Make it to the top
流れてくるのはJigsawの『Sky High』。
2024年8月30日日本海リーグ第32回戦、両軍併せて4本のHRが飛び出す空中戦。
9回表8対9、先攻の富山GRNサンダーバーズが2アウトで満塁で同点チャンスを作るシーソーゲーム、やはり野球は点の取り合いが面白い。
5/22の試合で怪我のため途中降板した小笠原天汰投手が3ヶ月振りの復帰登板ながら、初回に石川ミリオンスターズ1番打者阿部選手にソロHRを打たれ、2回裏にも川崎選手にライトスタンドに放り込まれる。
結局、小笠原投手はこの2回を投げたのみで、その後は渡邊、横井、道崎、瀧川投手と4人の細かい継投で回を重ねる。
今日の試合の関頭は二度。
5打数3安打4打点、内3ランHRと大当たりだった富山GRNサンダーバーズの石橋航太選手が、6回表右中間スリーベースヒットを放つ。
この一打が口火となり、この回7対6と逆転に成功。
試合後、サイクルヒット目前だっただけに本人はかなり悔しそうで、明日の地元、魚津桃山球場でのリベンジを誓ってくれる。
もう一つは7回裏、2アウト一、二塁まで漕ぎつけた富山GRNサンダーバーズ。
対する石川ミリオンスターズ、打席に立つのはチームで打球飛距離No.1の大坪梓恩選手。
2ボール1ストライク、振り抜いた打球はセンターバックスクリーンに一直線、逆転の3ランHR。
次の打者は8番だっただけに、無理に長距離バッターと勝負せずに、打者2人でワンアウト取れば良いのにと打たれる前から思ってたが、あとの祭りの結果論。
結局これが決勝点となり、5連敗目を喫する。
残り8試合で12勝18敗2分。
当然選手達は全勝の意気で試合に臨んでくれると思うが、その前に自分が納得いく、理由が説明出来るピッチングとスイングを重ねて欲しい。
”試合ではいつセメントマッチになるか、わからない。だが、その緊張感が大切なのだ。”
〜ミル・マスカラス