#5 iPadでミャンマー語学習
数年ぶりに新しい言語(ミャンマー語)を学習しています。毎日とても楽しいのですが、単語帳やノートがどれもしっくりこなくて、どうしようかと迷っていました。
ミャンマー文字は、英語の「y」のように下に飛び出す文字がいくつかある上に、基本文字の周りに上下左右部品的なものがくっついて発音が確定するので、どんなノートだと書きやすいのか、見当もつきませんでした。
そんな時に、ミャンマー語検定を受けようと調べいく中で、スケちゃんねるさんの「スケ流勉強法」を見ました。
スケちゃんねる
動画の中紹介されていた「iPad・Apple Pencil活用法」。「ひたすら書いて覚えるために、紙やインクの無駄がないデジタルで練習する」というシンプルなもので、
「…そっか、iPad使えばいいのか。」
iPadはふだんから使っているのですが、購入目的が別にあったので、語学とは結びついていませんでした。
そこで、iPadを購入した頃に見ていたノートアプリおすすめ動画を見直すことに。
Amity Sensei
iPad購入当初、使い方やアプリ紹介でたいへんお世話になったチャンネル。ノートアプリを選ぶ時も参考にしていました。
当時は手書きする作業があまりなかったのでダウンロードしていなかったGoodNotes5。ここにきてとても重宝することに。
ノート作り
スプリットビュー機能を使って市販のテキストや単語帳を書き写してノートを作る方法。
・本を押さえなくていい。
・ノートのリングが邪魔にならない。
・iPhoneと同期するから、作成はiPadで、学習はiPhoneでできる。
今のところいいことづくめです。
単語集から例文をひたすら書き写したり、
(著作権保護のため単語集は隠しています)
順番がバラバラに並んでいる例文を並べ替えて、
単語と文法の学習を一緒にしたり。
そもそもあまりきれいにノートを整えようとしていないのですが、単語だけひたすら書いたり、例文を書いたり、文法項目によってまとめてみたり、思いつきでいろんな書き方をしても、
後からページの入れ替えができます。もちろんただのメモ程度に使ったページは簡単に削除できます。
また、1冊のノートの中で、紙の大きさや向き、罫線のパターンもページごとに自由に選べます。筆者は考え方がまだ古く、同じテンプレートばかり使っていますが。
アナログのノートとは概念が違うノートです。
困難は分割せよ
そして、超初心者の筆者にとって助かるのが、複数色のマーカーを使い分けられること。
ミャンマー語は分かち書きをあまりしない言語みたいで(本当は違うかも💦)、現段階では、どこまでが1音節なのかどこまでが1語なのかがわかりません。
それが、単語や助動詞などにマーカーを引くことで、やっと文章の全容が見えてきます。
単語ごとに色分けして分類すると、なんと、日本語と語順が同じなのです!急に親しみが!!
デジタルだと、間違えたらマーカーだけ消せるし、後から色分けを変えたりするのも簡単。
脳内のデカルトさんが囁きます。
「困難は分割せよ」
色分けのおかげで、ミャンマー語と仲良くなれそうです。
フラッシュカード
フラッシュカード機能の使い方はこちらで学びました↓
超初心者なので、とにかく大量にインプットしたい時期。そして、ミャンマー語は字に慣れるのが時間がかかりそうなので、単純な言い回しの短文をたくさん書いて、よく出てくる文字からなじんでいこうと考えています。
GoodNotes5のフラッシュカードテンプレートに例文を書き込んでいきます。上半分が問題で下半分が答え。
「日本語→ミャンマー語」の学習をノートの方でしているので、フラッシュカードでは「ミャンマー語→日本語」の順で。
まだミャンマー語を見ただけでは読めないので、現時点では答えのエリアに読み方をカタカナで書いています。見てわかるようになったものから読みがなを消していきます。
フラッシュカード学習をする時は、ページ右上の「・・・」ボタンを押して一番下の「フラッシュカードで学習」をタップすると、ランダムに出題してくれます。
タップすると答えが出てきます。
解答した後、覚えているか覚えていないか評価できて、出題頻度を調整できます。
フラッシュカード学習は、フラッシュカードテンプレートに限らずどのテンプレートでも、「上半分が問題、下半分が答え」という形式でできるのだそうです。
作成はiPadで学習はiPhoneで
iPad学習の何が助かるかって、作成はiPadでできて学習をiPhoneでできることです。
何冊もの本やノートを持ち歩かなくて良い。単語帳がどっか行ったりしない!
夜のうちに、テキストとiPadで学習材料を作り、翌日はテキストを持たずに仕事に行きます。
けっこうスキマ時間がある働き方をしているのですが、時間が空いたらiPhoneを取り出してフラッシュカードをしたりノートを眺めたり。
荷物が減って助かるだけでなく、家でする勉強と外でする勉強が役割分担されて、今の時点ではどちらもいい感じです。
直感的な学び方
iPadを活用した学習法は、直感的です。思いついたことをとりあえずやって、後から好きなように変えることができるのが筆者の性格にも合っていて、とても使いやすいです。
しばらくこの方法で学習を続けていきます。
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