2020年12月の記事一覧
マンハッタン/クロイスターズ美術館
ザ・クロイスターズは、マンハッタンの最北部フォート・トライオン・ヒルズの丘の上に建つメトロポリタン美術館の分館である。その日のうちだと、METでもらったバッヂでそのまま入館できるから、時間が取れれば行くべきだと思う。
クロイスターというのは修道院のこと。実際にフランスやスペインに有った中世の修道院を幾つかを買い取り、分解してアメリカに運び、それらを組み合わせて造られたのがこの美術館だ。中庭・展示室
マンハッタン/メトロポリタン美術館
アメリカ人はエジプトもんが好きだ。
ブルックリン美術館もメトロポリタン美術館も、エジプトもんのコレクションはすごい。おそらく本家カイロ美術館より興味深く散策できるのが、この二つの美術館のエジプト・コレクションである。
もしこの広大で無尽蔵の美術館を1~2時間くらいの予定で観られるのなら、僕はいつもエジプト・コレクションにピントを合わせなさい、と言っている。
なかでもメトロポリタン美術館のメクトラの
スタッテン島/アリス・オースティン美術館
NYCは5区に分かれている。
マンハッタン区・クイーンズ区・ブロンクス区・ブルックリン区・スタッテン区である。
いま再開発の最前線はブルックリンだ。そしてそれを.クイーンズが追う。
ブロンクスとスタッテンには、まだその波は及んでいない。とくにスタッテン島は静かなものだ。
NYCに暮らしていてもスタッテン島に行く機会は中々ないというのが現状だろう。
「行く理由がないよ」と言われれば、それまでなんだが
マンハッタン/ストランド・ブックセンター
NYCに居るときは、週に一回はストランド・ブックセンターへ顔を出す。此処は蔵書を並べると60マイルというのが自慢の古本屋だ。新刊書も取り扱っている。だからバーン&ノーブルあたりで見かけた書籍も、必ずその場で買わずに、此処をチェックすることにしている。新刊書だって20%30%オフしているからね。その差はでかい。
http://www.strandbooks.com/
ここへ最初に行ったのは、75年の
マンハッタン/ブルックリン橋
ブルックリン橋が一番美しく見えるポイントは、何と言ってもブルックリン・ハイツのプロムナードだろう。イーストリバーを挟んだ向こう側、ブルックリンク区である。
ブルックリン橋建設のドラマは、わりとそこいら中で書いたから、あえてここでは書かないけれど、ローブリング親子を中核とするその人間模様は、半端な小説よりも感動的なお話だ。目の前にその巨大な雄姿を見ていると、その建設のドラマが一世紀以上の時の壁を超え
マンハッタン/雨降りのNYCが好きだ。
雨降りのNYCが好きだ。
僕は傘が嫌いで、少しくらいの雨のときは大抵そのまま雨の中を突っ切ってしまうことにしている。ビルからビルの間。地下鉄の駅からアーケードまで。東京で暮らしていると意外に直接雨にあたる区間は短くて済んでしまうもんだから、いつの間にかそんな習慣がついてしまったのかもしれない。
NYCでも、こいつは変わらない。傘無しでウロウロと歩いている。
もちろんNYCに梅雨なんてぇものはない。