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積極的【休職】のススメ! 1年半の休職の全貌を明かします


とにかく、休んで
とにかく、無理しないで

体を壊して休職・退職を経験した私は、
この2つの言葉を
よく人に言うようになりました。

つい口に出てしまうのは、

この2つが、
・過去の自分に言ってあげたい言葉
・過去の自分が言ってほしかった言葉
だからだと思います。

去年、
遠方に住む友人が転職先でパワハラにあい、
心身に不調をきたしました。

LINEの文章が、
それまでの強気な彼女と違い、
明らかに様子がおかしかったので、

とにかく、一度休職して」と、
数ヵ月にわたってLINEで説得を続けました。

当時の長文LINE



結果、彼女は2ヵ月休職しました。
今は、体調もメンタルも改善して復職し、
職場の人間関係も変わったようです。


彼女は、休職することに心の葛藤があり、
医師の診断書をもらってから、
実際に休職するまで数ヶ月かかりました。

かくいう私も、
休職に入る前の1年間
明らかに体調がおかしいのに
会社に通勤し続けて、
しょっちゅう会社で倒れていました。


休職を必要としている人は、
すでに心身ともに余裕がなく、
元気な時とは精神状態が違います


私は、元気な時には、
「会社より、自分の人生が大事なのは当たり前
と思ってるタイプでした。

でも、心身が弱りきった状態だと、
こんな風に考えるようになりました。

「同僚に迷惑ばかりかけて、申し訳ない
でも、どうしようもない。
自分には、物事を動かす力が残ってない。
いっそ、もっと重病になったほうが、『私はもう働けない』って
みんなが納得してくれる

去年休職した友人も、似たような状態に陥っていたと思います。

こんなに弱りきった頭と身体で、

休職に入るために、
自分に合いそうなクリニックを探したり、
クリニックに足を運んで診断書をもらったり、
会社の人に話したり、といった
休職アクションを起こすのは、本当に大変です。

でも、この手続きさえクリアすれば「なんとかなる」から、
それ「だけ」は頑張ってほしい

「自分の1年6ヵ月の休職の実体験を書きつづることで、
誰かの助けになるかもしれない。」

これまで、何度かそう思ってきました。

ただ、休職中の実態を詳細まで書くとなると、
「こんなことしてたって知られたら、
ズルいと思われるかな?」
「書いたら、誰かに迷惑がかかるかな?」
という不安が湧き、書けずにいました。


でも、もう退職して3年ほど経ったので、
「いろいろ時効」でしょう。

今なら、
書くことのリスクよりも、

書いたことによって、
見知らぬ誰かの役に立つ可能性」の方が高いと思ったので、
ここに書き記しておきます。

「休職をしている状態」は
なかなかに不安定で、
特殊な立場に置かれるし、
その時にしかない心理状態に陥ります。

休職中の人や、
休職を検討している人、
その人のそばにいる方に、

何かしらの「気づき」や「お役立ち情報」を
提供できるように書いています。

傷病手当金のもらい方や、クリニックの選び方についても
紹介します。

また、過去に休職した経験がある人の
「心の整理」にもつながれば幸いです。



◼️寝ててもお金がもらえる「傷病手当金」


・「寝ててもお金がもらえる」のは、会社員だけの特権!


なぜ、「休職」をすすめるのか?

理由はシンプルです。

休んで体を回復させながら、お金(傷病手当金)をもらえるからです。

傷病手当金とは、
業務外のケガや病気で長期間休職する際に、
給料の約2/3がもらえるという制度です。

詳しいことは、こちら。


身体を壊すと、
お金を稼げないのに、
生活費医療費でお金が出ていきます。

この状況は、本当にメンタルが削られます

(現在の自分のような)フリーランスが
体を壊して働けなくなったら、
お金は出ていく一方です。

でも、
会社員なら、手続きさえすれば、
家で寝ていても、給料の2/3がもらえるんです。

「会社員だけの素晴らしい特権」なので、使わない手はありません。

お金の心配をしないで、身体を休めることに専念できる」のは、
本当にありがたいことです。

・一刻も早く会社と縁を切りたいなら、ムリしないで


ただし、休職に入る際や休職中には、
書類のやりとりなどで、会社とコンタクトをとる必要があります。

会社全体への不信感や嫌悪感が強い場合は、
お金をもらうメリット以上に、
会社とコンタクトを取るストレス」が強すぎて、
体調を悪化させてしまうかもしれません。

そんな時はムリをせず、
退職して会社と早く縁を切るのも手だと思います。

ちなみに、傷病手当金は退職後の申請も可能です。
後悔のないよう、制度についてはご自身でよく調べてみてください。

自分の場合は、ある程度の規模がある会社だったので、
休職中は、人事部とのごく形式的なやりとりだけで済み、
復職を促されることもなかったので、かなり気がラクでした。


