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【8/24】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『巨人の磯』(松本清張)

8月24日のウォーキングコース
若宮大通(17:15)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(18:10)

 今日はいつものように若宮大通から歩き始めましたが、途中でセントラルパークの「コスポポ」に寄りました。久々に朝食にベーグルサンドを食べたくなったので(^_-)-☆
 行ってみたら6個入りのベーグルは売切れてて、プレーンベーグルの2個入りしか残ってませんでした。ふと見るとまだ食べたことのない「マスカルポーネチーズ」の小分けが売られてたのでこれも買ってみました。

 先日、『巨人の磯』(松本清張)を読了しました。松本清張氏の短編作品は当然ですがどれもレベルが高いので読後感は良かったです。

・「巨人の磯」
法医学を逆用してアリバイ作りを目論みましたが、解明されてしまいます。これも刑事の地道な聞き込みによる情報が突破口になるという納得いく展開になってました。
・「礼遇の資格」
名誉職に就く主人公にタカる女性(!)が描かれてます。今でいう「パパ活女子」(いただき女子?)を見るようで思わず名誉職の立場に立ってしまいました(笑)。
・「内なる線影」
殺害の死因が不明でしたが、仮説と検証を繰り返して解決にたどり着いています。いかにも清張氏らしい作品。
・「理外の理」
売れなくなった(?)作家と編集者(出版社)の上下関係が描かれています。オーバーに言えば「雑誌の光と影」、そこから発生する殺人事件。
・「東経139度線」
清張氏のもう一つのライフワークである日本史の要素も盛り込まれてます。政務次官と同省の役人との微妙な関係性が描かれてて興味深い。

 全般的に「法医学」が解決のカギとなってて、法医学が好きな僕としては面白い作品ばかりでした。


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