月初の恒例行事「請求書作成・送付」とオーナー氏へのお手紙
毎月の月初めに、恒例の超大事な作業がある。民泊清掃の前月分の請求書を作成して発送すること。今どきは全部ネット上で送付してお終いな人の方が圧倒的であると思う。だけどパソコン上での押印をどうするか分からないのと、どうしても紙の請求書で出したい、という(みけ子の要らない)こだわりで毎回、郵送で請求書を発送している。
いつもは、請求書本体と洗剤などの必要備品の立替分の明細、レシートと共に、手書きのちょっとした挨拶文をカードに書いて同封している。昔から好きで集めていたポストカードが大量にあって、それを無駄なく使いたいって気持ちからなの。
でも今回、民泊清掃の発注主氏(民泊施設のオーナー)にちょっと込み入った件を説明する必要があり、それの文書を作っていたらA4用紙に全6枚もの文書になってしまった💦 だから新年1回目の請求書発送は、色気も何もないA4封筒入りだった。同封文書が多くなったのは、みけ子が老眼なので大きめのフォントでプリントしたこともあるんだけど(笑)
そのオーナー氏に伝えたかった内容とは、実は宿泊したゲストからのクレームに対する、なぜその件が発生してしまったかを説明し、お詫びをするための文章だったのよ。
その人は外国からいらしたゲストさんだったが、若干民泊という宿泊施設に対する誤解も含まれており、その結果のクレームと低評価だった。その中の一つのクレームについては、みけ子の全くのミスだったのでその分は今回の請求金額から減額してお詫びとすることにした。そのミスについては、こちらからは言い訳出来ることではなかったが「なぜ今回そのような事が発生してしまったのか」の理由は説明する必要があると思った。
その外国人ゲストは韓国からの人だった。その国の人は日本に対して若干反感を持っている人も多分少なくないのだと思う。明らかなこちらのミスに重ねて書いてあるいくつかの低評価の内容は、清掃を担当するこちらや民泊のオーナー氏にとっては「そこまでの事を要求されても〜。それってちゃんとした立派なホテルに言うレベルのサービスなんじゃないの?」って内容だった。そんなクレームをどう捉えて、どんな風に今後の改善につなげるか、それともしばらくは様子見するか。
経営的な責任を取るのは民泊施設の所有者である人で、自分は単に清掃担当でしかない。実際の現場の不具合や「こうすればもっと良くなるのでは?」という提案や改善は、自分の創意工夫程度で出来る事はするが、最終的には実施するしないの判断をするのは、経営に対して全責任を負っているオーナー氏なのだ。改善にはどうしても費用がかかってしまうから。
責任も重いし、毎日判断を迫られることも多数で、実際気が休まる暇もないだろうと想像する。小さな金額をちょっとだけ動かしている「零細個人事業主」のみけ子の想像を遥かに超える、選択と判断の連続。そして毎月多額の支払いの連続なのだろう。そんな激務をこなしているオーナー氏には、全く頭が下がる思いだよ。
民泊施設を利用されるゲストさんにはお願いしたい。民泊はホテルじゃない。東京オリンピック開催での訪日客の宿泊需要の増加を考えて、これまで普通の民家だった建物を宿泊に転用した施設なの。立派な建物や良いサービス、手厚いもてなしを期待しないで欲しい。安くてとんでもなく良い物なんて、本当は存在しない。安くて良いのはそれなりのカラクリがあるのがフツーだからね。
安いのはその分どこかで安くするために無理が生じている可能性が大きい。何かと至らない点があってもそんなものだと理解して欲しいのよ。別に手を抜いている訳じゃないけど時間的な制限もある仕事だ。働く人だって限られているんだから。
そして同時にね、利用する人のマナーも冷静に見られていると言うことを忘れないで欲しいわ。
↓爽やかでインテリアに馴染みの良い色合いの、琺瑯製の蓋ものです。デスク上でレターケースにしたりが似合いますね。