
6月の薬湯【ドクダミ】
【名称】ドクダミ
【学名】Houttuynia cordata
*この学名は本来斜体表記です
【原産】日本、中国など東アジア
【種類】ドクダミ科ドクダミ属・多年草
道端や裏庭、土手などに
ドクダミが花盛りの季節です。
ドクダミの花は何色だと思いますか?
「白」い花というイメージがありませんか?
実は白い部分は苞で
その上の黄色い部分が小さな花の集まりなんです。
花弁(花びら)はないのだそうです。
「大和本草」(貝原益軒・編纂)には
「十種の薬の能ありて十薬となす」と書かれており
漢方名は「十薬」といいます。
ドクダミ、ゲンノショウコ、センブリは日本三大薬草です。
「ドクダミ」湯は
あせも・湿疹などにいいと昔から言われています。
これからの季節にピッタリですね。
□「ドクダミ」の薬湯
「ドクダミ」の葉や茎はよく洗って適当な大きさに刻み
木綿の袋に入れてバスタブに入れる
中身が出ない程度に揉んでもいいです。
「ドクダミ」は比較的入手が簡単なので
ぜひお試しくださいね。
お散歩をしていると
時折こんな八重咲のドクダミを見つけることがあります。
とても可愛らしいのですが
薬効は低いため
ほぼ観賞用として用いられるそうです。
いいなと思ったら応援しよう!
