当たり前だけど、人ってそれぞれ違うスタートラインから出発している／人生の後半、年金生活のリアル
どんな両親を持ってどんな顔かたちで性格なのか。頭の良さとか向いている事や向かないこと。生まれた場所や地域環境、そして家族構成は？何が好きでキライで、得意なことは何なのか？やりたい事は何か。
そうやってこの世に生まれて生きて死ぬ。それまでの長くも短くも感じられる時間を、人は精一杯生きていく。他所から見てダラダラ怠けているように見えても、本人には乗り越えられない事情があることだってあるのかも。成功して大満足で死を迎える人もいれば、貧しく満足に望みを叶えられずに死を迎える人もいる。犯罪を繰り返してしまう人だっている。それは生まれた時代に大きく左右されたりもあるだろう。というか、どの国のどの時代に生まれたかって結構重要かも。
だってさ、もし自分が日本の鎖国中の江戸時代や明治期の貧農の家に生まれたとしたら、こうやって自分の考えを発表したり考えて書いたりってことも全く想像さえできないことだろう。食うや食わずでは考えるどころではない。日々生き延びるだけで精一杯。文字の読み書きさえ出来なかったかも知れない。盲腸炎程度の病気や軽い怪我をしただけでも命を落とす。若くして亡くなってしまうかも知れないのだ。
「もしも自分が＊＊だったら」と様々に考える。もしも自分が誰かに「1億円もらえるのと20歳まで若返るのと、選べるとすればどっち？」と質問されたら……。「年金の現実」というYouTubeのシリーズの動画があるのだけれど、年金受給世代の高齢者へ街頭インタビューの最後の質問がこの「1億円と20歳に戻れるのと」の質問なのだ。
みけ子より少し先輩の人たちのインタビューを毎回興味深く視聴しているのだが、当然というか圧倒的に「若返りたい」と答える人が多い。ざっと観た感覚では、90〜95％程度の人がお金より年齢と答えるのだ。まぁそうかも知れないが、多分みけ子は残りの5%の方だろう。
人生これまでも色々あったしなぁ、もう十分楽しんだけど同じくらい大変だったし。これを20代からもう一回やる？そんな気分には到底なれないわ。
この動画シリーズは面白いので、まだ未見の方は一度見て欲しいと思う。
↓雰囲気のある木のスツールは四角い形が個性的で良い感じです。インテリアのポイントに。
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