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運動神経と頭の良さについて
こんばんは。
そういえば
大学時代ダンス部に所属していたのですが
挨拶はいつでも「おはようございます」でした。
業界人とかってそうだと聞きますが
なぜダンス部がおはようだったのか
不思議です。
ダンスの練習なんて大抵お早くないですからね。
お早いのは合宿中くらいです。
noteでは「こんばんは」ということが多いなと思い
そんなことを思い出しました。
今日のテーマは「頭が良い」についてです。
ただ感じたことを書くだけなので
章は切らずに進めたいと思います。
一般的な話というよりは
自分に対する自分の気づきです。
もしかしたらみんな同じなのかもしれませんが
みんなのことはわからないので私のこととして書きます。
*
私は自分が頭が良いとか悪いとか
明確にそんなことは考えていないものの
まあ悪くはないのかなと心のどこかで思っていた気がします。
ここ数年「あ。私頭良くない!」
という気づきがとてもしっくりくるなと思い。笑
「頭が良い」について考え始めたわけなのです。
*
自分で言うのもなんですが
学校の勉強はできる方でした。
勉強ができるというのもまた深掘りすると底なしですが
学校のテストはだいたい上位に入り
それなりに良い大学に受かって
というつまらなそうなプロフィールの人間です。
大学に入って2年ダブっているあたりが
ややユニークなところかと思っています👩🏻🎓
勉強に関しては高校のテストとかをよくよく思い出すと
科目によっては結構酷かったとも思うのですが
これはちゃんとやる、やらない、というのが結構はっきりしていたので、均すと隠れるくらいの感じでした。
どれも嫌いではなかったです。
ただテストとなるととにかく暗記が苦手で、
元々そういう脳が弱いのかもですが
何より暗記することへのモチベーションが著しくないのです。
モチベーションとかの問題じゃないでしょ
覚えるだけなんだから
と思われるかもしれませんが
それができないから苦手なのです。
*
英語は自分の中では最も得意な科目でした。
(正確には、体育と音楽の方が得意でした。)
ただ英語においても単語を覚えるのは苦手だったので
リーディング、ライティングからグラマーの教科書まで
全て音読して何も考えなくても口から出るようになるまで反復し
覚えるというよりも慣らすというのが勉強法でした。
受験時期は覚える単語が多いので
授業中に電子辞書についている英作文クイズみたいなもので
意味そのものというよりは文章を作るクイズをひたすら繰り返しやっていました。
あの機能には助けられました。ありがとう。
ちなみに外国語学部出身ですが専攻していたのは言語学で
言語の構造やそこから見える文化や話者の背景的なものに興味があったので
単語を覚えることは私の興味からは少し遠いところにあったのです。
世界史なんて汚い言葉を使うとクソみたいな点数しか取れませんでした。笑
未だにあんな長い世界の歴史を暗記できてる人って
本当に尊敬します。笑
覚えられなさすぎて、歴史上の人物全員と友達になれたら良いのにと考えていました。
それでも大学にあがって言語の観点で改めて世界史の断片を学ぶとすっと覚えられたわけです。
それは単純暗記というよりも
今言語というものがこういう形である理由の一部として
明確な理由をもってその内容を学んだからかなと思います。
私は、私から離れたところにあるものに対する関心が極端にないのかなと思っています。
そして意味を見出せないことに向き合えないという捻くれた性質もあり
成功させるには自分のできるだけ近くにそれを置き
更に得意にもっていくにはそれを自分の一部にするしか方法がないのです。
*
話は変わって、私はおそらく運動神経はとても良い人間です。
見たことを自分でも体現するのが得意で
できるようになるのが早く
ある程度のレベルまでそれを一気に持っていける
という感じです。
幸い幼い頃からスポーツをやっていたこともあり
それを実現する筋力や持久力も持っていました。
ピアノも割と得意だったのですが
同じように耳が良かったので暗譜が早く
ピアノの楽しみに触れられる速度が速かったのだと思っています。
そして私は黙々と自己鍛錬している時間が結構好きで
サッカーであればリフティングやパス練
バドミントンであれば基礎打ちやノック
ピアノはそれ自体が黙々とですが毎日4,5時間でも弾いていられました。
この反復練習の際に
はじめはポイントを3つだけ意識するようにします。
1つが身に付いたら次のポイント、というように
最大3つのポイントを頭に入れて反復することで
最終的には何も考えなくても体に全て染み込んでいる状態になり
試合でも咄嗟にそれができるようになるわけです。
私にとっては、ピアノも英語も全部これなのです。
考えなくて良い状態まで反復すること。
それ以外にないのです。
頭の良さでここまで上手くやってきたというよりは
体で習得することで生き抜いてきたんだなと思ったわけです。
英語が比較的得意だったのは
言語がその性質に合うものだったからなのかなと。
*
そうして頭の良さの話に戻るのですが
今私は社会人をやっていて
8年目という中堅の年次になりました。
仕事の内容柄、経験のないことを頭を使って切り拓いていく必要があり
これが私には何ともしんどいわけです。
今の仕事に必要なのは、基本的な思考方法と案件ごとの柔軟な判断になってくるわけなのですが
これまでの私のやり方でいくと
思考方法は反復で体に馴染ませるもの
案件ごとの対応はいわゆる試合経験みたいなものなのですが
思考方法が全然体に馴染んでいないので一つ一つ考え悩みながら進めるしかなく
試合は毎回ヘトヘトです。笑
体を動かしたり話したりしながら習得するのが得意であったのに対し
この思考面での習得は苦手なのだと気づき
それでもゆっくりと歩みを進めたいますが
これができる人はすぐにできるのです。
私から見ると、頭が良い人というのはそういう人です。
そんなわけで、私は頭が悪いのかなと思ったのです。
この定義で言うと
私は思考方法をいつか習得できたとしても
頭が良い人にはなれません。
自己啓発本やビジネス書が全く頭に入らないのも
そうやって習得するタイプではないからなんだと思うのですが
解決策はなるべく思考力を仕事の場以外でも繰り返し鍛錬し、反復を繰り返すしかないのだなと。
*
余談ですが
私は理系の人に惹かれる傾向があり
理系の人は私の定義で言うところの頭が良い人が多い気がしているからです。
私にはない能力に憧れているんだなと思います。
残念ながら私は頭の良い人間ではないものの
自分の性質を理解することは
自分なりのやり方を見つける第一歩かと思うので
アクションの方法が見つかったらやるのみですね。
ひとつ
私の習得の方法は反復しかないと言いましたが
それは高い領域へ持っていくときのやり方で
私の近くに持ってくるための手法は
ストーリーだと思っています。
このストーリーというものの持つ力は
記憶の分野ではそんなに珍しい話でもないと思いますが
ストーリーテリングなんて言葉も仕事でよく聞くようになり
色んなところに効いてくるすごいやつという認識なので
そのうち書きたいなと思います。
ストーリー。
ともあれ今日は以上です。
ありがとうございました。
1週間お疲れ様でした。おやすみなさい。