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【心が不安定になるとき】
昨日は気持ちがアゲアゲでとても調子が良かったのに、
翌日はなぜかどよーんと気持ちが重い。
そんなことはありませんか?
常に良い気分で安定していればいいですが、
朝起きたての時に、気分が重たいという声も
結構聞きます。
心が不安定になるときに、多いケースを
今日は書いてみようと思います。
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【心が不安定になるとき】
私は2007年くらいだと思うのですが、12日間ほど
瞑想を学ぶ合宿に参加したことがありました。
その時に学んで、今もずっと覚えているのは
「人間は、過去か未来、どちからかに気持ちが
行ったり来たりしていて、
過去を思っていると後悔ばかり浮かぶし、
未来を思うと不安にしかならない」という説。
まさにその通りだなと、
自分を例に考えても思います。
過去にせよ、未来にせよ、今以外のこと
ばかりを考えているのは不毛だと思います。
過去のことは変えられないし(記憶を塗り変えることは
可能)未来の全てを予測するのは不可能だからです。
私はこういう時こそ、瞑想するのをお勧めしています。
瞑想とは、思考を止めてリセットすること。
どろどろの後悔の中に沈んでしまいそうでも、
先の見えない未来の不安に立ちすくんでしまった時でも、
家の中で、ソファやベッド、ダイニングの椅子でもいい、
座れる場所を探して、目を閉じて、瞑想をとにかく始める。
私は愛犬を亡くした悲しみの嵐を、瞑想でなんとか
乗り切りました。泣きすぎて開かなくなった目、
嗚咽で痛む喉、訳のわからないうちに始まったあちこちの
身体の痛み。
瞑想で感情が吹き荒れる状況が何とか収まるまで
2時間くらい、もしくはもっとかかったと思います。
気が付いたら朝を迎えていました。
起きるとまた、現実がやってくるのですが、
感情が乱れていきそうになると、瞑想で整えるを
繰り返していました。
以前、ニュースで見ましたが、海外の少年サッカーの
チームが、洞窟の中の神様にお参りに行ったところ、
水の増水によって、洞窟内に閉じ込められてしまいました。
真っ暗な洞窟内でそれはそれは怖かったと思います。
しかし、彼らを引率していたコーチが、少年たちに
瞑想をさせて落ち着かせたそうです。コーチは、日ごろから
少年たちに瞑想をするように指導していたそう。
救出には何日もかかったそうですが(しかも、ボンベをつけて
水の中を移動する必要があった)彼らは無事に救出されました。
私たちは、どうしても思考が過去と未来を
行ったり来たりします。そして、不安になったり
後悔したりを繰り返す。
感情がコントロール出来そうもなくなったら、
是非瞑想をして下さい。
気持ちも切り替わるし、思考の習慣も変わります。
今日もお読みいただきありがとうございました。
中島 みき
19790828様の画像を使用させていただきました。
ありがとうございます。まさに、今に集中している
猫様です。
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https://www.reservestock.jp/page/index/8999