Margo-物語と糸- #11 |新しい糸と、セミソリッドと、一点物ソックヤーン
さて、20日(金)にMargoの今月のShopOpenを行いました。
今回のビッグニュースは「糸が違う」ということでして
ナイロン混のソックヤーンに加えて
オーストラリア産防縮ウール100%の毛糸がデビューしました。
ほんのり光沢があり、ふわふわ、もちもち。
靴下はもちろん、ショールやウェアにもよいと思いますので
複数買いしていただけるよう
「物語シリーズ」以外に「セミソリッドシリーズ」もはじめました。
わたしが所属している孫橋手芸部の編み物ワークショップで
先生方と生徒さんたちにリサーチして決めた2色
淡くすみミント
淡ベージュ
のつぶつぶあり、つぶつぶなしの4種類がデビューです。
さらに、染めを担当する岡部が
そのときどきの気分や染料の状況にあわせてきままに染める
「うたかたシリーズ」もスタートしました。
今回は1枷ずつの一点物。
テーマにあわせて、自称いとへん詩人の白須が
名前をつけています。
「冷たい朝に」
「暖炉の前で」
「ホーリーナイト」
「うたかたシリーズ」は、ドイツ産のソックヤーンに、一枷の美しさを追求して染めています。
似たものはできても、全く同じものは二度と完成しないと思いますので、お気に入りをみつけたら反射神経でゲットしていただくのがおすすめです。
さすがに毎回1枷だけなのもアレなので
「一回に3〜5枷は染めたほうがいいのでは……」
と岡部に提案しているところです。
しかしおそらく数も決めたりすることはないでしょう。
そういうすべての制約から自由に
岡部の感性を爆発させるのが「うたかたシリーズ」ですゆえ……。
わたしは心のなかで「シェフの気まぐれサラダ」ならぬ
「岡部の気まぐれソックヤーン」と呼んでいます。
今回、「物語シリーズ」「セミソリッドシリーズ」は
受注生産制にいたしました。
ゆっくり考えて好きな枷を好きなだけご注文くださいね。
来月はあたらしい物語の糸をお披露目したいと思っています。
素敵な糸を作り出せますように!