年春先から少しずつ再開しています。
今後、CTIのプロ資格取得を目指す上級コースに進みたい、と、更に深めていこうとしています。が、正直のところ、それを阻もうとする心の声がない訳では在りません。(「育児との両立、本当にできるの?」「時間的にもキャパ的にも大変になるんじゃない?」「その自己投資が無駄になったらどうするの?」などなど・・・苦笑)
次のステップに行くまでに二の足も三の足も踏んでいます。(四の足も、五の足も、、?)
学び始めたのはなぜ?
次のステップに行くために自分自身を整理したい。
そのためのこのnoteです。
「そもそもなぜ学び始めたんだっけ?」
①マネジメントや育成の「幅」を広げたかったから
中小企業の人事として研修企画&作成をしていました。管理職向けの研修企画の際、管理職の課題感として多く挙げられることの一つに「人のマネジメント」「人の育成」がありました。
教えること(ティーチング)はとても大事。ですが、1つの正解がない時代、刻々と変わる社会において、上司が部下にすべて正解を教えられる時代ではなくなってきています。また、ただ教えられるのを待つ”受け身人材”を育てたい訳でもない。本人も受け身だと”やらされ感”で楽しくない。
「自分で考え、能動的に動き、本人も内発的動機で楽しく働ける」
そういった働く環境を創り出せる可能性があるものとして、「コーチング」があるのではと思っていた。
サッカー漫画の『アオアシ』でもティーチングとコーチングの違いが描かれていますが、コーチングで起きることは・・・
自分で気がつけたことは、忘れない。生きていく上での大事な糧になる。
インパクト大きすぎますよね。でも本当にそう思います。
ただ、コーチングって難しい。
最短最速の成果を求めると、どうしても教えたくなるんですよね。汗
コーチングってそもそも何なのか??
日頃の上司と部下の関わりにおいて、ミクロの場面で、どう振る舞い、どう声をかけると、人の能力を最大化できるのか?そこを探求したいと思って(というか、知らなきゃまずいだろうくらいの気持ちで)、最初はいくつか人材育成、マネジメント、コーチング関連の書籍を買って学んでましたが、
「人は受けたものしか、相手に渡せない」
「教えられた方法でしか、教えられない」
ということで、百聞は一見に如かず。
まずは自分がプロコーチからコーチングを受けることにしました。
②受けたコーチングセッションで、「毎回スッキリしてその後の行動変化が起きた」理由を知りたかったから
スッキリって何だかデトックスみたいですけど、本当にそんな感覚でした(笑)
コーチングを受け始めた当初は、新任役職者になった段階。あらゆる場面で「どうしたらいいのか?」と迷いが多く、しんどい時期でした。
マネージャーになって自分が話すよりも「相手の思いや考え」を聞く時間が増えたなと思っている中で、
コーチングの時間は「自分が感じている思い」を、ただひたすらに、垂れ流すように話せた。その場はとても安心ができ、それだけでなく、不思議と力が湧く時間に、セッションを重ねるたびになっていきました。
コーチングセッション受ける前は
”モヤモヤ” ”どんより” ”うろうろ” していた自分が、
受け終わった後には
”スッキリ” ”何か光が見えてきた”"不思議と気持ちが上向き" みたいな。
セッション後、自分の挑戦する行動も決まって、その行動自体が自分の発想の外にある行動であったり、躊躇していた行動に踏み出しやすくなっていたり。
無理だろうと思ってやってみたことが、案外上手く進んだりして、自分でも驚いていました。(無理だと思った上司への提案が、不思議とスッと通ったりして)
確かな効果を感じていたわけですが、この1時間で「何が起きたのか?」は説明ができない、言語化が難しい、という感じでした。
「コーチングって何?」という問いに答えられない人が多いのは、こういうことだと思います。(苦笑)
だからこそ、もっと学びを深めたい、ということで、参加型の学びの場に足を進めました。
③自分の「あり方(being)」の可能性を広げられるかも?と思ったから
自分の大事な価値観として「見たことがない景色を見に行く」というものがあります。それは『自分』にとっても、『他人』にとっても。
最初に参加した基礎コースで、「自分の幅が広がれば、相手の幅も広げられる可能性がある」ことを体感し、自分の幅をもっと広げたいと願いました。
そして単純に面白い!ワクワクする!と思った^^
学びを進める中で、私がコーチングを受ける中で何が起きていたのかも、徐々に理解ができるようになり、コーチングは事実に対しての解釈(”ものの見方”)が変わる可能性を大きく秘めているものだと感じました。
”ものの見方”が変わると、意識が変わり、行動の変化が起きる。
ただ、この「ものの見方」が変わる、ってほんっっっっっっとうに難しいことを、30数年の人生で感じてきました。自他共に。
だからこそ、すごいな、面白いなこれ、ってなっています。笑
④体得して自然体のままで、コーチングしたいから
そして今上級コースに進みたい理由がこちら。
コーチングをしていく中で、セッションの前に緊張というか、少し気負ってしまう自分がいます。
「相手にとって意味のある時間にしなきゃ」とか、そういう気持ちが強くて。
でもそれは自分に意識の矢印が向いているので、もっと自然体に、相手に100%の意識を向けて、関わっていきたい。
頭で考えるのではなくて、コーチングを”体得”することで、自然体のまま、相手の方と一緒に、探求に没頭できる時間を過ごしたい。
セッションの経験時間数を重ねながら、自分自身のBeing(あり方)とDoing(スキル)をもっとブラッシュアップさせて、相手へのインパクトの幅を広げられる、コーチングで気づける可能性を深められる、そんなコーチになっていきたいです。
まとめ
つまりは、”人”(自分も他者も)のポテンシャル、可能性を感じることが楽しくて、面白くて、その可能性を拓く手段としての「コーチング」に好奇心を持っているということなんですね、わたし。
自分の中で少しずつ整理ができてきました。
さて、私は次のステップに進むことができるでしょうか?
ここまでお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!