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病休復帰時に感じた不安


令和5年度教員の精神疾患による休職者数が過去最多の7,119名となりました。
この投稿を読んでくださっている方ご自身、またはお近くの方が精神疾患で病休中という方も多いのかもしれません。

そして
病休中だけど体調も落ち着いてきた。
そろそろ復職のことを考えたいという方もいらっしゃると思います。
私は4回の病休経験がありますが、いずれも大きな不安を抱えながらの復帰でした。どのような不安かをお伝えさせていただきます。


毎回こんなことが不安だった

  1. 業務への適応:生徒や先生方、保護者などとの関わりや受け持ち授業など以前と同じような業務に適応できるの?朝から夕方まで1日働けるようになるのか、なんていうことも心配でした。先生方が当たり前にやっていることが当たり前にできなくなっていました。

  2. 職場での理解とサポート:管理職や他の先生方が精神疾患についてどの程度知っているか、また自分への配慮やサポートをお願いすることに申し訳なさを感じました。当事者ではないと、精神疾患への理解はまだまだ不十分な状況でしょう。

  3. 再発の恐れ:職場復帰が負担となり、再発しないかという不安。再発を経験しているからこそ、再発が怖かったです。再発した時は下っていくジェットコースターのように心身の状態が急降下していきました。

  4. 評価や偏見:病気によって他の先生方からどのように見られるか、偏見の目で見られるのではないかという不安も大きかったです。心配してくださる方だっているのに、自己肯定感が低くなっていると良くない方に考えてしまいがちでした。

自分で「復職しよう」と決めたにも関わらず
毎回職場復帰訓練の度に
「行きたくないな」、「しんどいな」と思う自分がいたことも事実です。

でも辞めたくなかったんですよね。
手放したくなかったんです。教員という仕事を。

リワークデイケアにも

2回目と3回目の病休時にはメンタルクリニック併設の
リワークデイケアにも通いました。
リワークについてはまた別の記事でお伝えしようと思います。

最後に

R6年度末で正規教員は退職して
現在は復職したい先生のサポートができるよう準備中です。
民間のカウンセラー資格をひとつ取得できたことが糧になっています。
さらに心の学びを深めて、再び教壇に立ちたいと思う先生の力になりたいです。

本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
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