最初に紹介した友人は、公務員でしたが、
適応障害で休職してる間も、上司からガンガン連絡が来ていたそうです。
(その上司のせいで適応障害になったのに…)

いつ復職できるのか、かなりプレッシャーをかけられていたようです。
(正直、精神を病んだ人への対応としては、最低だと思います)

ストレスなく休職できるかは、個々の企業の対応によります。
そのため、一概に
「何が何でも休職して、傷病手当金をもらうべき」
とは言えませんが、
一度はトライすることをお勧めします。


■「医師の診断書」をゲットするまでの道のり


・「医師の診断書」は、<ほとんどの場合>必要

「傷病手当金」をもらうには、
医師の診断書」を会社に提出して、「休職」に入るのが一般的です。

「医師の診断書」がないまま会社を休むと、
ただの欠勤扱いになり、傷病手当金をもらえない可能性があります。

傷病手当金を申請する際、医師の診断書は必要ありません。
ただし、傷病手当金申請書の該当ページに「病気やけがにより仕事ができない状態」であることを療養担当者(医師)が記入する必要があります。

会社が従業員の休職を判断するための資料として、医師の診断書が必要になるケースが一般的です。

出展:https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3040/r139/


上記のサイトを見ても言い回しがすごく微妙だし、
自分も専門家ではないので、個別の事例はわかりません。

少なくとも、自分が以前いた会社では、
<「医師の診断書」がない状態で、休職して傷病手当金をもらえるルート>はありませんでした。


・「自律神経失調症」は病気ではない?


私が体を壊してからも、
無理して1年間会社に通勤したのは、
「医師の診断書」をもらえなかったからです。


私は、6年前にクリニックで処方された胃腸薬(トランコロンP)に対して、
アナフィラキシーショックを起こしました。

発熱と全身に湿疹が出て、危険な状態になり、
慶應義塾大学病院に運ばれて、1か月入院しました。

退院する際、入院中の担当医に
「3ヶ月は休職したほうがいい」と勧められました。

でも、もう体感としては元気だったし、
会社から「早く復帰しろ」という圧を感じていたため、
「1ヶ月だけ休職」して職場復帰しました。

ところが、
これまで通り仕事をしていても、やたらと疲れたり、
頭がボーッとしたりして、
トイレの中で気を抜くと、立ち上がれなくなってしまうこともありました。

そのうち、座っていることもできなくなり、
会社の床に段ボールを敷いて横になる事態になりました。

まともに働ける状態ではないので、
慶應大学病院に経過観察のために通院した際、
必死に窮状を訴えました。

ところが、医師には
「でも、数値上は問題がないので…」と言われて取り合ってもらえません。

(入院中は、「とにかく安静に、休職期間も長く取って」と言われていたのに、
退院して外の世界に放たれると、こんなに扱いが変わってしまうのか…」と絶望しました)

数ヶ月に一回の通院で、
医師に毎回「調子はどうですか?」と聞かれるのですが、
「しょっちゅう具合が悪くなって、寝込みます」と言ったところで、
数値が正常なので、対処してもらえることはありません。

そのうち、私も諦めて
「前回同様、しょっちゅう寝込んでいますが、他には変わったことはありません
と申告するようになりました。

(通院中の担当医が悪いというのではなくて、
現行の医療制度上、本当に「対処のしようがなかった」のだと思います)


私の不調は、名前をつけるとすれば「自律神経失調症」なのでしょうが、
「自律神経失調症」というのは正式な病名ではありません

だから私は、どんなに体調が悪くても、
一応は「健康体」ということになります。

病気って何だろう。
病院って、西洋医療って何なんだろう。

そう考えさせられるできごとでした。


・今の生活スタイルを、何とかして維持したかった


その後も、
調子がいい時は普通だけど、
気圧の変化がある時や、生理の時、その他にも予測できないタイミングで
寝込んでしまう状態が続きました。

デスクで仕事をして、
体調が悪くなったら、床に敷いた段ボールで横になる。

そんな、職場ホームレスのような異様な状態で、
ごまかしごまかし仕事をしていました。
(コロナ前だったので、「リモートワーク」という言葉もありませんでした)

傷病手当金がもらえなくたって、
さっさと休めばよかったんですが、

当時、①彼氏②親のことを考えると
なかなか踏み切れませんでした。

①彼氏
体調を崩してから、付き合い始めた方がいました。
(どんな時でも恋はする女)

お互い、かなり好き好き状態で、結婚も意識していました。

ところが、
実は、彼は職場でパワハラにあっていて、
仕事を辞めたいし、少し休みながら学び直しもしたいので、
「仕事を辞めて1年間、大学院に行く」と言い出しました。

えええ…。

正直、内心「ズルい」と思いました。笑
私だって、仕事辞めてぇよ。
結婚する前提だったじゃん。

「このまま結婚できたら、会社を辞めて家庭に入って…」と、
私も「自分に都合のいいプラン」を夢想していましたが、
見事に打ち砕かれました。

また、当時、
彼は実家暮らしで、私が一人暮らしだったので、
基本的に、一人暮らしの私の家で会っていました。
(私も体調が悪いので、来てもらうほうが楽でした)

