危険球退場を目の当たりに
頭部への危険球退場を、生観戦で初めて見た。
2024年7月17日日本海リーグ第19回戦の2回表、石川ミリオンスターズ室峰投手が投じたワンストライクからの2球目、富山GRNサンダーバーズ瀧本選手のヘルメットにバコーンと大きな衝撃音。
瀧本選手の次のバッターが、なかなかスタメンに名を連られない岩室捕手だったので、写真を撮ろうとたまたまバックネット裏に移動した直後の出来事。
真っ先に細谷三塁コーチが駆け寄り、間髪入れず吉岡監督がベンチを飛び出し、トレーナーに指示を出す。
ヘルメットの庇部分だったので大事には至らなかった様で、試合後、チームメイトの吉本選手と三好選手に訊くと、大丈夫ですとの答え。
本人の顔を見てないので軽々な判断は出来ませんが、また週末から守備率10割の華麗なプレーを見せて貰いたいと思います。
試合の方は4-3の薄氷を履む勝利。
今シーズンサード守備は瀧本選手が入った事しか見た事が無かったので、常日頃、バックアップは誰なんだろうと思っていたら、ファーストの墳下選手が入り完璧なキャッチングとスローイング。
大型内野手の守備はやはり画になります。
また、富山GRNサンダーバーズ四番打者、三好選手が今季初盗塁。
いつもベースランニングが速いと感じていたので、盗塁しても面白いと思っており、期待通りの走りに歓喜。
抑えるべき時に抑え、打つべき時に打つ、当たり前の事を積み重ねていけば自ずと結果はついてくるもので。
それにしても、対する石川ミリオンスターズの大誠選手。
打った瞬間にHRと分かる打球角度には、惚れ惚れします。
西武ライオンズで四番打者を務め、ヤクルトスワローズで代打の切り札として活躍された鈴木健選手を彷彿させる、美しいHRです。
いいなと思ったら応援しよう!
お力添え、ありがとうございます。頂いたサポートは全額、独立リーグ富山サンダーバーズ取材、活動費として使用させて頂きます。