見出し画像

日記_梅もぎに行った

日記ってその日に起こったことを思い起こして書くんでしたっけ。noteに書いた日記を読み返してみたらその日のことがあまり書かれていなくて「日記ってなんだっけ」って思ってしまった。なんだろうね。

書き始めたのは昨日で、昨日のことを書いていた。だからこれは二日前の日記。

お昼ご飯を食べて今度は梅もぎとり園に向かう。友人一家が住んでいるところの近くにあって、我々は初参加。入場無料、1キロ500円。去年のんだ友人作の梅シロップソーダが美味しかったので今年はうちでも作ることに。

会場に着くとアルコール消毒が置いてあり、説明と袋配布に距離を取れるよう工夫していた。一歩入るとふわっと梅が香る。見上げると丸々とした梅の実がたくさん。下にも風で飛ばされたのか、枝を揺すった際落ちたのか、梅がばらばら散らばっていた。

ほわっとした産毛の実を握って、ぽきっと捥ぐ。
果物は「もいでいいよ!」というとりやすさがある。
とる方も、とられる方も気持ち良さがある。気がする。

胡瓜やナスなどの野菜はハサミを使わなきゃならないのでちょっと申し訳なさがある。トマトはポロンと取れるけど。あれ、トマトって果実だったっけ。

黙々ととっていると1-2キロ予定が3キロも袋に詰まった。
十分な梅シロップができそうだ、お酒が飲めるなら梅酒にもしたかったな。小さいころ梅酒の梅だけおばあちゃんに食べさせて貰ったの、美味しかった。

何気ない日常でもふとしたきっかけに幼少期の頃を思い出す。5歳の我が子は今日のこと覚えてるだろうか、思い出すだろうか。ふと出てくる私の顔はどんな顔だろうか。私がどれだけ好きか、ちゃんと伝わっているだろうか。

しつこいぐらい「大好きだよ」「宝物だよ」「お母さんが大好きってこと、しっかり覚えておくんだよ」と毎日繰り返し言っている。子はハイハイとそっぽ向いて私を軽くあしらいつつちょっと口元が緩む。そのほっぺの膨らみを見るのがしあわせ。

—-

追記 2020.06.09

梅は洗ってヘタをとって冷凍した。写真は冷凍した梅たち。
今日は瓶詰めをする予定。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?