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【前編】 欧州スポーツ大学院 日本人受講者紹介 (2019-20年)

皆さん、こんにちは。

今回は、2019-20年にヨーロッパの大学院でスポーツビジネスを学んでいる日本人を紹介します。

前編では、受講前の経歴や経緯について、後編では実際に受講が始まってからの経験について、お伝えします。

●FIFA Master

イギリスで歴史、イタリアでマネジメント、スイスで法学と、サッカーを中心にスポーツを様々な側面から学ぶ。クラスは平均30人、国籍は20か国以上、前職もスポーツ系に限らず多種多様なスポーツ好きが集う。

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1. 内田 大三(うちだ たいぞう)

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年齢
34歳

出身大学
早稲田大学(スポーツ科学部)

受講前の経歴
新卒で入社したスポーツ専門のCS放送局に10年ほど勤め、主に番組制作と海外渉外を担当。

応募した理由、きっかけ
日本でもう一度ワールドカップを開催するためにまずはFIFAの近くに行きたかった。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
なし

入学までに苦労したこと
住宅ローンや大学時代の奨学金の返済がある中での大きな出費に不安を覚えた。また、勤務時間が土日深夜を含めて不規則だったため、TOEFLやIELTSの対策として予備校に通えず夜勤明けに眠気と闘いながら勉強していた。何よりも可愛がってくださった同僚のみなさんに内緒で受験していることが心苦しかったが、自分の将来のためだと思って勢いで走り切った。

●Football Industries MBA @University of Liverpool

イギリス・リバプール大学にあるフットボールビジネスに特化したMBAコース。20年以上の歴史があり、これまでも多くの日本人が在籍。

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2. 濵地 淳平(はまじ じゅんぺい)

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年齢
32歳

出身大学
法政大学(国際文化学部国際文化学科)

受講前の経歴
専門商社にて、海外営業及びBusiness Developmentとして主に海外関連のビジネスに約5年半従事。その後、英系および日系リクルーティングファームにてコンサルタントとして4年間ほど様々な業界への転職活動支援を経験。

応募した理由、きっかけ
元来からのスポーツビジネスに対する興味と、仕事により充実性を持たせて、誇りを持ちながら仕事をしたいと思うようになり、キャリアチェンジを希望して応募。タイミングとしては、30歳となる節目の年齢を迎えた為、新たなチャレンジをする決心をした。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
Real Madrid Graduate School, FIFA Master, Coventry University, University of Applied Sciences Europe

入学までに苦労したこと
費用の工面、住居の契約(具体的には、契約/1年分入金後に建物の工事が確定し、契約が白紙に)。情報収集、出願後も実際に行くかどうかの決断に時間を要した点。

3. 立川 翔(たちかわ しょう)

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年齢
32歳

出身大学
早稲田大学(法学部)

受講前の経歴
PR会社に9年間勤務。企業や団体の広報活動全般を支援。

応募した理由、きっかけ
大学生の頃にFIMBAのことを知り興味を持ったのが最初のきっかけ。キャリアを模索する中で自分の成長や将来の可能性を広げたいと思ったから。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
ラフバラー大学、バーミンガム大学

入学までに苦労したこと
仕事と並行しながらのIELTSのスコアメイク。実際に仕事を辞めて留学する決断をすること。

4. 船本 未来(ふなもと みき)

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年齢
26歳

出身大学
アメリカ ノーステキサス大学(運動生理学専攻)

受講前の経歴
スポーツメーカーの新規開拓部門で法人営業を中心に約3年勤務。

応募した理由、きっかけ
海外に新しいチャレンジを求め、自分の選択肢を広げたかった。とりあえず受かってから考えよう、という気持ちで願書を出した。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
ロンドン大学バークベックカレッジ、FIFAマスター、EU Business School

入学までに苦労したこと
・どの大学で勉強するべきか、ネットでの情報量が少なく調べるのが大変だった。
・仕事をしながら願書を揃えたりIELTSのテスト勉強をするのが大変だった。

Twitter: @Miki_FIMBA

●Master in Football Business in partnership with FC Barcelona

バルサと提携したMBA(フットボール特化)コース。創設者はヨハン・クライフ。2019年で3期目。現地での授業は月に1週間程度で他はオンラインキャンパスを通して課題に取り組む形。

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5. 渡邉 宗季(わたなべ そうき)

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年齢
34歳

出身大学
大阪大学(旧大阪外国語大学英語科ビジネス英語専攻)

受講前の経歴
関西の地方銀行で3年(営業中心)、その後スタートアップの医学部専門予備校(京都)で学校の運営兼英語講師を6年。

応募した理由、きっかけ
楽しく柔軟な生き方ができるよう自分の選択肢・可能性を広げたいと思い、また、どうせなら世界一のクラブの下学びたいと感じたから。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
FIFA マスター、EU Business School、Liverpool大学、ケルン体育大学

入学までに苦労したこと
日本の快適な生活・人間関係を断ち切ること、お金の工面、情報収集。

●AISTS Master of Advanced Studies in Sport Administration and Technology

国際オリンピック委員会(IOC)が中心となってスイス・ローザンヌに設立したスポーツマネジメントの大学院。様々なスポーツに関心を持つ40人が20カ国以上から集う。

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6. 高野 佑(たかの ゆう)

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年齢
32歳

出身大学
東京大学(工学系研究科 社会基盤学専攻)

受講前の経歴
新卒で日系の経営コンサルティング会社に入社。シンガポールとロサンゼルスでの駐在を含め、7年間勤務。

応募した理由、きっかけ
漠然としたスポーツへの思いを持ち続けていた中で、ロサンゼルス駐在中にビジネスとして発展したスポーツを目の当たりにし、仕事として関わる道を探ろうと思い立った。

他に応募した、あるいは応募検討したコース
FIFAマスター(出願はせず)

入学までに苦労したこと
前向きに応援してもらえる形で前職から離れること(形式としては休職中)。


以上、ヨーロッパの大学院でスポーツビジネス受講中の、6名の紹介でした。

後編では
・入学してから感じたコースの魅力
・印象に残っている授業の内容
・来る前と来た後のギャップ
について話しています。ぜひご覧ください。

読んでいただき、ありがとうございました。



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