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誤植を探せ! 実例でチャレンジ🕵️‍♀️📘


こんにちは!
三笠書房の5年生編集者です!

突然ですが、編集者の仕事のひとつに「校正校閲」(誤字や脱字などをチェックすること)があります!😃📚

編集者の仕事というと、真っ先に校正を思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか😳📝

2016年に話題を呼んだ『校閲ガール』の影響もあるかもしれませんね👩‍🎓✨


もしくは、他に何をしているのかよくわからない職業だからかもしれません😂😂


◆校正校閲の「舞台裏」を探る📚🔍

実際には校正は、編集者の仕事のほんの一部で、校正を専門とする「校正者」という職業は別に存在しています。

とはいえ、刊行後に誤植が見つかったら……、

最終的には、担当編集者の責任になるため、私たちも、目を皿のようにして誤植をチェックします😂👀

特に、本の戸籍とも呼ばれる「奥付」(必ず巻末に載っています!)は重要で、

ここで誤植を出すと
一発で回収沙汰に😅😅


自慢ではありませんが、私は今のところ誤植を1点も出したことがありません✨✨


実際には、運良く見つかっていないだけかも……笑

というわけで、僕の担当本から絶対に探そうとしないでくださいね😂😂


◆誤植を探せ!実例でチャレンジ🕵️‍♀️📘

さて、ここで最近、私があやうく見落としそうになった誤植をご紹介します。ゲラはこちら!!

校正校閲の難しさを体験してみてください✨


ここに、見落としてはいけない誤植が……😱😱笑

──気がつきましたか??

このように赤字を入れます☺️


正解は、「七十億」ではなく「八十億」でした!!

国連によると、2022年11月に世界人口は80億人を突破しています。

長らく続いた「世界人口=70億人」の常識からアップデートできていなければ、この誤植は見落としてしまうことに……😓😓


◆誤字脱字だけじゃない!誤植の世界🌍📖

実はもう1点、
見落とせない誤植があります。


どこだかわかりますか……??

これも気がついた人はスゴい😳😳


仮に一つ1秒で数えるとすると、70億秒(=約220年)かかってしまいます😲⏳

……とても数えられる数字ではありませんね😅😅

ただ、文脈を活かしたかったので、あえてカッコつきで「たったの八十億」としました!


◆おわりに──編集者の誤植探し奮闘記

このように、誤植は、誤字脱字に限らず、事実誤認や矛盾なども含まれます🧐

今回は誤植を前提に挑戦していただきましたが、実際には、一冊250ページ前後のどこに誤植が潜んでいるかわからないため、気が抜けません😅😅

実際、「誤植が一つもない本はない」と言われるほど、完璧に点検するのは難しいのです。

達人には、誤植の箇所が恥ずかしそうにしているように見えるそうですが、私はしばらくその域には達しそうもありません笑

というわけで、私の担当書籍から、くれぐれも誤植探ししないでくださいね😂📚✨


◆Twitterもやってます!


(編集部 中西航大)

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