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【8/19】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『セブン殺人事件』(笹沢左保)

8月19日のウォーキングコース
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(7:55)~笹島交差点~納屋橋~伏見~栄交差点~大津通南下~若宮大通(8:38) 

 今日は珍しく曇りだったので直射日光を浴びないだけでも助かりました。いつも柳橋の辺りで目にする「インディアンズステーキ」の看板を見て思わず立ち止まってしまいました。

 これメチャ安いですね。「月曜ランチタイム」限定なのが残念ですが、今度月曜日休みの日があったら行ってみようかと思いました。

 先日、『セブン殺人事件』(笹沢左保著)を読了しました。変わった題名ですが、7つの殺人事件を収めた短編集でした。登場するのは見た目も所属も役職も性格も全く異なる二人の刑事ですが、なぜか気が合って一緒に捜査(謎解き)を行うというものです。名前もなんと「宮本」と「佐々木」という設定(笑)。この二人がバディとなって行動しますが、仮説は一致することはありません。なので最終的にはどちらかの仮説が間違えていることが謎を解いてみると判明する、という流れです。そのときも二人の間では勝った負けたにこだわらない、いい関係で終わって次の事件に向かいます(笑)。

 これって、のちに観た『相棒』シリーズの伊丹巡査部長たち(捜査一課)と右京・亀山コンビ(特命係)と一緒です。オーソドックスな推理(捜査一課)に対して、違う方向から突飛な仮説を立てて真相を究明していく(特命係)という対比ですね。こちらの方が作品的には古いんですが、『相棒』の一エピソードを読んでるような感覚でした。

 テーマや背景も比較的現代的で、意外と面白かったです。『相棒』のノベライズ本もPART20くらいまで揃えてるので久々に読んでみようかな☆

 『相棒』で思い出しましたが、坂口安吾氏著作で『安吾捕物帳』という作品があります。同じ事件を主人公の探偵「結城新十郎」と当時隠居していた「勝海舟」(安楽椅子探偵!)が謎解き合戦を行うというものです。当然、意見は相違しますが、真相は新十郎が解いた通りの結末で終わるという推理小説でした。テレビでも昔『新十郎捕物帳・快刀乱麻』というタイトルで放映してましたが、これ当時は僕も好きで毎週見てて、再放送してくれないかなって思ってましたが、噂によると原盤がないので再放送できない(!)らしいですね(*_*;


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