私が仕事を辞めて、家賃が払えなくなって、
一人暮らしを維持できなくなれば
この関係も維持できないかも…。

そんなことを考えていました。

(今書きながら、冷静に考えると「ツッコミどころ」しかありません😂
好きだったから、しょうがない…。

この記事では書き方が悪くなってしまいましたが、
彼は、一番辛い時期に親身にサポートしてくれて、
とても優しい良い人でした。今でも感謝しています)


②親

また当時、親との関係があまり良くありませんでした。

病院から退院して、実家で療養していた際、
「あなたが実家にいるとペースが乱れるから、早く一人暮らしに戻って
と急かされたことがありました。

私の態度が悪かったせいでもあるんですが、
「なんて世知辛い世の中なんだ…」と思い、
かなり辛かったです。

それで、退院してから数ヶ月で一人暮らしに戻り、
また実家を頼るのは無理だし、もう関わりたくない」と思っていました。


今考えると、
「それどころじゃないから、
かっこつけてないで、意地張ってないで、頭下げて、
とっとと休め!
」って感じです…。

マジで、どうでもいいことにこだわってたし、
自分の命のことなのに、全部、人任せ、人のせいにしてた」と思います。


・恐怖の繁忙期が到来


だましだまし仕事を続けていましたが、
とうとう「恐怖の繁忙期」が到来しました。

当時の私の仕事は、
普段は定時であがれる時も多いけど、
1年のうち、4ヶ月間は集中的に忙しくなりました。

繁忙期は、
毎日締切に追われて、
あらゆるスケジュールを管理して、
数十人の関係者に連絡を取り、
届いた原稿をチェックして、すぐに次のところに指示を出して渡す。
そんな調子です。

(数ヶ月間、
大玉の上に乗りながら、
大量の皿を落とさないように回している「曲芸師」になったような気分です)

ただでさえ頭が働かないのに、
そんな司令塔のような役割をこなせるわけがありません。

「なんとか、次の繁忙期が来るまでに、
結婚するか、完全に働けない状態になるかして
職場から離脱しておきたかった…」
と意味不明なことを考えていました。笑


いざ繁忙期に差し掛かると、
プレッシャーで、
夜に一睡もできなくなってしまいました

いや、これはさすがにおかしい。
今度こそ無理


・上司に相談。これにて一件落着…!?


もう自分はダメだ。働けない。
上司に話してみようと思い、会議室に呼び出しました。

言葉を発しようとすると、涙が止まらなくなりました。
上司(女性)は、「どうしたの?」と肩をさすってくれました。

「実は…夜に一睡もできなくなってしまって、頭も全然働かないんです。
今の仕事、とてもじゃないけどできません。ごめんなさい」

横で聞いていた上司は、
明るい声を出し、

「なんだー、重い病気が見つかったのかと思って焦ったよ!
それだけなら、よくはないけど、まだよかった。

しんどいのは、もちろんわかってるよ。
みんなで分担するし、最大限サポートする。最初からそのつもりだったよ。

でも、みけの分の仕事が全部なくなっちゃったら、
それはそれでさみしいと思うから、少しだけやってくれればいいから」

と言いました。

(正直、「仕事がなくなってさみしい」とか、そんなこと思える余裕ないけど…。
それなら…やっていける…のかな…? 
私が不安になって、大袈裟に考えすぎていたのかな…?)
と思い、うなずきました。

上司が、自分の状況を見てくれていて、
いろいろ考えていてくれたことは、ありがたいと思いました。

ただ、後から思うと、
分担してもらうとかではなく、
即休むべきでした。


自分の仕事を複数人の同僚に引き継いでもらいましたが、
私もまだ出社しているので、
ひっきりなしに、いろんな人が
ここはどうすればいいですか?」と聞きにきます。

私も、自分の少ない仕事で精一杯で、
頭が働かないので、なかなかうまく答えることができません。

同僚も、私の回答に満足がいかず、
不満を募らせているのが雰囲気で感じられます。

(基本的に、みんな優しい方々です。
いきなり降ってわいた仕事で、前任者に聞いてもラチがあかなければ、不満を感じるのは当然です)

