今までの記事、全部消すか迷う病
私だけでしょうか。定期的に、今までの記事を全部消して、全部やり直そうか、と思うの。
私の記事はなんの法則性もテーマもない。その時の感情の動きや気まぐれや、頭の中の混沌としたアイデアがたまたま言語化できた時、それを文字起こししてきただけのもの。それはそれは「気まぐれ」なものなんです。
そんな私の超気まぐれ文章が、いつでもどこの人でも見られるようになっているこの状態が、時々すごく恥ずかしくなるんです。それに、「ライターになりたい」とか言っている割には、ライターらしからぬ文章を書いて野放しにしてしまっている気がしていて・・・。
というのもこの前、「恋愛ライター」の毒島サチコさんのインタビュー記事を読んでいたんですが、(以下要約です)「イケメンの先輩がきっかけで入った陸上部で、先輩と一緒に全国大会の横浜に行きたくて走り込みをしていた」「それがきっかけで、何かをする原動力は俗っぽいものでもいいのかなと思えた」と書いてあったっていうのがありまして。
これって「恋愛ライター」をやる人間として、ピカイチな気づきだな・・・と思ったんですよね。逆にいうと、「恋愛体質」っていうアイデンティティを、うまいこと自分の執筆だったり、もっというとキャリアの主軸に置くのってこういうことなんだな、と。
一方で、私って「何ライター」なのかな?って思って。「ライターになりたい奴」として、今まで何を世の中に残してこれたか?と思って。
もちろん特に主題を決めずに、「混沌整理ダイアリー」でもいいと思うんですけど、それじゃ、どこかの誰かに私の書く記事が必要とされる日はこないと思うんです。毒島さんみたいに、自分らしさをうまく落とし込んで、唯一無二の価値あるものにする。それは、「私の文章が他人に必要とされるため」に欠かせないことであると思います。つまりは、文章を書くことを仕事にするのならば、欠かせないことだと。
優柔不断だし、何か一つに決めるのがニガテ。なんでも面白そうと思ったら手を広げちゃう分、一つ一つが浅い。そんな感じで生きているので、「頭の中の混沌」が発生してしまっています。それをただ思いつきで整理するのではなくて、やっぱり主題やテーマを設定して書くこと、またはジャンル分けすること、が必要だという気がしてきました。
今気がつけただけいいかなと思って、今回からはテーマを持った記事を書いていこうと思います。それはそれで楽しみです。
とりあえず、全消しはやっぱり撤回。これまでの記事もそれはそれで「混沌ダイヤリー」としてしばらくは残して、時々読んで可愛がってやろうかなと思います。ちょっと恥ずかしいけどね。
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