毎朝カレーの習慣づけ
野球で有名なイチロー選手。
朝カレーは誰でも知っている有名な話ですね。
毎朝イチロー選手がカレーを食べる理由は、
朝起きてから、試合が終わるまでの間に、
余計なストレスを感じたくないかららしいです。
毎日同じルーティーンを辿ることで、100%の準備をしているとのことです。
つまり、100%の準備をすることで、プレーしている最中の余計な不安やストレスを取り除く、イチロー選手の精神を安定させるためのメンタルコントロールの方法ですね。
今日はそんな、100%の準備の習慣についての話。
見えないストレスの蓄積
私は社会人になってすぐ、怪我をしない身体作りを知るためにヨガを運営する会社へ就職しました。
入ってみて分かったことは、
今まで毎日体を動かしたり、
大学生の時、スポーツ科学を学んでいたのに、
身体のことを全く知っていなかった。
身体の正しい使い方を知っていなかった。
という自分の無知さを痛感しました。
ヨガを始めたから、インストラクターの資格を取得するために指導をしてもらい、
毎日、練習をしました。
元々身体が固かったのと、サッカーでついてしまったアウターの筋肉のせいで、ポーズが取れず、泣きながら練習していました。
身体が正しく使えないと、ポーズがうまく取れないので確かな効果が得られません。
朝起きて1時間のレッスンを自分で行う毎日でした。
大好きなサッカーはできない事があっても楽しいのに、
ヨガをやり始め、出来ないことに対して自分自身にショックを受け
恐らくストレスが蓄積されていきました。
ヨガから解放される休みの日は社会人サッカーの試合に行っていたけれど、
1人前になるために、研修が始まってからは
せっかくの休みもレッスンを覚えるために1日取られてしまうため、
毎日ヨガと向き合う過酷な日々でした。
そんな生活の中で、小さい頃からたまに起こしていた胃痙攣が頻繁に起きるようになりました。
朝起きて、また胃痙攣になったらどうしようという不安が毎日ありました。
その時にそれを見かねた上司であり、ものすごくお世話になっていたインストラクターの先生に
0からヨガの呼吸法を教わり直しました。
ヨガの呼吸との出会い
ヨガの呼吸は腹式呼吸です。
お腹を含ませることで腸周りの臓器の硬直も和らげるのですが、深く長く呼吸を取りながらポーズをとることで、さらにポーズを深めていきます。
呼吸と共にポーズを深めることで、身体の可動域も広がり、筋肉の硬直も和らげ、
心身ともにリラックスすることができます。
それから、毎日起きてすぐは、
ベットの上で呼吸をすることにしました。
体調に不安があった前の日も、朝起きて呼吸を行うことで
自分自身に「大丈夫」という暗示をかけていたのかもしれません。
スタジオに立つようになってからも、
レッスンの1番最初に行う呼吸は、誘導しながらも自分の呼吸に100%気を向けるように意識的に行いました。
そうすることで、その後のレッスンが気持ちよく行えるのです。
ヨガを辞めた今、毎朝1時間のヨガは辞めてしまったけれど、
起きてすぐ、毎日欠かさず呼吸法だけ行っています。
そうすることが、
1日を不安なく、気持ちよく始めるための準備となっています。
100%の準備
イチロー選手の起きてから試合終了まで余計なストレスなく過ごすための100%の準備と
私の1日を気持ちよく過ごすための100の準備
やり方は違えど、
同じことだと思っています。
毎日の練習をこなす、サッカー選手も同じ。
練習を100%で行う準備は
いつ、どのように、どんなことを行っていますか。
私とイチロー選手が違う方法行っていたように、
みんながみんな、
同じことをやっていても100%の準備はできません。
練習前のアップ、
チームで行っていることは
あなたにとっての
100%の準備でしょうか。
自分だけの、100%の準備、
見つけてみてください。
次回はそんな、練習前の100%の準備の方法について
この前ピラティスというものをやってみたので
その感想を交えながら必要性を話したいと思います。
「ピラティス」
どんなイメージを持っていますか?
では、また。