みんなに迷惑をかけまくりながら、
その場にい続ける
というのは、
想像以上にストレスフルな状況でした。


上司は、優しくて能力のある方で、
彼女なりに、「その時にできる最善策」を考えてくれました。

でも、私の体調不良は、「それで何とかなるレベル」を超えていました。

そういうのって、外からはわからないし
自分自身でさえ、わからなくなるものです。

上司と部下では、普段は仲が良くても、
そもそも立ち場も違います。
上司は、私の体調だけでなく、仕事全体のことも考慮しなければいけません。

それに、「同じ体調」を味わってもらうことはできないので、
完全にわかってもらうなんて不可能です。

だから、本当は、
「自分はとにかく休みたい。
手伝ってもらうとか、そういうレベルで済む状況ではない」
ということを伝えなければいけなかった。


休職するにあたって、次の2点はさっさと諦めましょう

誰が見ても絶対に休職したほうがいい状態になる。
・周囲の人に、完全に理解&納得してもらえて送り出してもらえる。

ほぼ確実に、誰かに迷惑はかけるし、嫌味を言われることもあります。
それを受け入れて進むしかないんです。


・初めての心療内科


眠れなくなって、人生で初めて心療内科に足を運びました。

心療内科は、患者さんたちも一見、普通の人と変わらず、
想像していたような怖いところではありませんでした。

心療内科の先生に、最近の生活について聞かれました。

当時は彼氏と付き合いたてで、
余力がある日には遠出したりしていて、
一見、「リア充風」な日々を送っていました。
(体力ギリギリ、自転車操業のリア充でしたが…)

そのあたりのことも正直に話しました。

それを聞いた先生から一言。

「鬱の人はそんなに行動できないんで、鬱じゃありません
ちょっとストレスがたまっちゃったんでしょう。
睡眠導入剤を出しておきますね」

それで、終了。

え・・・
私的に、心療内科って「最後の砦」だったんだけど、
マジか。

ここでも、止めてもらえないのか

帰り道、つらくて涙が止まらなくなりました。

誰か、タオルを投げてくれ。


・仕事より命が大事


睡眠導入剤を飲めば、一応は眠れました。

でも、頭が全然働きません。
編集者なのに、文字もまともに読めなくなっていました。
(こんな人が仕事してたの恐ろしい…。笑)

いろいろやらかすし、職場で涙もでてきて、
迷惑かけっぱなし。

これは一体、誰の、何のためになってるんだろう…?
という気持ちでいっぱいでした。

有給も使い切ってしまいました。


この時、職場の先輩を飲みに誘いました。

人生の99.9%の問題は、筋トレで解決できる!』といった書籍が流行っていて(読んではいませんが)

筋肉をつければ、もしかしたら全部、大丈夫になるかもしれない
という謎の期待があり、(追い詰められて、思考回路がおかしくなってる。笑)
当時、筋トレにはまっていた先輩に話を聞こうと思ったんです。

(注:本気で弱っている人には、筋トレなどの負荷の強い運動はおすすめしません! 私のは、間違った例です。)

飲みの席で、
筋トレの話もそこそこに、自分の現状を話すことになりました。
彼氏との状況なども話しました。

先輩は、こんなことを話してくれました。

「そういう時って、どこにも逃げ道がないように思える。
自分も、人生で何度もそう思った。
でも、ないように思えても、絶対どこかに逃げ道はあるから」

また、
「自分は正直、
仕事なんてどうでもいいから、みけの命のほうがよっぽど大事だよ。
仕事なんて、他の人でもできるんだから」
とも言ってくれました。

それを聞いて、急にスコーンと抜けました。

「そりゃそうだ!!
私の命の方が、仕事より100万倍大事だわ!!
ってか、比べるまでもないわ!!」
と、我に帰りました。笑

さらに、こんなことも言われました。
「もう、全く身動きも取れない状態で休職して、ずっと家で寝ててもしょうがないよ。
それよりも、動けるうちに休んで気晴らしに出かけたりした方がいいよ」

これを聞いて、
「そんな考え方してもいいの?」
と目からウロコが落ちました。

自分は、「もう1ミリも動けない状態」にならないと、休めないと思い込んでいました。
(だから、早くそうなりたかった)

休職して、気晴らししたり、遊んだりしてもいいのか…。
もう少し、軽く考えていいのかもしれない。

視界が少し開けました。


・夢にまで見た、「医師の診断書」をゲット


その飲みの次の日、
前回とは違う心療内科に足を運びました。
彼もいっしょに来てくれました。

独立開業したてのクリニックで、新しくて綺麗な施設で、
先生も若くてソフトで話しやすい。

今度は、リア充風な日常のことは話さず、
自分が今、いかにやばいか」のみに焦点を絞って話しました。

すると、先生から、
「<鬱症状>が出ていますね」と言われました。

鬱病とまでは言えないけど、鬱症状は出ている。

この言葉を聞いた時、心の底から安心して、力が抜けました。

ずっとほしかった、「病名らしきもの」がもらえた。
あなたは「ちゃんと病気だよ」って言ってもらえた。

鬱症状に対して「レクサプロ」と、
睡眠導入のための「ルネスタ」を処方されました。

また、念願の
「医師の診断書」も書いてもらいました。

心療内科というのは、他の科とは違い、
検査して数値を測定したりするわけではないので、
正直なところ、
患者が医師に何を伝えるかで全てが決まるんだな、
と感じました。

