見出し画像

こども園のここがスゴい!②

先日、子ども園の保護者会に行ってきました。新たに、こども園はスゴい!と思ったことがあるので、記事にしたいと思います。


1、オプトアウト方式の決定方法


今日の説明でいろいろ保護者に対して説明がありました。その時オプトアウト方式での決定方法をとっていることに気づきました。例えば、保護者会についての連絡がありましたが、「拒否やご意見がある方のみプリントを出してください。」と言うふうになっており、賛成の人はプリントを出さないでも良いと言う方法でした。また、現在、こども園でプールを行う日もありますが、「9時過ぎてもコドモンのアプリにプールOKと連絡がない場合はプールは入れません。」、「また9時過ぎに登園した子もプールが行えません。」と言う感じです。その理由もしっかりと説明してくださっていました。「一人の子が遅れてしまって、その子を待っていてしまったら、プールを楽しみにしている他の子の待たせてしまったり、迷惑かけやってしまうからです。申し訳ありませんがご協力お願いします。」としっかりと説明してくださいました。
 つまり、「連絡が無い。」=「賛成」、「連絡が無い」=「プールは入らない。」と言う、オプトアウト方式です。保護者が納得するよう、保育参観の日に、口頭できちんと説明もしてくれていました。すごい!!

2、注意をするのではなく、事前に予測し説明をする。


私は何か子どもがしてしまった後に、ついつい注意をしてしまいます。しかし、こども園では、「今から遊戯室に行きます。遊戯室でのお約束、覚えているかな〜。」と何か行う前に、注意事項を伝えてしました。そして、なぜそのお約束が必要なのかの理由も説明していました。「お遊戯室では広くて走りたくなるけど、走ると転んだり、ぶつかったりして危ないから、ゆっくり移動しましょう。」と伝えていました。いつも、何かしてしまった後に、注意をしてしまうことが多い私からすると、すごい!!

3、十分なフォロー体制


 担任の先生の他に、フォローする先生が2人ました。今回は、お遊戯に使うCDラジカセがうまく動かず、音楽が鳴らないという事態がありましたが、フォローの先生が新しい器具を持ってきたりして、大事には至りませんでした。また、泣いてしまう子がいたり、ちょっとした不測の事態もありましたが、フォローの先生がいてくれたことにより、進行が滞ることもありませんでした。何かあった時にすぐに対応できる体制を整えると言うのは、当たり前のようでできていない事が多いと思います。すごい!!

4、保護者に関して「おうちの方」や「保護者の方」と呼んでいた。


 保護者会には20人近くの保護者が参加していましたが、そのうち1人だけが男性で、残りは全て女性。そのような場所では、ついつい「お母さん。」と呼んでしまいそうだと思います。しかし、必ず「おうちの方」とか「保護者の方」と呼んでいました。私に対して個人的に伝えるときは「お母さん」と言うこともありますが、きちんと使い分けをしていました。すごい!!

5、音楽がなったら、みんな片付けを始めた!!


 家では全くお片付けをしません。「片付けて。」と言っても全くしません。。。。でも、こども園では、「チャララン〜〜🎵」と音楽がなった瞬間、子ども達の手が一瞬止まったかと思ったら、急にみんながお片付けを始めました!!先生は「この音楽は、次に楽しいことが始まる音楽だよ〜。」と言っていました。「お片付けの音楽」と説明するのではなく、「次に楽しいことが始まる音楽」と説明しているところにも感動を覚えました。すごい!!

 今回の保育参観を通し、長男の成長のみならず、こども園で先生方がプロとしてどのように子どもと接しているのか、こども園を滞りなく運営するためにどのような工夫をしているのか、様々なことを知ることができました。
 
あらためて、このこども園に通えることができて、本当にありがたいなと思えました。

いいなと思ったら応援しよう!

春野 さとみ【理学療法士×ワーママ】
よろしければサポートをお願いします!いただいたサポートはエンディングノート事業の活動費として使わせていただきます!