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人生の課題が執着だと気付いて執着に執着しそうな自分がいる

どうして?どうして誰も柿の種は亀田もいいけど三幸はもっといいよって教えてくれなかったんだろう?
柿の種と切なさと心強さを抱えて、今日も生きております。

早速本題、皆さん人生でうまくいかない事やトラブルが重なったりした経験はあるだろうか?しかも割りと同じパターンで。
私はここ数年うまくいかない事ばかりである。
そういった時、皆さんはどう捉えますか?

何で自分だけ??
運気が悪いのか?
自分は不幸だ!
何でもいいから早く抜け出したい!!!!

こんな感じだろうか?
私はこう考える。
これは人生の学びだ、なんかスッゲー学ばされてるぞ。
そして、当然その学びがなんなのか必死で考える。でもそう簡単には見つからない。なんとなくこういうことかなって答えを見つけるとすかさず「はい、ちがーう」と同じように苦しむ出来事がやってくる。そんな繰り返し。
これ、ヤバイな。学びを完全に習得しないと抜け出せないやつ。
私は必死にうまくいかなかった事の共通点を探した。
それがタイトルの通り「執着」だった。
うまくいってなくて、かつ自分の努力だけではどうにも出来ないことを上手く行かせようと必死になった。そして、私は多くの時間とエネルギーを使ってしまっていた。結局、何もうまくいってない…。。

少し話は代わるが鷹の爪団の作者FROGMANさんをご存じだろうか?私は一度話を聞きに講演会?のようなものに行ったことがある。話の内容はうろ覚えだから違っていたら申し訳ないが、FROGMANさんは確かそもそも映画を撮りたかった。で、助監督からスタートしたけどうまく行かず一回田舎に帰ったそうな。でも何か創作をしたいと1人でできることをしようとアニメ制作を始めた。エログロ、ナンセンスが受けるときいて自分にはエログロは無理だからナンセンスでいこうと鷹の爪団が誕生したと言うわけだ。
その時はへ~くらいにしか思わなかったけど、これって今の学びのすっごいヒントじゃない!?と気が付いてしまった。

他人の人生を使って申し訳ないがFROGMANさんがもし執着したら…という想定をしてみよう。
まず映画を制作することに執着し、金にならない助監督の仕事にしがみつく。家族を食べさせなきゃいけないからバイトとかもしながらいっぱいいっぱいの生活。現実に押し潰され夢挫折。失礼ながらこんな感じだろうか。
でも、現実のFROGMANさんは柔軟だ。映画で一旦挫折しても創作活動がしたいという本来の目的に立ち返り、ぶれなかった。そして、別手段でチャレンジして最終的に鷹の爪団で映画監督もして映画を撮っている!そう考えると私の場合は、叶えることに執着して途中で本来の目的を見失ったんだ

なーんだ、じゃあ執着なんていらないよね~とぽいっと捨てられると思ってた。しかし、頭では理解しても心が追い付かない。でも、でもうまくいかせたい!叶えたい!と自分の願いに対する執着を捨てるのに苦労した。
え?そもそも執着って何?違う、違う、私のは執着じゃなくて情熱だって!
執着を手放すってどういうこと?諦めるってこと!?そんなの自分に嘘ついてるじゃん!もはや、頭の中は執着の事でいっぱいだ。

"執着、執着、執着、執着、
執着、執着、執着、執着、
しょーこう、しょこ、しょこ、
執着、執着、執着、執着、
しょーこう、しょこ、しょこ
執着、しょこ、しょこ、執着、しょーこう"

…だめだ、何故か麻原彰晃までjoinしてきて
執着と彰晃マーチのコラボになってしまった。

冷静になれ、私。さあ、分析していくぞ。


まずは、

執着と情熱の違い

  • 情熱とは…願いが叶った後の事を想像しながら目的に熱意を燃やしている状態。叶った後の幸せを感じてポジティブな感情をもっている。可能性は無限。

  • 執着とは…願いが叶うことに強いこだわりをもっている状態。叶わなかったら幸せじゃないとネガティブな感情をもっている。可能性が狭まる。

手放しと諦めの違い

  • 手放しとは…委ねるということ。流れに身を任せコントロールしようとするのをやめる。本来の目的に意識をフォーカスして自分の目の前のことに集中するのがよい。

  • 諦めとは…可能性をゼロにすること。違う目的を見つけるとよい。

上記はあくまで私の勝手な分析としてみてほしい。きっと私は情熱が執着に変化してたんだな。そして、無理に諦めようとして苦しんだのだろう。
なんかしっくりきたぞ。良い兆候だ。
おっと、締めに入る前に脱線するがこれだけは伝えさせてほしい。

例に出したように私は自分が興味のある著名人の話を聞きに行くことが多い。これが中々いいので皆さんにお勧めしたい。例えば行定勲監督、これからの映画はデジタルの世界だというテーマなのにフィルムへの未練駄々漏れで、映画愛が凄く伝わってきた。私ももれなく映画愛が駄々漏れとなり、映画学校へ通うきっかけとなった。
強烈だったのはオノ・ヨーコさん。「私とジョンはね、私たちがセックスしたら世界は平和になると思ってたのよ。何も変わらなかったけどね、ハッハッハ」と会場でただ1人爆笑していた。聴講者たちはね、もうシーンというかツーンくらいの静けさ。いや、でもあれくらい自由で良いんだなって背中押された気がして自分の夢や目標と真っ直ぐに向き合えたな。
かなり脱線したけど、案外、自分の人生を変えるきっかけとなるかもなので、行かれたことのない方はぜひ、ぜひ。

さあ、締めと参りましょう。

今、苦しみのループの真っ只中にいるそこのあなた!
あなたの学びはなんですか?そこを疎かにして前進すると事態は悪化の一途ですぞ。しっかり自分と向き合ってください。

そして私は自分の望む人生を生きている自分を想像しながら、希望に胸いっぱいで目の前のことに集中しよう。

共に幸せな自分を目指してゆっくり前に進みましょうぞ!

ほなの。


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