だから、休職したいのであれば、
そのために、自分の不調を懇々(こんこん)と訴えましょう。

私の場合、「医師の診断書」をもらうためにかなり苦労しましたが、
最近休職した友人は、オンライン診療のみで診断書をもらえたそうです。

本気になれば診断書をもらう方法はたくさんあるはずなので、
お近くのクリニックなどをネットで調べてみてください。



帰りの電車の中で、意を決して彼氏に言いました。
私はもう限界だから、休職する

彼は、静かに同意しました。


週明けに、上司に話をして、
最低限の引き継ぎをして、休職に入りました。

仕事を放り出すような形になり、
みんなの視線が痛く感じて、
辛い気持ちにもなりましたが、
休職を始めてしまえば、あとはもう、全てお任せです。

お疲れ、自分

帰り道、仕事のチームのグループLINEから、
そっと退出しました。

◼️一人暮らしを手放す


・人の考えや状況は変わる


休職を開始して、ひとまず実家に身を寄せました。
家族も、以前、退院後に一時的に実家で休養した時とは違い、
温かく迎えてくれました。

ただ、前回、「早く一人暮らしに戻って」と言われたのが心に残っていて、
ここに長くいてはいけない」と思っていました。

1人ぐらしのアパートも、まだ引き払っていませんでした。

住んでいない部屋に対して、毎月家賃が発生している。
そのことを考えると不安になります。

でも、いつまで実家にいられるかわからない。
実家に荷物を運ぶとしても、引越し代がかかるし…。

ちなみに、
彼氏はこの時、どういう思考回路だったのかわかりませんが、
「一人暮らしのアパートは、そのままにしておいた方がいいと思う」と言ってました。

彼は、あのアパートに思い入れがあり、
街も気に入っていたようです。

今考えると、
じゃあ、あなたが家賃を払ってくれ」としか言いようがないのですが、笑(というか、言えばよかったんですが)
私は決断できずにいました。

実家に滞在して2ヶ月経ったころ、
母が、
「すぐ良くなるようには見えないから、アパートの家賃がもったいない。
アパートは引き払って、うちに家具をもってきなさい」
と言ってくれました。

(実家は一軒家で、他の兄たちは家を出ているので、
空き部屋が多いのです)

この時、ものすご〜く「ホッ」としました。
正直、もう一人暮らしはできる気がしなかったし、
家賃も払いたくなかったんです。

すぐに引越し業者の手配をしました。
相見積もりを出したら、以前引越しをした際より、
はるかに安く済みました。(2万円くらいだったかな?)

引越し代のことを心配して、
動き出すまでに時間がかかっていましたが、
さっさと調べればよかったです。

体調が悪い中の引越し作業はハードで、
(家族に手伝ってもらいました)
終わった後は熱を出して2週間ほど寝込みました。

でも、なんとか引っ越しが完了して、
本当に安心しました。


・「健康」以上に大事なものはない


親から「早く一人暮らしに戻って」と言われたことが、
1年以上経っていたのに、ずっとひっかかっていて、

自分から
「しばらく働けそうにないので、一人暮らしのアパートを引き払って、実家に住んでいいですか?」
と聞けませんでした。

早く聞けばよかったのに。


人の状況や考え方は、
その時その時で、
変わっていないように見えても、変わっています。

以前言われたからと言って、
「今回もそうに違いない」と思っていても、
相手の真意は違うかもしれません。


休職期間全般の感想として、
私は、
パートナーや家族、会社に対して、
自分の気持ちを
もっと早い段階で、正直に伝えて、相談するべきでした。

また、一回の話し合いで全てが解決しなくても、
何度も話してみればよかったです。

(自分的にはずっと悩んでいたことでも、
相手からすれば「寝耳に水」なので、
一度で受け入れられるとは限りません)

