選挙がある。投票に行く。民主主義の基本だ。
こんな動画を見かけた。
選挙。投票により、政治に参加する国民の代表者を選ぶ行為。自分たちは生まれた時から当たり前に保証された権利だったけど、それを当たり前にするには、先人たちの努力があったからだ。
江戸時代までは自分たちのトップは世襲で勝手に決まっていた。
明治時代は金持ちにしか選挙権はなかった。
女性にも選挙権はなかった。
たくさん納税する人や男性にしか政治に参加する権利がなかったのだ。その前の庶民はトップを選ぶなんて不可能だった。民意など世の中に反映されなかった。生まれた時から当たり前に与えられているものだと思うと、人は粗末に扱う。大事な事だなんて思えない。
うちの長女は昨年までの実家暮らしで、親の家に暮らし休みの日も特に何もせずウダウダと怠惰に過ごしていた。食べ物がある、住む家があるのが当たり前だった。就職しても週休2日が当たり前。念願のネコも飼えたし満足な毎日だったろう。だけど自分の権利に胡座をかいて、義務を果たさない。部屋や浴室の使い方が汚い。掃除もしない。家事に協力しない。選挙さえ「どうせ自分一人が投票行ったって変わらない」と斜に構えて投票に行かない。全く大馬鹿者だ。
その馬鹿者さ加減に我慢がならず、みけ子は長女とネコを家から叩き出した。独立直後に職がえをしたら収入が減り、結構困窮しているようだ。これまでの恵まれてた自分の環境を思い知っただろう。
その良い環境も、親である私ら両親が日々働き理想の住まいを実現するために努力して手に入れたものだ。それを全く気づかないままに25歳になっちゃったのか。お前は一体今まで何を見て大人になったのだ?!
選挙権は当たり前に与えられるもの。住み良い環境も生まれた時から当然なこと。それで満足なのか?それを一から築き上げてきた親の姿勢に何も学ばなかったか?
最近の投票率低下が言われ、特に若い人の低下が目立っている。生まれた時から全てが揃っていて、特に努力しなくてもそこそこの幸福感や満足感がある。ハングリー精神なんて求めるべくもない。
当たり前でなかった時のことをきちんと知ろう。今ここにあるものが先人の努力と工夫によって成し遂げられたことを自覚しよう。
そうすれば、別に自分一人が投票行かなくても何も変わらない、なんてことは言えなくなるはずだ。
福島での大きな原発事故やその後のこと。そして戦争による食糧やエネルギー危機に自分たちはどう対応するのか。今こそ政治姿勢が問われるのだ。一票の権利をきちんと行使するちゃんとした人間として生きたい。
間違った政治にはNO!
現職の疑問に感じる政治姿勢にはNO!
「1票を投じたからって全面的に信任している訳じゃない」なんてのも大馬鹿者の言うことだ。今の政治がダメなら徹底して対立候補に投票するしかない。その対立候補の政治が疑問ならば今度はまた別の人に投票すれば良いだけだ。それを考えながら繰り返す。油断していれば選挙で落選するのだ。選ばれた人だって、うかうかしてられないだろう。権力の座に長くついていると、人は変質してしまうのだ。長く一人の人間が大きな権力の座に留まってはいけない。
現在のあり方を徹底的に見直す、考え直す。現在を変えたいなら現状維持の人たちにはNOを突きつけなければ。
今日は、仙台市議会議員の選挙日だ。みけ子はすでに期日前投票を済ませた。市議って市民の生活に直接関わる人なのだ。長年支持している女性候補者は何かあって相談するとスピーディに動いてくれ、結果も丁寧に報告してくれる。そんな人ならずっと応援したいと思っている。
人は困らないと真剣に物事を考えない。そこそこハッピーで満たされていると何も行動しない人になってしまう。コンフォートゾーンから動けないと何も変化しない。
長女にも選挙に行くように数日前にメッセージした。投票に行かないならネコの餌代援助は打ち切りだよっ❗️
↓錦手の華やかな伊万里です。イギリスからの逆輸入品。貴重なお品物です。