「うたかた」シリーズ　うたかた no.88 レモンの木陰「うたかた」は、染めを担当するにじむが、そのときどきの気分で自由に即興で染めています。糸は、ウールにナイロンが混じったドイツ製のソックヤーンです。お気に入りをぜひ見つけてください。 ★魔女帽子マークは夜に販売開始〈糸について〉糸は、ウールにナイロンが混じったドイツ製のソックヤーンです。ウール75%、ナイロン25%　ドイツ産100g　約400メートル棒針サイズ１～３号.１カセで大人用の靴下が１足編めます。お洗濯の場合はネットを使用し、平干しして乾かしてください。製造の都合上、結び目が発生する場合がございますのでご了承ください。うたかたシリーズ　綛糸100g(ウール75％、ナイロン25%)は現在の在庫分は現行価格で値上げせずに販売いたします。【注意事項】ご利用のディスプレイによって色味が異なる可能性があります。染めたバージョンによっても様々な色合いになります。手染めの魅力として 世界に一つのカラーをお楽しみください。

物語シリーズ、今回のテーマは「若草物語」です。すべて手染めなので、全く同じに染まったカセはありません。１カセとの出会いを楽しんでいただけたらと思います。1週間ほどでお手元にとどきます。color name メグ………………………………………………………………その日の朝は、六月のバラがポーチにあでやかにさきほこり、空は雲ひとつない晴天だった。姉妹たち三人は、花嫁の着つけにおおわらわだった。メグは、まさにそのバラのように美しかった。絹もレースもいらないと、メグはいっていた。「わたしは変に飾り立てるのがいやなのよ。豪華な結婚式はやらないわ。ただ、わたしの大好きな人たちにきていただいて、いつもと同じわたしを見ていただきたいの。」だからメグは、乙女の夢をいっぱいこめて、自分でウエディングドレスを縫ったのだ。妹たちは、姉の美しい髪を編んでやった。メグが身につけたたったひとつのかざりは、「わたしのジョン」がなによりも好きだといったスズランだけだった。『若草物語』L・Mオルコット作　矢川澄子訳（福音館文庫）より………………………………………………………………長女のメグ（マーガレット）は、たっぷりした褐色の髪と大きな瞳、白い手と優しい口もとをしており、物語のなかで何度も「美しい」と称賛される女の子です。第一部では、家族がお父様と三女ベスの病気という大きな試練を乗り越えたのち、メグとジョン・ブルックさんの初々しい恋が始まってフィナーレとなります。結婚式のシーンは、第二部の初め。第一部の物語から３年の月日が経っています。第一部の冒頭で「貧乏って、ほんとうに嫌ね」と呟きドレスや手袋など欲しいものがたくさんあった少女がこんな風な結婚式を迎えるとは感無量で、メグの成長を感じずにはいられません。そんな慎ましく清らかで、可憐な白い花のようなメグをイメージして、毛糸を染めました。　【糸について】オリジナルで作ってもらったファインメリノの防縮ウール100%　柔らかな風合いにうっとりする優しい糸です。オーストラリア産　ファインメリノ紡績　中国　約100g　約350m棒針サイズ１～４号撚りがあまいので小さな針で編めば細く、大きめの針で編めばふんわりと仕上がります。１カセで大人用の靴下が１足編めます。お洗濯の場合はネットを使用し、平干しして乾かしてください。製造の都合上、結び目が発生する場合がございますのでご了承ください。