否定されることを恐れて、
先回りして諦めてしまい、
相手との話し合いを放棄してしまっていました。

それで、
「あの人がこう言ってくれない」
「あの人はこんなことを思っているだろう」
「だから私は休めない」
と、誰かのせいにして逃げていました。

結果、「本当に休める状態」になるまで
かなり時間がかかってしまい、
その分、自分の身体に強烈な負荷をかけてしまいました。


まず一番に優先すべきは、「自分の健康」です。

体調が悪いと、マジで何もできなくなります

誰にどう思われるとか、誰との関係がどうなるとか、
そんな自分のプライドや妄想はさっさと捨てて

「ごめんなさい。無理です。助けてください」と言って、
「自分の命のために」動きましょう


どんなにしんどい状況になっても、
人って、意外と死ねないんです。

しんどくて、起き上がるのも困難なのに、
お腹だけは空きます。

寝て、ご飯を食べるだけで、
存在するだけでお金がかかります

心配事が頭の中をかけ巡るなか、
対処することもできずに、布団の中にい続けるしかありません。
本当にキツイです。

だから、そんな状況にならないために、
月並みですが、
健康第一」なんです。

だって、不健康になっても、
人生から簡単に「脱出」させてもらえないから。

仕事もパートナーも、あなたの人生を保証してはくれません。
でも、「健康」を損なうことは、
確実に、自分の人生が一定期間失われることにつながります。

自分の「健康」は、
何をおいても、大事にしてあげなければいけません。

一生、付き合わなければいけないから。


◼️自分に合った心療内科に「転院」する


「診断書」を書いてもらった、
開業したてのクリニックに通い始めました。

最初は「優しくて良い先生だな」と思ってましたが、
徐々に違和感を持ち始めました。

「もう、鬱症状は出てないです。早く復職してください」と、
しきりに復職を勧めてくるのです。

そんなこと言われたって、
毎日のように寝込んでしまう状況は変わっておらず、
とても復職できる状態ではないし、それも伝えているんです。
(たしかに、鬱ではないかもしれないけど…。)

毎回、処方される薬の量が増えていき、
このままだと薬漬けにされるという恐怖がわいてきました。

さらに、薬や診断書を1・2週間分しか出してくれず、
遠方のクリニックまで、しょっちゅう通わなければなりません。

体調を崩して足を運べなくても、
薬をいきなりやめるのは危険なので、なんとかして行かなければなりません。
(代理で、親に行ってもらうこともありました。)

このクリニックの先生は、
目の前にいる私の状態よりも、
「開院したての状態で、誤った診察をして、自分の評価に傷がつく」ことを、とても恐れているように感じました。

(私も、フリーランスになりたての時は、
コンプライアンスなどいろんなことに過度に慎重になっていたので、
気持ちはわかるのですが…)

復職のプレッシャーをかけられるのが本当に辛く、
「このまま、同じクリニックに通い続けたほうが鬱になる」と感じました。

クリニックを変えたい。
でも、違うクリニックがいいとも限らないし、
転院の手続きなどを言い出すのも怖い…。

しばらく悩んでいましたが、
もう少し家から近くて、
心療内科の他にいろんな科を兼ねているクリニックに、
試しに一度行ってみました。

そこは、昔からある感じのクリニックで、
ゆるい雰囲気のおじさんがやっていて、
「THE 町医者」といった感じです。

「診断書? 必要なら出しますよ」といった感じで、
今通っているクリニックよりはるかにゆるそうで、
話していて安心感もあったので、
思い切ってこちらに転院を決めました。

前のクリニックに「紹介状」を書いてもらう時も、
意外と何も言われずに、思ったよりスムーズに移れました。

(先生も、「やっかいな患者がいなくなってラッキー」と思っていたのかも…。笑)


新しい「町医者」さんのほうは、
「前の病院で出していた薬がほしい」と言えば出してくれて、
「身体がよくなるまで、とにかく休みたい」と言えば、
数ヶ月分の診断書を出してくれました。

以前の先生よりも、自分のことを、
「1人の、困った立場に置かれた人間
として見てくれる感じがして、心が癒されました。

当時の自分には、
「医者としてどちらが正しいのか?」ということよりも、
とにかく休ませてくれる先生であることが一番重要でした。

(自分の体は、病院に通って改善する状態ではなかったということもあります)

結局、休職中はずっとこちらの町医者に通い、
薬も効いている感じがしなかったので、減薬していって途中で飲むのをやめ、
ひたすら「診断書」だけ書いてもらっていました。


休職をし、心や体を回復させる際には、
世間的に何が正しいのか」はどうでもいいです。

どの方法を取れば、
・体が回復する可能性があるのか
・自分が望む状況で休むことができるのか

ということが重要です。

あなたが生き延びられるなら、
何だっていいんです。


◼️休職中の過ごし方


・図書館・公園、公共施設をフル活用!


休職中は、図書館から、
常にマックスで借りられる12冊を借りていました。

当時、趣味でイラストを描いていて、いつか仕事にしたいと思っていたので、
絵やイラストの技法書を大量に借りました。

時間だけはあるので、よく、
技法書の見本を丸々一冊、描き写して練習したりしていました。

また、今の図書館の素晴らしいところは、
「オンラインで、欲しい本を最寄りの図書館に取り寄せられる」ということです。

(自治体の図書館によって違うと思うので、調べてみてください)

私は、以下の方法を取っていました。

① アマゾンで欲しい本を探す
② オンラインで、図書館にリクエストする
③ 図書館のスタッフが、他の図書館から取り寄せるか、購入するかしてくれて、最寄りの図書館にその本が届く
④  最寄りの図書館に、取り寄せられた本を借りに行く

