2児の子育てをしながら本を出すまで
ここでは、4月12日に発売したばかりの著書
『「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術』
の制作秘話を書きます。
秘話ってほどのものでもないのですけど。。
本を出版すると発表してから、小さい子ども二人(3歳と1歳)を抱えて本を書いたのはすごい!と言っていただく機会があります。
どうやって本を書けたのか?
わたしの場合のやりくり方法を紹介します。
まずひとつは精神的な面。
たしかに、作業時間はとても限られていて、学生時代のころのように自由に時間は使えませんでした。
それでも本が書けたのは、まずは、モチベーションが超絶高かったというのがある思います。
本を出すのは夢だったので、とてもありがたく、つねにやりがいを感じていました。
数ヶ月間、頭の中は常に本のことばかり。
本を書くために本を書い、読み・・・
イントプットとアウトプットを大量にこなす日々でした。
ただ、精神的な面は仕事に取り組む方に参考にならないと思いますので、ここでは作業を効率化してくれたグッズを紹介します。
私は本を読むのもそこまで得意ではありませんし、天才でも秀才でもありません。仕事に子育てにてんやわんやしているので、同じように時間の制約がある方は参考にしてみてください。
2児の親が本を出すまでにお世話になったグッズ
1 ワイヤレスイヤホン
私はAirPods Proを使っています。
子どもを保育園までベビーカーに乗せて送って行くとき、子どもを抱っこして寝かしつけるとき、家事をしながら・・・
たとえ15分間でも、耳があけば、オーディオブックを聞いていました。
ビジネス書、学術書、なんでも。
月額料金はかかりますが、オーディオブックを聞くようになってから確実に読書量が増えました。
ワイヤレスイヤホンは本当に便利!
オーディオブックはAmazonのオーディブル。
一度解約していた時期もありましたが、なかなかゆっくり目で読書する時間がとれずに、またオーディブルを契約。
インプットが多いと、「この人のこの意見に、自分は賛成?反対?」と、自分の意見も生まれやすくなります。書かれていることを丸呑みするのではなく、あくまで自分が主体的に読むことが大事。
オーディブル↑
2 ロディアのノート
フランスのノートメーカーといえばロディアでしょうか。
質は日本のノートほど良くはないのですが、コスパでロディアに落ち着きました。
私はレフィルで入れ替えられるものを使っています。
アウトプットはすべてこの1冊にまとめています。
色々分けると、あれ?どこいった?となりますが、1冊にまとめておけばその心配もありません。
どんなメモも、ここに。
A5サイズ。
本を書いているときは、まずとにかくこの章で書けそうなエピソードなどを一気に書き出していました。
そこからカテゴリーに分けたり、流れを考えたり。
あとは、新聞や本から得た知識も逐次書いていました。
本では、読者にわかりやすく説明するために、具体例が欠かせません。その具体例をストックするためにも、ニュースや新聞のアクチュアルなネタはすぐに書くようにしていました。
3 じっかんタイマー (時っ感タイマー)
時計とタイマーがセットになっているものを使っています。
最初は子どものために買ったのですが、作業を区切るのにとてもイイ!となり、自分用にも買いました。
ということで、我が家には二つあります。
作業机に置いて、「この作業は15分で終わらせる」「これは25分」というように作業ごとにタイマーを設定して使っています。
ただ、タイマーを設定するとカチカチ音が鳴るので、そこだけちょっと気になります。
すぐに慣れましたが。
子育て中の方は特に、送り迎えや、急な病気などで、自分の自由に使える時間が限られていますし、その時間さえもいつ奪われるか分かりませんよね。
だから、時間ができたら一気に集中して仕事を片付ける必要があります。
このタイマーは時間を可視化してくれるので、だらだらとPCに向かっていることが少なくなりました。
時間管理とか作業は、ほんとにこの3つに助けられました。
これらと、あとはPCですね。
PCはiMacを使っています。
ノートPCは姿勢も悪くなるし、画面も小さいのであまり好きではありません。
持ち運びもしないのでデスクトップ型が気に入っています。
フランスは、あんまりカフェで作業する風潮がありません。
みんな喋っていて、うるさくて集中できません。(笑)
フランスで作業するなら公園がいいかも。でも公園に行くのだったら、読書したほうがいい。だから、ノートPCの出番がないんです。学生時代はMacbook airを使っていましたが、数年前に手放しました。
次は、仕事術ではないですが、小さい子どもがいると体調管理はなによりも大事!ということで、健康を維持するために役立ってくれたものも2つご紹介します。
子どもが小さくて、保育園や幼稚園に通っていると、すぐに風邪をもらってきますよね。
なにも気をつけていなかった頃は、子どもが風邪をひくたびに、もれなく私も風邪をひいていました。
しかも大人がかかると結構な確率でこじらせちゃうんですよね。
あるとき、もう勘弁!と思って色々調べて、以下の2つを日々の生活習慣に取り入れたら、以前より断然風邪をひきにくくなりましたし、風邪をひいてもすぐに治るようになりました。
体調管理に役立ったもの
1 スロージューサー
野菜は1日350g摂るとよいと言われています。
なかでも、生で食べるのが一番よい。
けれども生野菜は食べずらいので、ジュースにしてしまうのが一番ラク。
私は、にんじん・りんご・レモンがベースで、冬はこれにショウガを一欠片入れると風邪がすぐに良くなります!
ショウガで喉がカーッとなるのが、効いている感じがしますよ。笑
たまにセロリやほうれん草など緑の葉物野菜も入れてみたり。
最初は、続くかどうか分からなかったので、スロージューサーのなかでは比較的お手頃の、パナソニックのものを購入。
十分満足しています。
2 プロテイン
昔、何も気をつけていないときは、たんぱく質が不足していて、つねに眠かったです。
たんぱく質が大事だと知ってからは、朝は14時間のプチ断食のあとにたんぱく質を摂るようにしました。
最初はタマゴを食べていましたが、最近アーモンドプロテインとオーツプロテインが手頃な価格で手に入ることを知り、取り入れてみたら、おいしいし満腹感が得られるのでお気に入り。
プロテインって筋肉をつけたい人が飲むものだと思っていて、そういうお店に入りずらくて、購入には至っていませんでした。
でも、昔からエッセンシャルオイルなどで愛用していたアロマゾーン(AROMA-ZONE)というフランスのお店に植物性のプロテインが登場して、筋肉をつけるためではない人にとっても手が届きやすくなりました。
https://www.aroma-zone.com/info/fiche-technique/poudre-de-proteines-damande-bio
こんな感じで、時間も体調も管理しつつ、本を書きあげることができました!
いろいろな時間術の本なども出ていますので、自分に合ったやり方を試してみるのがいいですね。
あまり本の内容とは関係ない話でしたが・・・
子育てしていても、がんばったよー、ってことです。
いよいよ明日は本の発売日です!
コチラからご購入いただけます↓