多少時差があったり、
最寄りの図書館に行く必要がある以外は、
もはや「ほぼアマゾン」です。

技法書などは、2000円を超えるものが多いです。

これを月に30冊くらい読んでいたので、
全期間で、100万円以上の学び
図書館の本から得ました。

おかげさまで、イラストの技術はこの時期に飛躍的にアップして、
現在、イラストレーターとして活動できるまでになりました。

出版業界の片隅にいる人間としては、
本にお金を落とさなくて申し訳ないですが、
図書館さまさまです。


また、リフレッシュと運動を兼ねて、近所の公園によく散歩に行きました。

季節の花などが植えられているのが癒されて、
「こういう場所が整えられているってありがたいことだなぁ」と感じました。

住民税を払った分以上に、
公共施設はフル活用していました。


・とにかく貯金。でも、投資もすればよかったな…。


休職期間中、
実家にお世話になったので家賃負担はありませんでした。

食費は実家に入れましたが、外食もあまりしません。
(コロナ禍でした)

傷病手当金のおかげで、
働いている時よりもお金は貯まりました

先が見えない状況のなか、
貯金ができたことは、メンタルの安定上とってもありがたかったです。

長期間休職される方は、大変だとは思いますが、
実家に頼るか、会社近くから郊外に引っ越すなどして、
なるべく家賃を下げる工夫ができるといいと思います。

この時期はひたすら貯金をしていましたが、
去年からNISAで積立投資を始めた身としては、
投資にも回しとけばよかった…」と後悔しています。

当時の彼氏から、
「コロナで株価がのきなみ下がっている今のうちに、株をしこんだほうがいい」
と熱烈に勧められていたのですが、

その時期は、
数字やお金のことを考えるのがストレスに感じていたし、
投資も未経験だったので、
「今はやらない」とつっぱねていました。

当時の自分の心を守るための行動だったのでしょうがないのですが、
それでも、今となっては、こう思ってしまいます。
「投資信託に積立て投資するなら、一度設定して、後は放置しておくだけだから、
最初の下調べと設定だけを頑張ればよかった」

お金のことは、両学長の『お金の大学』がわかりやすいのでオススメです。


また、体調が整った後にやりたいことがあるなら、
自分への投資もオススメです。

あとはもう、楽しいことしましょう。笑


・鍼灸に整体。「自費診療」でも、もっと早く行けばよかった。


さっさとやっときゃよかった!話がもう一つあります。
鍼灸や整体などの施術を受けることです。

1年くらい、
仕事もせず、
毎日猫と遊んで絵を描いて、
週1で彼氏と会う。
しんどい時はすぐ寝る。
毎日、公園を散歩する。
食事は、実家の家庭料理。

これだけノンストレスで、身体にいい感じで、のんびり暮らしているのに、
一向に体調が良くなる気配が見られません。

この時、友人から鍼灸の話を聞いて、他の知人からも勧められていました。

自費診療なので、金額がちょっと辛いなと思いましたが
思い切って行ってみることにしました。
(1回6,000円くらい)

そこで言われた、衝撃的な一言。
ストレスがあまりに強すぎて、背中がバッキバキで、ひどい状態です」

えええーーーーーー

「で、でも、私はもう1年くらい休職していて、
ほとんどストレス要因がない暮らしをしてると思うんですけど。
何ででしょうか?」
と聞いてみたら、

以前のストレスが強すぎて、そのまま残っているんだと思います」
と言われました。

そんなことって、あるーーーー? 涙

でも、その施術を受けた日から、夜にスムーズに眠れるようになって、
良くなる体感があったので、
しばらく鍼灸に通うことにしました。

また、現在お世話になっている整体の先生も、
こんなことを言ってました。

整体師「僕、この仕事を15年くらいやっていてわかりました。
自己治癒力っていうのは、ウソです」

みけ(私)「…! めっちゃわかります。いくら休んでも、全然よくならないもん」

整体師「もちろん、普通の人は自己治癒力が備わっているから、休めば体はよくなります。
でも、みけさんくらいに体をこじらせまくってる人は、
休んでるだけじゃ良くならないんですよね」


私も休職中に、
とにかく休んだり、ウォーキングをしてみたり、
サプリに手を出したり、健康器具を買ってみたり、
体操してみたり、ストレッチしてみたり、
いろいろ試しました。

でも、やはり「施術料を支払って、プロの手に頼る」のが
結局、一番効果を感じています。

整体師さんは、こんなふうにも言っていました。

「世に出回っている「健康法」は、
<その人が体を壊してる理由>と<その健康法が解決する部位>が奇跡的に一致していれば、効果はあります。

でも、僕たちプロが体を触ったって、なかなかすぐに原因を突き止められないのに、
自分で不調の原因を判断するなんて不可能なんです。

万人に合った健康法なんてないんです。」

いろいろ試した身としては、本当にその通りだと思います。

「自分の体は、ただ休むだけでは回復しない領域に達している」という自覚がある方は、
こういったプロの手を借りることも重要です。

お金はかかりますが、
まずは元気にならないと、何もできませんから。

私はまだまだ不調がありますが、鍼灸・整体に通い続けて、
次のような効果を実感しています。
・腰痛が治った
・眠れるようになった
・メンタルが以前より安定した
・腱鞘炎が治った
・活動できる日が増えた
・目が開けやすくなった


鍼灸師・整体師といっても本当にピンキリですが、
通いやすい範囲で、レビューなどを調べて、
まずは一度、足を運んでみて、
ご自身にあったところを見つけることをお勧めします。


◼️休職期間終了! これからどうする?


・迷った時には、担当者以外の社員にも相談を


休職期間終了まで、あと2ヶ月くらいとなった時。

これから、どうしたらいいんだろう?
退職も検討してるけど、
もし辞めるとしたら、いつまでに決断すればいいんだろう?

当時、書類のやり取りをしていた方に
メールで質問しました。

すると、
「退職する場合は、退職届を○日(約3週間後)までに郵送してください。
その場合は、手続きなどに関して、一度、直接話しましょう。」
と返信がありました。


思ったより時間がないことに焦りました。
退職する以外に、時短とか、リモートワークとか、何か他の道もあるのかな?

あせった私は、
「ご提案いただいたとおり、会社で話をしたいので、来週伺ってもよろしいでしょうか?」と返信をしました。

すると、
担当者からピタッと返信が来なくなりました。

え、、、?

なんだろう。
忙しいのかもしれないから、
しつこく連絡しないほうがいいのかな。

もしかして、メールが届いていないのかな?

1年以上職場から離れており、
休職しているという負い目もあり、
この時、すごく心細くなってしまい、
なかなか連絡を取ることができませんでした。

自分がいた会社に、そこまで強い思い入れはありませんでしたが、
それでも、10年近く勤めた会社を、
次の目処がない状態で辞めるということに
ものすごい恐怖が湧いてきました。

何日も経って、まだ返信が来ないので、
勇気を振り絞って電話をしました。

その際、特に私が送ったメールのことには触れられず、
「それでは、会社で○日にお会いしましょう」という返事。

それ、退職届けを出す期日じゃん…。

退職の手続き以外のことは、もう話したくないのかな…。

この時、会社からパッと手を離されたような気持ちになりました。


私から、
「退職以外に、働く方法があるのかを聞きたい」
と言えなかったので、
「退職の意思が固まっている」と思われたのかもしれません。

メールの返信が来なくなったのも、
もしかしたら、こちらのメールが届かなかったのかもしれません。


真意はわかりませんが、

「なんか、もういいや・・・」

という気持ちになり、
誰にも言わずに、
夜中にこっそり退職届を書きました。

そのままポストに投函し、
退職の手続きを粛々と進めました。


後日、会社の他の人に話を聞くと、
「あの部署の対応はけっこうズサンで、自分も痛い目にあったことがある」
と聞いたり、

「うちの部署(私がもといた部署)に連絡くれればよかったのに…。できる形で続けてほしかったよ」
と言われたりしました。

休職して会社から離れていると、
担当者一人の対応が、
「会社全体の自分に対する考え」
のように思えてしまいます。

でも、そんなことはありません。

違和感を感じたら、勇気を出して、
担当者以外の人にも相談してみることをお勧めします。

◼️終わりに


最後も愚痴っぽくなってしまいましたが、
自分の場合は、結果オーライでした。


会社を辞めて、フリーランスになった今の自分のほうが、
なんとなく楽しくて、好きなんです。

私の人生は、
ほころびだらけで、
人にうらやましがられるようなことは
何もありません。

でも、
いろんなことから解放されて、
前よりずっと自由で、
時に焦ったり、時にワクワクしたりしながら、
「次は何をしようかな」といつも考えています。

体を壊すまでは、
進学校からストレートで早稲田大学に進み、
新卒で入社した会社に勤め続けて、
見事に「レール」に乗った人生でした。

「このレールから降りたら、もし病気になりでもしたら、
自分はどうなってしまうんだろう?」

私はいつも、
何も考えずに乗ってしまった電車の窓から、
身を乗り出し、
レールの外の風景に目を凝らしていました。

「そっちに行ったら絶対危ない気がする」
「でも、何があるのか見てみたい」

会社員時代の自分は、
いつもこの恐怖好奇心に引き裂かれていました。

レールから転がり落ちた今は、
先の見えないケモノ道を、
たまに、「蜂に刺された」とか言って泣きながら、
ヘンテコなお供に出会い、ふらふらと散策を楽しんでいます。


私の場合は、たまたまこんな道を歩みましたが、

誰が良かったとか悪かったとか、
何が正しかったとか間違ってたとか、
何もわからないし、
真実なんてものもありません。


ただ、
同じような迷路に迷い込んだ方が、

ズルしようが、嫌味を言われようが、どうだって良いから、

できるだけ、無理をせず、ラクに、
きちんと休んで、心と体を回復させて、
再びあなたの人生を歩めるようになることを願っています。


長文をお読みいただき、ありがとうございました。

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みけ みわ子


<退職後の話はこちら>


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